記憶喪失の冒険者、ウ・オーをパーティに加え探索を続けるディン。 右も左も判らぬ海底を探索するも、なかなか手応えを感じない日々が続く。 「本当にお宝なんて眠ってんのか…いや、まだまだ探索は始まったばかりだぜ、な！」 「う〜〜♪」 未開の地域を突き進むディンとウ・オーの前に新たなモンスター達が現れる。 「おっとこっからはおれの仕事だぜ…危ねえから下がってな」 「う〜〜」 「なんだ？お前も戦うってのか？」 「おーっ」 「おもしれえ…じゃあいっちょお手並み拝見とさせてもらうぞ…！いくぜ！！」

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

ここ、最先端探索拠点を越えてしまえば、そこはもう未開の海だ。
ディン達のような探索者たちがどんどん先へ進めば、
後々海底探索協会が、このような拠点を設けていくのだろう。

この先はどんな危険が待ち受けていても不思議ではない。
誰も踏み入れたことのない場所なのだ。
準備を怠らず、慎重に進むといい。

どのような生き物が居るのか、どのような未知が、はたまた宝が眠っているのか。
それはこの先へ自ら進んでいく者にしかわからないのだろう。

海は、まだまだ先へと広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

ディンは周辺を探索…………。

怒りイカ焼きを手に入れた！

ディンは体力を訓練した。
ディンは体力を訓練した。
ディンは敏捷を訓練した。
ディンは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ディンは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

目的の決定