通信記録 - ３日目

	ナイン
	「こちらナイン、聞こえますか？」

	このえ
	「ああ、大丈夫だ。あれから何かあったか？」

	ナイン
	「二人の女性と接触、どちらも協力できそうな人…」

	シエル
	「どんな子なの？かわいい？」

	ナイン
	「かわいいと思う、けど…今回は映像を用意してない…」

	シエル
	「えー…」

	ナイン
	「片方からはそんな装備で大丈夫か？と言われた…」

	シエル
	「大丈夫だ、問題ない。ぽろりもあるわよ」

	ナイン
	「……同じような事言ってる。あの子も、海といえばハプニングって…」

	このえ
	「……ま、ワンボタンで外れる構造だしな。そういう事もあるかもしれん」

	シエル
	「そういうのも楽しめばいいんじゃないかしら？」

	ナイン
	「なるほど、機会があれば…楽しんでみる……」

	このえ
	「それで、他には何かあったか？」

	ナイン
	「また、ボトルを拾った…」

	シエル
	「中身は？」

	ナイン
	「今回は手紙だけが２つ、ラムネが入ってたのが１つ…」

そう言ってカメラを調整して二人に見えるようにする

	このえ
	「ラムネは…捨てておくべきだな。毒物の可能性もあるだろう」

	シエル
	「ナインや私なら食べても大丈夫そうだけどねぇ？」

	ナイン
	「念のため、もっとく。でも、食べない…」

	このえ
	「それも悪くない判断だろう。それで…手紙の中身は？」

一枚目の手紙を広げる

	ナイン
	「一つは…危ない人。兵器を探してるって…」

	シエル
	「ふふ。面白い運の持ち主よね、その手紙があなたに届くなんて」

	このえ
	「名前を覚えておいて、接触しないようにするのが良いだろう」

	ナイン
	「では、そのように…。もう一人は…情報交換がしたいみたい」

二枚目の手紙を広げて内容を読み上げる

	このえ
	「そっちは連絡しても良さそうだが…」

	シエル
	「ひとまず保留で、何かで接触したときにでも話せばいいと思うわ」

	ナイン
	「……なら、そうする…。報告することはこれくらい、かな…」

	このえ
	「なら、また明日だな。おやすみ」

	シエル
	「それじゃ、おやすみなさい」

	ナイン
	「ええ、また明日…おやすみなさい…」

────通信終了後

	このえ
	「この通信方法ではたまにノイズが入るな」

	シエル
	「そうねぇ、何か改良したほうがいいのかしら？」

	このえ
	「善処してみる。まあ、声がヘンに聞こえる程度だから問題はないんだが…」

	シエル
	「誤字みたいなものだしねぇ…」

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

ナインは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたナインは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

ナインは周辺を探索…………。

ナマコを手に入れた！

ナインはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナインはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナインはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナインはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナインはTGシェルボックス(低)を購入した。

ナインは敏捷を訓練した。
ナインは敏捷を訓練した。
ナインは敏捷を訓練した。
ナインは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ナインは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

目的の決定