ゴボゴボ、と水の中を進む音とともにかすかに聞こえる探索者たちと思われる人物らの声が周囲の静けさを物語っている。

「第3回！なのである！」

「……よし、今回こそ誰もいないであるな。前回みたいなことはもうごめんなのであるからして、少し離れたところから記録を始めるのである。」

「ついさっき我輩たちは遺跡探索に足を踏み入れたわけなのであるが……思っていたより探索者は多いみたいである。」

「それにここはお上の目の届かない深海世界、海賊行為も風の噂……いや波の噂に聞いているのである。」

「志は様々であるが同じ探索者、なるべく……」 どこからかピーピーッ、といった電子音ののちノイズの入った誰ともわからない声が聞こえてくる

『おい、ハウンド聞こえるか、私だ。定期連絡を行うぞ。』

「げげぇ、もうそんな時間であるか。今日誌の記録を録っていたところであるのに……なんで毎度毎度こうも邪魔がブツブツ」

「ん？いやなら別にいいんだが。そのかわり、貴様の大事な依頼人の郵便受けには依頼完遂ではなく受取人不在の通知が届くことになるが……」

「だーっ、もう！やるである、やるであるよ！」

『それでいい。ではハウンド、どうだ様子は？』

「……まだこちら探索を開始して数日かそこらである。未だ我輩の身体も水中での動きに慣れないでいるのである。」

『ふむ、そうか。では水中世界に慣れたころには貴様の魔法は発動可能か？』

「それはどうであるか……アレも手に入れていないであるし、なにより我輩の負った傷もあって、発動の目途はたっていないのである。」

『……そうか、そうだったな。まぁ急ぐことはない、』

ネイビーはアイテムNo.5 海ブドウ を使用した。

器用が3上がった！

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

ネイビーは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたネイビーは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

ネイビーは周辺を探索…………。

焼き魚を手に入れた！

ネイビーはTGシェルボックス(低)を購入した。

ネイビーはTGシェルボックス(低)を購入した。

ネイビーはTGシェルボックス(低)を購入した。

ネイビーはSSシェルボックス(低)を購入した。

ネイビーはSSシェルボックス(低)を購入した。

ネイビーは体力を訓練した。
ネイビーは体力を訓練した。
ネイビーは精神を訓練した。
ネイビーは精神を訓練した。
ネイビーは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

ネイビーはアイテムNo.8 バンシークライを私有化！

目的の決定