この世には数多の世界がある。かつて私が住んでいた世界に、多くの異邦人が《門》を介して訪れたように、何らかの理由で異なる世界の住人が交わることは珍しくない。 　全体からすると一握りとはいえ、その中には己の意志をもって次元を渡れる者も存在する。 　たとえば、元の世界で《上位》と呼ばれる、世界の管理を担う者たちの力の一端を手に入れ、異なる世界への移動手段を手に入れた私のように。 　たとえば、すでに異世界へのアクセスが体系化された世界を出自とし、その技術を利用して時空を巡る“彼女”のように。 　長く生きているが、それでも私は記憶を違えることはない。この地で見かけた『ユーリエ』という少女は、まさしく私の世界で活動していた次元の渡航者だ。 　当時、私は表舞台に立つことなく過ごしていたが、名のある冒険者については把握していた。たしか『アーマード』という男とともに、彼女は冒険者として功績を上げていたはずだ。 　同世界にいた人物を見つけて、親近感が湧いた——というわけではない。だが元の世界で、彼女に十分な実力があることは知っている。本来の力が阻害されるこの海では、一応の保険として彼女を利用するのも悪くないだろう。

——そんなこと言っちゃって。本当はひとが恋しいだけなんでしょ？

	ダアト
	「…………相変わらず、お前は間抜けな思考しかできないのだな」

——なんだかんだ言って、ダアトは寂しがり屋だもんねー？

	ダアト
	「……………………」

——わー！？　ちょっと待って私を消そうとしないでよっ！？

	ダアト
	「……下らない戯言をまた続けたら、今度は本気で消すぞ」

——はいはい。まったく、横暴なんだから……。 ​

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

ダアトは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたダアトは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

ダアトは周辺を探索…………。

テリワカメを手に入れた！

ダアトはSSシェルボックス(低)を購入した。

ダアトはSSシェルボックス(低)を購入した。

ダアトはSSシェルボックス(低)を購入した。

ダアトはSSシェルボックス(低)を購入した。

ダアトはSSシェルボックス(低)を購入した。

ダアトは器用を訓練した。
ダアトは器用を訓練した。
ダアトは器用を訓練した。
ダアトは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ダアトは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

増魔の指輪 に 物攻力強化 を実行！
増魔の指輪 の 物理攻撃力 を 3回強化した。
装備名を 増魔の指輪 に変更！

闇の加護 に 物攻力強化 を実行！
闇の加護 の 物理攻撃力 を 3回強化した。
装備名を 闇の加護 に変更！

ゴーグル に 物攻力強化 を実行！
ゴーグル の 物理攻撃力 を 4回強化した。
装備名を 深淵なる叡智 に変更！

ダアトはアイテムNo.10 クロールを私有化！

ダアトはアイテムNo.11 スイムアップを私有化！

ダアトはアイテムNo.12 ガードケアを私有化！

目的の決定