ユーロイは好奇心のまま知り合った少女と海底世界を探索することになる。するとどうしてか、自分のボディが思う通りに動かなくなっていることに気が付いた。関節部が妙にこわばっていたり、小さな音にも過剰に反応したりした。やがて、ユーロイはこれを「緊張」という反応だと思った。そして、自分が途方もなく恥ずかしい存在だと思った。なぜ、「緊張」してしまうのだろう？　本来の自分ならもう少し違っていたし、全然、うまくやれたのに。それが余計にうまくいかず、体の中の歯車が空回りしているように感じるばかりなのだ。きっと、別の人なら、そんな風に思わないのだろうと、そう思った。アイリーンだって・・・。・・・！その時、ユーロイは前方への注意を怠っていた、前方注意の警報がマイクに入ったのに、気づかないほどに。瞬間、ユーロイは海底にある岩壁に激突した。 「震えている。」 「ええ、なんだか、緊張してるみたい・・・。ごめんね・・・かっこ悪いよね。」 「どうして？」 「それはね、ユーロイ。　あなたを、初めて、＜迎える＞から」 「・・・アイリーン？」 　目が覚めると、同行者の少女（と、少女と一緒にいる生き物？）が、あきれた様子でユーロイを覗き込んでいた。・・・初めてのことは緊張するものなのだと思った。今まで自分と同じくらいのひとが周りにいなかったからだったと理解した。それよりも今は、先ほどのメモリについて考えを巡らせる必要があるように感じ、それどころではなくなった。 （20161127）

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

ユーロイは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたユーロイは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

ユーロイは周辺を探索…………。

焼き魚を手に入れた！

ユーロイは【味HP○%以下】を購入した。

ユーロイは体力を訓練した。
ユーロイは器用を訓練した。
ユーロイは精神を訓練した。
ユーロイは器用を訓練した。
ユーロイは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

ドリームキャッチャー に 命中力強化 を実行！
ドリームキャッチャー の 物理命中、魔導命中 を 1回強化した。

ダイバースーツ に 命中力強化 を実行！
ダイバースーツ の 物理命中、魔導命中 を 1回強化した。

目的の決定