ほどなくして遺跡に到着した。海底にあるというものの荒廃はそれほどでもなく、ひとまずは安全に探索できそうだ。 「おー、こうして見るとでっけぇな。何なんだここは」 「さぁ。聞いた話では協会もここが何かはわかっていないそうですが……」 「そうか。だからこうして探索者とやらを募っていたんだな、なるほど」 充満する危険な雰囲気をよそに緊張感のない会話を続けていると、内部から突如として何者かが飛び出してきた。 「おっと……これは」 「戦闘、だろうな」 互いに武器を取り出し、その先を見据える——。 「え、ここではバカンスできないんですかッ！！」 遺跡にはびこる「マイケル」という珍妙な存在を説得(物理)し、ようやく中に入ろうかとしたその時だった。 「待ってくれ、私を置いていくな二人とも」 身なりのいい老紳士が、息を切らしてこちらに向かってきたのだ。 ダモス・ヌレスケス、通称「濡れ透け伯爵」。協会への道案内や文月の救助を経て知り合った男だ。 「……年寄りを走らせるものじゃないよ、全く。お陰で全身汗だくだ」 「こちらも急いでいたもので……申し訳ない」 縁あって3人で行動することを決めた仲でもあったのだが、連絡手段の不備か何かで集合が遅れてしまったのだ。 「……いったん戻ってバカンスでもしないか？ いや、させてくれ。ここまで来るのに相当疲れた」 「よし、じゃあ戻るか」 本音を言えばさらに探索へと向かいたいところであったが、二対一なうえこの一件で悪いのは間違いなく私だ。 「その上私の目的は他ならぬ濡れs……いや何でもない」 「おい待て今この爺さんなんか言ったぞ」 「気のせいではないかね？」 「……ひとまず、ビーチでコーヒーでも用意しますよ」 他愛無い会話を交わしつつ、我々は遺跡を後にした。

LeonはアイテムNo.8 シェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

バカンス

青く輝く海ッ！
申し訳程度に残った陸地の真っ白い砂浜ッ！
キンキンキラキラと照りつける太陽ッ！！！

そう、ここはバカンスにピッタリ夢の世界、テリメイン！
水着の美男美女ッ！
トロピカルな熱帯魚と珊瑚礁ッ！

さあ心ゆくまで羽を伸ばし、
この穏やかなる海セルリアンを全力で堪能するのだッ！

しかし注意せよッ！　穏やかな海域とはいえ、未知なる生物が居ないとも限らないッ！
そんな障害なんぞ乗り越え、全力でバカンス出来る、
Leonのユートピアを今こそ探し出すのだッ！

暖かな海、緩やかな潮の流れ、色とりどりの魚たちッ！
まだまだこの海は、バカンス出来る場所がありそうだッ！

Leonは周辺を探索…………。

SSシェルボックス（低）を手に入れた！

LeonはSSシェルボックス(低)を購入した。

LeonはSSシェルボックス(低)を購入した。

LeonはTGシェルボックス(低)を購入した。

LeonはTGシェルボックス(低)を購入した。

LeonはTGシェルボックス(低)を購入した。

LeonはアイテムNo.3 ブレス と、アイテムNo.9 ヒール を合成！

Leonは体力を訓練した。
Leonは精神を訓練した。
Leonは精神を訓練した。
Leonは体力を訓練した。
Leonは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

歪んだ五芒星 に 物防力強化 を実行！
歪んだ五芒星 の 物理防御力 を 1回強化した。

真実の幻影 に 魔防力強化 を実行！
真実の幻影 の 魔導防御力 を 1回強化した。

LeonはアイテムNo.11 ブレスケアを私有化！

目的の決定