両手の手甲の指先の内側から、金属を軽く叩く音がする 指の触手化だけはほとんど自分でコントロール出来ないが、思った通り手甲をはめて強引に抑え込んでしまえば勝手に伸びることは無くなった。 指先の部分は改造し、留め金で着脱可能なようにしてあり、指先だけを外して戦闘時にのみ触手化させて使えるようにしてある。 これでひとまず人前に行っても気概を加えることは無くなったと思う。 海で入手したものを他の人と物々交換したりするのもいいかもしれない。 少しは状況が落ち着いたので、もう少し自分の現状を考えてみる。 昨日見た通り、自分の中には何かがいる。 自分と紐でつながった球体が身体の中に潜り込んで行ってから、指に異常が起こった。 あの球体が原因なのは間違いない。 また身体の外に出て来たときにあの紐を千切ってしまえば解決するだろうか。 それから、自分はそもそももっと別の場所にいたような気がするがよく思い出せない。 それはずっと昔の事のような気がするし、気が付いたときにはこの海の中にいた。 指が勝手に伸びてしまうところからして、もしかすると全身が勝手に動かされていたのではないか、あの球体に。

パティはアイテムNo.8 シェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

パティは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたパティは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

パティは周辺を探索…………。

焼き魚を手に入れた！

パティはTGシェルボックス(低)を購入した。

パティはTGシェルボックス(低)を購入した。

パティはTGシェルボックス(低)を購入した。

パティはTGシェルボックス(低)を購入した。

パティはTGシェルボックス(低)を購入した。

パティは魔力を訓練した。
パティは魔力を訓練した。
パティは魔力を訓練した。
パティは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
パティは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

蒸留水 に 魔導力強化 を実行！
蒸留水 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。
装備名を 本体 に変更！

ガントレット に 魔導力強化 を実行！
ガントレット の 魔導攻撃力 を 1回強化した。
装備名を 硬化 に変更！

重盾 に 魔導力強化 を実行！
重盾 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。
装備名を ガントレット に変更！

パティはアイテムNo.4 マジックブラストを私有化！

パティはアイテムNo.5 マジックアローを私有化！

スキルNo.1 マジックアロー をアイテムNo.9 魔攻 で改造！
スキルNo.1 マジックアロー に 魔攻 を付加！

マジックアロー に 消化不良 と名付けた！

目的の決定