揺れる光に別れを告げ、目的地へと沈んでいく。 ここは海底遺跡、少々狭いことを除けば暗がりが心地よい場所だ。 ここならば声の反響だけで距離をつかむに足りるだろう。 彼らと同じ視界を得られるメガネをしまい込み、かつてのように音で探っていく。 メガネをくれた彼の元へもこんな風にかんたんに、声が届けばどんなに素晴らしいことか。 また声を交わせれば、彼ともう一度会うことが出来れば、 だが思いを乗せた声に返すのは無機物ばかり、壁と漂う物体のみか。 ……いや、柔らかな反応が、一つ。これが協会で言っていた魔物か、それとも海賊か。 どちらにせよ邪魔立てするならば抗うのみ、争いや狩りとは無縁ではあったがやり遂げねばすまぬのだ。 道を阻む柔らかな者へ叩きつけろと鱗が蠢いた。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

スピラは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたスピラは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

スピラは周辺を探索…………。

酢の物を手に入れた！

スピラはSSシェルボックス(低)を購入した。

スピラはTGシェルボックス(低)を購入した。

スピラはSSシェルボックス(低)を購入した。

スピラはTGシェルボックス(低)を購入した。

スピラは体力を訓練した。
スピラは体力を訓練した。
スピラは敏捷を訓練した。
スピラは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
スピラは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

鱗刃 に 物攻力強化 を実行！
鱗刃 の 物理攻撃力 を 1回強化した。

鉄鱗 に 魔防力強化 を実行！
鉄鱗 の 魔導防御力 を 1回強化した。

深海鉱物 に 物防力強化 を実行！
深海鉱物 の 物理防御力 を 1回強化した。

目的の決定