「え、何？　仕事するなっていうやつ？」 　何を言い出すかと思えばバカンスだなんて。 　アナタがいると仕事取られてなくなるんで、とでも言いたいんだろうか。 　怪訝な顔をしているであろうアタシに対し、男は「ちょっと違います」と顔の前で手を左右に振った。 「厳密に言えば、バカンス自体は依頼じゃないんですよ。報酬の前払いと言いますか」 「へえ？」 　アタシは顎を動かして先を促す。 　男は穏やかな笑みを湛えたまま言葉を続けた。 「依頼に対し要求する報酬はその時の気分次第——そう、アナタのことを聞いています。 　時には依頼人が気に入ったからというだけで、タダ同然の仕事をすることもあると」 「金があって困るこたーないけど、ありすぎても使い所が思い浮かばないしねえ」 　僅かに苦笑いを浮かべると、男は「そうでしょうね」と一つ肯く。 「アナタへの依頼はあっても、アナタの気に入る報酬をピンポイントで提示出来るかっていうとそう上手くはいかないですし。 　それなら報酬を選んで手にできる機会を提供するので、アナタに選んでもらう、というのはどうだろうと」 「……なるほどね」 　悪くない策だ。よっぽど、その依頼とやらを受けて欲しいらしい。 「ただ、そんな機会の中で報酬として欲しいモノが見つからなかったらどうする？」 「その場合は依頼も断ってもらって構いません」 　アタシの質問にあっさりとそう返答してから、男はずっと細めていた目を僅かに見開いた。 「……そうはならないと思いますけどね？」 「——」 　その瞳の奥に垣間見えた表情の色に、何か底知れないものを覚えた。 　指の先から一瞬で全身に伝播する感覚、戦慄。 　今までに関わったことのない人種、であるような気がした。 　だけど、ある意味ではアタシのことをよく調べているともいえる。 「オーケイ、その条件でいいだろう。 　ちなみにその肝心の依頼ってのは何なの？」 「僕のクライアントを殺してください」 　問いに対し、男はこともなげにそう答えた。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

アレシアは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

アレシアはSSシェルボックス(低)を購入した。

アレシアはSSシェルボックス(低)を購入した。

アレシアはSSシェルボックス(低)を購入した。

アレシアはTGシェルボックス(低)を購入した。

アレシアはTGシェルボックス(低)を購入した。

アレシアは敏捷を訓練した。
アレシアは敏捷を訓練した。
アレシアは敏捷を訓練した。
アレシアは敏捷を訓練した。
アレシアは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

柄だけの短刀 に 物攻力強化 を実行！
柄だけの短刀 の 物理攻撃力 を 2回強化した。

ホルターネックビキニ に 回避力強化 を実行！
ホルターネックビキニ の 物理回避、魔導回避 を 2回強化した。

アレシアはアイテムNo.8 ドルフィンキックを私有化！

目的の決定