紅き武者——紅神丸は次の瞬間に水中へと没した。 「……！？」 ——先程まで荒野に居た筈。 そう驚く暇など無かった。追っていた仇が、遠くの空に光の尾を引いて去って行くのが見えたのだ。 追わねばと水を掻いた時、紅神丸の纏い手であるカブキは異変に気づいた。 「——重い……！！」 テリメインの海域では一部を除き魔力が遮断される。 カブキには知る由も無いが、大鎧と呼ばれる彼女の世界の遺産は纏い手の魔力を動力源としていた。（動かせるのは資質であると考えられている） ——即ち、テリメインの海中で紅神丸は役に立たず。もがき、辛うじて沈まずにいられる今が奇跡的であった。 カブキは仇の追跡を一時諦めると近くの浮島を目指す。彼女の望みは仇の討伐であり殉死ではないのだ。 しかし、しかしと仇の消えた空を最後に睨む。 「おのれ、シャドウ——！！」 ——尚、仇の名はシャラムである。 —————— ———— —— そして、試験を無事に終えたカブキは最後の説明を受け、決して薄くない説明書——彼女が覚え切れなかった分である——を貰って解放された。 もどかしい一時ではあったが、他国に入るとはこう言う事であるとは、彼女も理解している。 「さて——」 と、周囲に視線を走らせ、同行者を探した。 カブキと同じく、人を探してこの国にやってきたという者達。不思議と馬があったので、目的を見つけるまではと同行を約束していた。恐らく、彼らももう手続きを済ませただろう。 彼らは二人からなる調査隊、名を確か—— 「寄付人として死す、であったな」 ——”貴婦人として死す”である。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

カブキは周辺を探索…………。

シェルボックス（低）を手に入れた！

カブキはゴーグルを購入した。

カブキはSSシェルボックス(低)を購入した。

カブキはSSシェルボックス(低)を購入した。

カブキはTGシェルボックス(低)を購入した。

カブキはTGシェルボックス(低)を購入した。

カブキは体力を訓練した。
カブキは体力を訓練した。
カブキは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
カブキは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
カブキは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

斬鎧刀《紅桜》 に 物攻力強化 を実行！
斬鎧刀《紅桜》 の 物理攻撃力 を 1回強化した。

水弱 に 強化 を実行しようとしたが、装備ではなかった。

目的の決定