潜航日誌02　　記入者：リーズウェイル・ウィンガスタ ——あなたの旅路に、幸多からん事を。そしてよい旅を。 そうは言われたもののムリなものはムリ過ぎて、現在僕は死にそうです。 スラさんほか、一応拾われたはいいものの彼女は機械であるらしいですし、 今回パーティに登録されていないけれどももう一人の彼女は明らかに…… そう、明らかに僕を食べ物の目で見ています。 つらい、しにたい。助けて。 　- - - - - - - - -

	リーズ
	「はあ、まったく……つらい…。」

青年は筆を置くと大きく伸びをする。流水の中は本来のポテンシャルはおろか、生存すら怪しい。——なにせ、吸血鬼だ。自分には父親ほど強靭な竜の血も流れていないし、かといって吸血鬼としての性質が弱まっているかと言えばそうでもない。なのであの父親のようなこと……例えば聖水のプールでバタフライ100mだとかそういうことはできないのだ。 そしてそういうことが出来るからかはしらないが、海産物好きのあの父親（くそやろう）は異様なくらい海を好んでいた。魚とあれば食いつき、部屋に2メートルほどもある謎の木彫りの鮭（なんと中に仕掛けがあり、巨大な香炉だった。鮭の口から煙が出てくる）が置かれていたときには盛大に頭を抱えたものだった。 そうじゃないにしても、流水で自分と妹が倒れかけてるのを気にせず釣りに行く。それも毎週。 ……冷静に考えれば考えるほど父親として失格の人間であるな、と思う。

	リーズ
	「（でも、あれなら絶対この海に食いつくはずだ……）」

上司、ライムが言っていたとおりである。あいつが未知の海に来ないはずがない。 ならば辛抱強く待つのみだ。…そう、釣りのごとく。 ——その前に生き延びられますように。 若干、そう思わんでもなかったが。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

バカンス

青く輝く海ッ！
申し訳程度に残った陸地の真っ白い砂浜ッ！
キンキンキラキラと照りつける太陽ッ！！！

そう、ここはバカンスにピッタリ夢の世界、テリメイン！
水着の美男美女ッ！
トロピカルな熱帯魚と珊瑚礁ッ！

さあ心ゆくまで羽を伸ばし、
この穏やかなる海セルリアンを全力で堪能するのだッ！

しかし注意せよッ！　穏やかな海域とはいえ、未知なる生物が居ないとも限らないッ！
そんな障害なんぞ乗り越え、全力でバカンス出来る、
リズのユートピアを今こそ探し出すのだッ！

暖かな海、緩やかな潮の流れ、色とりどりの魚たちッ！
まだまだこの海は、バカンス出来る場所がありそうだッ！

リズは周辺を探索…………。

焼き貝を手に入れた！

リズはSSシェルボックス(低)を購入した。

リズはSSシェルボックス(低)を購入した。

リズはSSシェルボックス(低)を購入した。

リズはTGシェルボックス(低)を購入した。

リズはTGシェルボックス(低)を購入した。

リズは精神を訓練した。
リズは魔力を訓練した。
リズは精神を訓練した。
リズは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
リズは体力を訓練した。

リズはアイテムNo.3 グラビウォーターを私有化！

目的の決定