境哉 「…どうやら、この石なら身体も変えられるみたいだな…。」

シュナイダーとの戦闘を終え、翡翠色の鱗に包まれていた人魚から、 　その鱗が剥がれていく。

身体から鱗が全て剥がれると、それは再構成され制服を着た境哉の姿に戻った。 彼が水を操れるのも、この異能の為に他ならない。 人魚の姿に変身し、空中で自分が操る水の中を泳ぎ、 その手の鉤爪で敵を引き裂く。 彼が"浮遊する人魚"とコードネームを持つゆえんである。 しかし、今回に限っては普段通りに己の爪で敵を引き裂きにかかるのは いささか不安があった。 未知の場所、どこを見回しても未知の生物。 直接触れるよりも、まずは様子見。水だけでなんとかできればそれに越したことはない。 青年の歳は高校生ぐらいではあるが、その判断は妙に達観した所があった。 その判断は、戦いを良く知っている者の判断であった。 -------------------- しばらくは生活拠点を探したりなんだりで水中を動き回っていたのだが。 ここは水の中、海中。そのはず。 ビタン。 何かが上から降ってきた。重力に従うように。 結構勢い良かったし音がした割に、やわらか素材のそれは痛くはなかった。

境哉 「な……！？」

敵襲にしてはやわすぎる。 と、上を見上げた。 「さみゃみゃみゃ！　たかいたかーい！　しーちゃどこかなぁ？？」 「ちくわー」 「しーちゃはいないもーん　しらないーい…」 なんだか水色の物体が見える。 そして、周りには妙な丸い球体達が…。 「お！　オマエぱーちーとうろくしてないな！　さめたがしとくぞ！」

境哉 「は？　あ、おい！？」

なんやかんやあってこうして境哉のパーティは決まったのであった。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

境哉は周辺を探索…………。

シェルボックス（低）を手に入れた！

境哉はSSシェルボックス(低)を購入した。

境哉はSSシェルボックス(低)を購入した。

境哉はSSシェルボックス(低)を購入した。

境哉はSSシェルボックス(低)を購入した。

境哉はSSシェルボックス(低)を購入した。

境哉は体力を訓練した。
境哉は魔力を訓練した。
境哉は精神を訓練した。
境哉は精神を訓練した。

操られた水 に 魔導力強化 を実行！
操られた水 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。

目的の決定