△月×日 手記二日目 取り敢えず教官？豚？のシゴキには耐えたぜ、 どうやら渡されていたスキルストーンがものすごく燃費が悪いものだったらしい…… オークのおっさん、ドンマイだぜ……。 それと取り敢えず七海の魔女がみんな集まっている会合にも顔を出してみたぜ、 多少知らない顔も居たが、取り敢えずみんな居るようで何よりだ。 アギトのほうはどうやら魔女と候補生でパーティーを組んでいるらしい、 アタイたちみたいに自由にやるっていう感じではないし、それはそれで稽古をつけられて良いかもしれないな。 アタイたちのPTは単なる気まぐれな縁だが、 良縁奇縁ってあるもんな、この先どうなっていくかは愉しみだぜ。 雑記 収束比率0.3、かなり抑えめだな。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。