セレクタリ：2 記録者：『破砕の二番』 　いきなりトラブル！　通信機が壊れた——正確に言うならこっちの端末じゃなくて、『リ・リーア号』とやりとりしてるソルフィク通信帯が何らかの理由によって吹っ飛んだ。吹っ飛んだ、だって？　情報は正確に伝えろよな、一番め。 　お陰で私の報告もおじゃんだ。いや、まあ、端末には残っているから『リ・リーア号』に戻ればそれで済む。だが貴重なエネルギーを消費して帰艦するのもアホらしいし、そもそも報告書は優先順位が低い（ものぐさなのだ、我らが解析官殿は！）。論理的帰結として、新しい報告を上げろ、というお達しが空から降ってきた訳。二番ちゃんの貴重なリラックスタイムを使って？　お仕事しろと？　○○○！（※1） 　雨は上がってきた。海に出るなら今のうちだと波がラブコールを送ってくるんだが、そうやすやすと誘いに乗ってはいい女の名が廃るってものだ。ちょっと連れない態度をとって、焦らしてやる。これで向こうはますます夢中ってなもん （四十五単位経過） 　緊急。大嵐。適応困難。情報送レ。 （六十八単位経過） 情報よこせつっただろうが一番！　ふざけんなよ天気！　おまえ、私が楽しみにしてた弁当が流されたぞ○○○（※1）！　ああマジほんと○○○（※1）、○○○の○○○○だよ○○（※1）。 　溜飲は全く下がらんが、いいかげん潮時だ。出立する。次はグルメレポート送りつけてやるから覚悟しとけよ一番！　yap! ※1：不適切用語の為、削除。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

二番は周辺を探索…………。

海ブドウを手に入れた！

二番はバタフライを購入した。

二番はブレスを購入した。

二番はビート板を購入した。

二番は器用を訓練した。
二番は器用を訓練した。
二番は敏捷を訓練した。
二番は敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
二番は体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

二番はアイテムNo.3 ブレスを私有化！

目的の決定