Seven Seas
-DAY2-

line1
潜航日誌 diary message battle2 battle event status
line3
line
 気がつけば、私の体は人のものではなくなっていた。
 というより、水着になっていた。
 しかも小学校や中学校で指定されているような水着だ。
 何故このような事態が起きたのか全く分からないが、生憎この体になる前の最後の記憶はトラックに轢かれたことだ。
 もしかしたら私は既に死んでいて、この一面見渡す限りの海は新手の三途の川的な奴なのかもしれない。
 もしかしたら私は死んでおらず、病院のベッドで意識不明になっていて、ここは私の夢の中の世界なのかもしれない。
 ただ、気がついてから一日経った今でも私の体はこの水着のままというのは変わらない事実だ。
 これから一体どうすれ……

???「いらっしゃいませー。今なら入会金タダ。入会金タダで海底探索協会の探索者になることが出来ますよー。探索者になると特典がいろいろありますよー」

 海に流されていた所に明るい女性の声が聞こえてくる。そちらを向くと、【海底探索者求む!】と書かれた看板の下でメガネをかけた女性が声を上げていた。

「海底探索者?」

 私のつぶやきが聞こえていたらしく、メガネの女性は私を見てもさほど驚かずに声をかけてくる。

???「あらあら、喋る服とは珍しいですねー。私は海底探索協会の受付窓口担当をしているロザリアネットと申します。一応人魚と言われる種族ですね」

「海底探索協会? 人魚?」

 聞きなれない言葉だ。

ロザリアネット「はい、ここはいろんな世界の方が来られるんですが、興味本位で海底探索する人が絶えなくて……いやまぁ、それ自体は盛況でいい事なんですが、中には結構危険な所もあって、死人が出るようになってきたんですよー」

「あぁ、なるほど。ここは観光地みたいな所なんだな。で、死人が出ると来客が減るから……」

 出てきた情報から推測するが、目の前の女性、ロザリアネットは首を横に振った。

ロザリアネット「いやまぁ、死人が出るのは別にいいんですけど、その処理って全部私たちがやらなくちゃいけないんですよ。死体を片付けるくらいで済むならいいんですが、死んだ人間がどこの世界出身か調べて、その世界に死亡届出さなきゃいけないルールがあってですね。死人がちゃんと入国手続きしてくれてたらいいんですが、大体不法侵入ですからねー。死人の出身世界調べるのが面倒で面倒で……」

 とても面倒な事務作業らしく、ロザリアネットは深いため息をついたが、すぐに気を取り直し、

ロザリアネット「そういう事情があって、海底探索協会で探索者を管理する事になったんですよ……ということであなたも入会しませんか?」

「そんな怖い理由は聞きたくなかった……」

ロザリアネット「そんなこと言わずに! 最近ノルマ制になったんで、あと300人は増やさないと給料減らされるんですよー」

「といっても、こっちもこの身体をどうやって元の人の身体に戻そうかっていう問題抱えてるから、遊んでる余裕は……」

 そう、私の最優先すべきはこの身体だ。人間の体と全く違うため、動かしにくい。

ロザリアネット「海底探索っていろんなものが見つかるので、もしかしたらあなたが欲しいものも見つかるかもしれませんよ? 一応探索者ってたくさんいるので、所属していただけると、そういう問題を解決できる情報も流れてきたりするかもしれませんよ?」

 その言葉に少しだけ考える。
 探索者同士で情報が共有できると言う事を考えれば大きいメリットだ。ただ、探索者というものになって、どのようなデメリットがあるのか、それが全く分からないのが不安だ。とはいえ、何も情報がないままやるよりは、多少でも情報が得られる機会があるほうがいいのかもしれない。

???「今ならロザりんの下僕になれる特典があるブヒ!」

 と迷っている私の視界に一匹の豚……のような魚のような生物が入ってきた。

???「俺はロザりんちゃんの第1の下僕、オーク・M・シュナイダー、みんなはシュナイダーって呼んで……ブヒイイイイイ」

 シュナイダーと名乗った豚魚が喋っている途中でロザリアネットがどこからか取り出したバットでシュナイダーの腹部を殴りつけた。

ロザリアネット「豚ぁ! お前臭いから出てくんなって言ったよな!」

 先程までの笑顔はなく、鬼のような形相でシュナイダーを何度も何度も殴りつけていた。

シュナイダー「ぶ、ブヒイイ。これでも身体を三回洗って匂いは落としてきたブヒ」

ロザリアネット「お前、肥溜め臭いんだよ! パッシブスキルにそんな能力付けんじゃねぇよ!」

シュナイダー「そんな能力持ってないブヒ。あ、でも、もっと殴って欲しいブヒ!」

 止めに入ろうと思ったが、豚魚はただの変態だったので放置する。
 というか、こんな特典は絶対にいらない。

「すいません、やっぱり止め……」

ロザリアネット「ほら、お前のせいでこいつもドン引きじゃねぇか! ふざけんなよ、これであと今月のノルマ299人になると思ったのに!」

 そう言って、ロザリアネットは普通のバットから釘がたくさん打ち込まれたバットに切り替え、大きく振りかぶった。

シュナイダー「ブッヒイイイイイイイ、それは死ぬブヒイイイイイ。だ、誰か助け……」

 そう言って豚魚はこちらをチラチラと見てくるが、知ったことではない。

ロザリアネット「ふん!」

 ロザリアネットの一声と同時にあまり聞きたくない打撃音。
 てっきり豚魚は喜ぶかと思ったが、その様子は見られない。
 というよりは、血をダラダラと流し、身体はビクンビクンと小刻みに動いていた。

ロザリアネット「ちっ、仕留め損なったか」

 そう言って、ロザリアネットはもう一度釘バットを振りかぶる。

「あ、あの、入会するからその辺でやめてあげ……」

 さすがに目の前で死人……というより死豚が出るのは気分が悪くなるので、思わず止めるための一言を出してしまう。

ロザリアネット「よっしゃあああ、1人ゲットおおぉ!」

 だが、ロザリアネットは歓喜の勢いでそのまま釘バットを豚魚に振り下ろした。

シュナイダー「ブッヒイイイイイイイイイ、気持ちいいブヒイイイイイィィィ」

 血を流しながら今度は元気に喜ぶ豚魚を見て、さっきの一言を一瞬で後悔した。
line

line1
パーティメッセージ
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
メッセージ diary message battle2 battle event status
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
ボトルシップメッセージ
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
参加コミュニティ
line3
line
参加コミュニティはありません。
line

line1
イベント
line3
line
《海底探索協会》
line

Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
line

line1
通常戦闘 diary message battle2 battle event status
line3
line
探索者No.1652 教官
PNo.1652 学校指定水着 VS オーク・M・シュナイダー
line

line


Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

line

line1
戦闘開始!
line3
line
スク水(前)
HP
338/338
HPHPHP
MP
48/48
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
295/295
HPHPHP
MP
67/67
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
line

line

line

スク水はアイテムNo.1 スク水 を装備!
スク水はアイテムNo.2 スク水 を装備!

line


line


line

オーク・M・シュナイダーの機敏!
オーク・M・シュナイダーの素早さが増加!
オーク・M・シュナイダーの機敏!
オーク・M・シュナイダーの素早さが増加!
オーク・M・シュナイダーの機敏!
オーク・M・シュナイダーの素早さが増加!

line

line1
ターン1
line3
line
スク水(前)
HP
338/338
HPHPHP
MP
48/48
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
295/295
HPHPHP
MP
67/67
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
line

line

line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
スク水19のダメージ!

line

スク水の行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダー76のダメージ!
line

line1
ターン2
line3
line
スク水(前)
HP
319/338
HPHPHPHP
MP
48/48
MPMPMP
SP
95/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
209/295
HPHPHPHP
MP
67/67
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
line

line

line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
スク水は攻撃を回避した!
Icon オーク・M・シュナイダー
「なかなか良い動きをするではないか」

line

スク水の行動!
スク水の必殺技が発動!
Icon スク水
「水着アタック!」
スラッシュ!!必殺技! スラッシュ
オーク・M・シュナイダー144のダメージ!
line

line1
ターン3
line3
line
スク水(前)
HP
319/338
HPHPHPHP
MP
48/48
MPMPMP
SP
87/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
55/295
HPHPHPHP
MP
67/67
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
line

line
Icon オーク・M・シュナイダー
「いいぞ、なかなかやるではないか」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」

line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
スク水は攻撃を回避した!
Icon オーク・M・シュナイダー
「なかなか良い動きをするではないか」

line

スク水の行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダー53のダメージ!
SP消費! (-3 → -13)

line

オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
line


line1
戦闘終了!
line3
line

探索者No.1652は勝利した!
スク水はEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!



Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!
line

line1
終了時
line3
line
スク水(前)
HP
319/338
HPHPHPHP
MP
48/48
MPMPMP
SP
82/100
SPSPSPSP
line

line1
イベント
line3
line
《海底探索協会》
line

Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
line

line1
アイテムの探索
line3
line
スク水は周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
line

line1
diary message battle2 battle event status
line3
line

スク水はSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
マジックブレイクをゲット!

スク水はTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
魔防をゲット!

スク水はビート板を購入した。

line

スク水は敏捷を訓練した。
スク水は敏捷を訓練した。
スク水は敏捷を訓練した。
スク水は敏捷を訓練した。
スク水は体力を訓練した。

EXPを53ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

line
line


line1
目的の決定
line3
line
PNo.1646 煙道草司
 はパーティ 蒸し鶏のスクール水着添え に参加した!

PNo.1652 学校指定水着
 はパーティ 蒸し鶏のスクール水着添え に参加した!

PNo.1657 斑目百舌子
 はパーティ 蒸し鶏のスクール水着添え に参加した!


目的の決定
line

PNo.1646 ソウジ
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.1652 スク水
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.1657 百舌子
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

line

line1
次回練習戦闘予告
line3
line
line

line1
次回予告
line3
line
蒸し鶏のスクール水着添え 遺跡の魔物たち
PNo.1646 煙道草司 VS ヒトデウーマン
PNo.1652 学校指定水着 ヒトデウーマン
PNo.1657 斑目百舌子 ドクターフィッシュ
line

line1
探索者の叫び
line3
line
探索者の声が聞こえてくる……!


Icon ???
「おっぱい揉みたい」
line

line1
diary message battle2 battle event status
line3
PNo.1652 学校指定水着 >> 各種宣言 <<
キャラクターイメージ プロフィール
デフォルト
愛称 スク水
種族 学校指定水着
性別 不明
外見年齢 不明
元々は加齢臭のする四十代後半のサラリーマンだった。
十年以上変わらない日々を過ごしていた彼はある日、道端で落ちていたスクール水着を拾おうとした時に運悪くトラックにはねられてしまう。
次に彼が目を覚ました時、そこは病院ではなく、全く見たことのない世界が広がっていた。
しかし、彼の体は会社の女性に臭いと陰口を叩かれる、少しお腹の出てきた醜いブタのような体ではなく、彼がトラックにはねられる前に拾おうとしていたスクール水着になっていた。
腕を動かそうとしても肩紐が動く。足はないので、移動はジャンプで、端から見れば水着が空を飛んでいるようにみえる。
全く違う構造に四苦八苦しながら彼の冒険はなんやかんやで始まる。
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 スク水 武器 10
装備中
┗長剣 射程1
2 スク水 防具 10
装備中
┗水着
3 マジックブレイク SS 0
4 魔防 TG 0
5 ビート板 10
┗ビート板 防御力↑ 命中力↓ 回避力↑ 魔命中↓
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 スラッシュ 0 0 3 3 +0 自SP50%以上
┗スラッシュ 敵:物理攻撃
2 バタフライ 0 0 3 3 - 自HP50%以下
┗バタフライ 自:(1T)回避・魔回避増

データ
目的 遺跡探索
MHP 413
MMP 57
MSP 100 SP あり
体力 111 魔力 50
敏捷 203 精神 50
器用 150
PLV 342
EXP 76 TP 13
SC 400
パーティメンバー
PNo.1646 ソウジ
1652
デフォルト
1652
PNo.1657 百舌子
アイコン
0 1 2 3 4
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
5 6 7 8 9
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
リンクリスト
PL名:whunter