目が覚めたら《テリメイン》と呼ばれる地にいた。 私は一体何者なのか、私はどうしてこの地にいたのか。 何も思い出せない。何も解らない。何もかも・・・。 夢で私に声をかけてくれた少女なら何か知っている。 恐怖に負けることなく、その少女を見つけなければ。 私が何者であったか、私は何のためにここにいるのか。 それを知るために。 ************************************************************ 今日も見た夢について、ここに綴って置くことにした。 夢で見えた景色は、無限に続く凍てつく大地。 夢で見てる私にも伝わる冷気を肌に感じる白銀で包まれた世界。 あの金髪の少女がぼんやりと視界に映る。 しかし、何故かその少女の顔ははっきりと見ることができない。 私の方に手を差し出す。そして、冷気で凍てついた私を優しく撫でて その氷を溶かすかのように静かに私の視界を撫でる。 『私の声、届いてますか？』 『今、この地は—————』 『だから、あなたが取り戻すまで—————』 『それでは・・・。また来るね・・・』 幼い声だけれど、相変わらず静かなで優しい口調で私に呼びかけた。 私も『聞こえているよ』と呼びかけようとした。 だけど、何故か口を動かすことが出来ない。 自分の意志で自分の伝えたいことを伝えることができない。 夢なのに、何故か彼女の手の温もりが私の身体に伝わる。 そして、動かない身体を動かそうとしたら目が覚めた。 私が見るこの夢は一体どういうことなのだろう？ 『だから、あなたが取り戻すまで—————』 私が何を取り戻す・・・？ 記憶以外にも失ったものがあるのだろうか？ その声を覚えながら今日も生き延びよう。 私が夢で教えてもらった何かを『取り戻す』ために。 ************************************************************ ふと、思い立って自分の心境を綴ったメッセージを手違いで ボトルシップメッセージという形ではなく個人に送ってしまったようだ。 迷惑じゃなかったのかなと思いつつも、 心のどこかで記憶を失う前のについて 何か知っているのか・・・と淡い期待を抱いてしまう。 気長にお返事を待とう。 そして、私のもとに一つのボトルシップメッセージが届いていた。 ---------------------------------- 　　　　テリメイン名物 　　　アイスキャンデー 　　　　　1本　2SC 　　　テリメインミルク味 　　特大サイズもございます ご用命は探索艇エルキュールまで！ --------------------------------- アイスキャンデーとはなんだろうか・・・？ 小型のボートのエンジン音が聞こえた時、少しだけお話を聞いてみよう。 それに、送り主も綴られていたからお返事を送ろう。 記憶を失って何も覚えてない、何も知らない私にとって、 アイスキャンデーが名物である。ということを教えてくれたことは嬉しいし、 ボトルシップメッセージが届いたのも何かの縁なのだから・・・。 そういえば私が送ったもう一つのボトルシップメッセージは、 誰のところに届いたのだろうか？ 特に何でもないメッセージだったけれど、読んでくれたのだろうか？ ************************************************************ 先日は『シュナイダー』と呼ばれるオークの教官と実力試験を行い、 『この世界を自由に満喫したり、遺跡探索したりどうぞご自由に』 と言われ、テリメインと呼ばれる地で自由に生きることになった。 記憶を失った私にとって海賊と言われても、謎の解明と言われても。 何も分からない。何も覚えていない。 流れるまま、探索手続きを済ませて遺跡の入口に向かうことになった。 『この世界の謎の解明。それが私の記憶に繋がっているのだろうか？』 『自由を満喫する。自由とは一体なんなのだろうか？』 この地の謎を解明することで、私の記憶を取り戻すことが・・・ と期待を抱いて遺跡に進んだが、この地の謎を私は一切知らない。 知らない謎をどうやって解明するのか、どう気づけばいのだろうか。 そう思いながら遺跡の入口で悩んでいた。途方にくれていた。 すると、一人の角が生えた『ツバサ』という名の女性が私に声をかけた。 『上からテリメインの探索をする』ように言われたようだ。 彼女は異世界から来たのだろうか？ 少なくとも水の精霊と聞いた時の反応を見る限り、 私が記憶を失う前のことはわからないのかもしれない。 だけれど、途方にくれてる私に声をかけてくれた。 それだけでも何もかも覚えていない、 何もかも知らない私にとってただただ嬉しかった。 そして、ほどなくして『母から海賊に襲われないように仲間を探していた』と 砲撃少女のミカサさんがツバサさんと私の旅に加わることになった。 記憶を失って途方にくれていた私にとって、ミカサさんの明るさは、どこか、 心が救われるような感覚を覚えた。何故かわからないけれど、 不思議な安心感を私は心のどこかで求めていたのかもしれない。 彼女たちの力になるために、私はなにが出来るか。 どうやって二人を手助け出来るか、じっくり考えよう。 二人が途方にくれていた私を助けてくれたように、私も二人の力になりたい。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

ディーネは周辺を探索…………。

テリワカメを手に入れた！

ディーネはリングを購入した。

ディーネはSSシェルボックス(低)を購入した。

ディーネはSSシェルボックス(低)を購入した。

ディーネはSSシェルボックス(低)を購入した。

ディーネはSSシェルボックス(低)を購入した。

ディーネは魔力を訓練した。
ディーネは魔力を訓練した。
ディーネは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ディーネは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ディーネは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

アクアマリンの契約石 に 魔導力強化 を実行！
アクアマリンの契約石 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。

泡沫の水衣 に 魔導力強化 を実行！
泡沫の水衣 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。

ディーネはアイテムNo.3 ヒールを私有化！

スキルNo.1 マジックアロー をアイテムNo.4 【自MP○%以上】 で改造！
スキルNo.1 マジックアロー の使用条件が 【自MP○%以上】 に変化！

マジックアロー に アクアティック・リング と名付けた！

目的の決定