「それで、どうでした？」

「何がだ？」

「体の調子ですよ……具合をはかるとか言ってましたよね」

「ああ、そこそこだったぞ」

「そこそこ」

「そこそこだ」

「もう少し具体的にお願いします」

「難しいな」

「一応心配しているので」

「体の不調は無い。ただしそれだけとも言える」

「言ってた通り、いろいろ制限されてるんですか」

「そうだな。魔力の影響もあるが、こういった環境に来るのも久々だからな」

「魔力云々はわかりませんけど、山や陸地に引きこもってた印象はありますね」

「宇宙を漂っていた頃を思い出して何とか対応している」

「それで通用するんですか」

「何とかなると思えば何とかなるものだぞ、ヒノル」

「えー……でも、体調に問題は無いようで安心しました」

「制限も時間が経てばどうにかなる。心配するほどの事でもない。 　むしろ俺はお前が平然としていて驚いたぞ」

「僕ですか？　別に何ともありませんからね。この石のおかげでしょうか」

「確かにそれが、体の負担は軽減してくれているようだが…… 　なかなか適応力が高くなったな、精神的に」

「……あー、はい、それはもうおかげさまで」

「てかその辺り思っていたなら急に連れてくるのやめて下さいよ」

「思い立ったが吉日だ」

「いやあもう、今更配慮なんかは期待してませんけどね……。 　さっさと奴を探して、残りの日数で遊びましょう」

「さがす……何をだ？」

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

バカンス

青く輝く海ッ！
申し訳程度に残った陸地の真っ白い砂浜ッ！
キンキンキラキラと照りつける太陽ッ！！！

そう、ここはバカンスにピッタリ夢の世界、テリメイン！
水着の美男美女ッ！
トロピカルな熱帯魚と珊瑚礁ッ！

さあ心ゆくまで羽を伸ばし、
この穏やかなる海セルリアンを全力で堪能するのだッ！

しかし注意せよッ！　穏やかな海域とはいえ、未知なる生物が居ないとも限らないッ！
そんな障害なんぞ乗り越え、全力でバカンス出来る、
コドクとヒノルのユートピアを今こそ探し出すのだッ！

暖かな海、緩やかな潮の流れ、色とりどりの魚たちッ！
まだまだこの海は、バカンス出来る場所がありそうだッ！

コドクとヒノルは周辺を探索…………。

ナマコを手に入れた！

コドクとヒノルはSSシェルボックス(低)を購入した。

コドクとヒノルはSSシェルボックス(低)を購入した。

コドクとヒノルは護符を購入した。

コドクとヒノルは麻痺を購入した。

コドクとヒノルは体力を訓練した。
コドクとヒノルは器用を訓練した。
コドクとヒノルは器用を訓練した。
コドクとヒノルは体力を訓練した。
コドクとヒノルは魔力を訓練した。

コドクとヒノルはアイテムNo.3 ブレスケアを私有化！

スキルNo.1 スラッシュ を改造しようとしたがアイテムNo.7 ドルフィンキック はチューンジェムではなかった。

スキルNo.1 スラッシュ を改造しようとしたがアイテムNo.8 護符 はチューンジェムではなかった。

スキルNo.1 スラッシュ をアイテムNo.9 麻痺 で改造！
スキルNo.1 スラッシュ に 麻痺 を付加！

スラッシュ に 微毒の腕 と名付けた！

目的の決定