「お。おおおおぉおおおおおぉおおおおおお！？」 　その船は今、星になろうとしていた。あらゆる箇所が悲鳴を上げ、船内外を問わず真っ赤に染まっている。 流れ星、隕石、お星様。そのどれでもまぁ大差はないが、たとえ流れ星のように滑り落ちようと隕石のように焼けようと、お星様となって死ぬ訳にはいかない。 シーナは一人必死で船の制御を試みていたが、この規模の船を独力で緊急操船しきるなど土台無理な話である。 本来の操船担当者は既に沈黙しており、うんともすんとも言わない。生きているのか死んだのかは分からない。放っておけばじきに死が訪れる事は明白だったが。 「あぁああああああああああああああああああああ！！！」 　警報鳴り響く船内でひっくり返ってもんどりうってしながら無駄な抵抗を続けていたが、遂にシーナは船を諦めた。諦めざるを得なかった。このままいけば地表にぶつかって船ごと粉微塵である。 出せるかどうかは分からないが脱出艇を…… 「はぁあああああああああああああああああああああああ」 　アナログな高度計を目に入れた時にはもう艇の準備など到底間に合わないところにまで迫っていた。そういえば避難訓練最近全くしてなかったななどと思いだして。 　墜落する。ド派手なエフェクトをぶちまけながら船は着水しそのまま沈んで行った。 　大海原のド真ん中で、あまりにも不似合いなドレスを着た小さな女が身を水に委ねて漂っていた。薄い胸が上下する。シーナは生きていた。生きて見知らぬ海に浮かんでいた。着ている戦装束(ドレス)が滅茶苦茶水を吸って重い。 「来たか」 　閉じていた目を開き、飛翔してくるリードデバイスを視界に捉えた。母船の供給が断たれている今、あまり無理はさせられない。こいつが破壊された瞬間この広い世界に何の情報もなく独りぼっち確定である。 リードデバイス、スフィア、戦闘記録係。呼び方は何でも構わないけれど、こいつは色々と役に立つ。今回の役目は周囲の偵察。もしもこの星が本当に海以外何もない世界ならばシーナはこのまま体温と体力を奪われ続けて遠からずいつか死ぬだろう。 しかし、果たしてシーナは見捨てられなかった。リードデバイスは確かに陸地を捉えて帰ってきた。最低限。この上で乗り越えるべきハードルはあまりにも多いが、危機の連続にギラギラと目を血走らせながらも、シーナは泳ぎ出した。生き残るために。

《海底探索協会》

《海底探索協会》

シーナは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった！

シーナはTGシェルボックス(低)を購入した。

シーナはTGシェルボックス(低)を購入した。

シーナはSSシェルボックス(低)を購入した。

シーナは器用を訓練した。
シーナは器用を訓練した。
シーナは器用を訓練した。
シーナは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
シーナは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

ソードデバイス・ムート に 攻撃力強化 を実行！
ソードデバイス・ムート の 物理攻撃力 を 2回強化した。

ソードデバイス・ムート に 攻撃力強化 を実行！
ソードデバイス・ムートの強化回数限界！
日数回分までしか強化は行えない。

目的の決定