一日目

	ナイン
	「こんばんは、マスター。定時連絡の、時間…。 　いつもの時刻、通信用の機能を作動させる。 」

	このえ
	「ああ、こんばんは。そっちの様子はどうだ？ 　この人は九重 このえ、私を作った人物…ということになっている。 」

	ナイン
	「今のところ、順調…。手続きも、ほとんどおわった…。 」

	このえ
	「ほとんど…？ 」

	ナイン
	「ん、後日…戦闘試験が必要… 」

	このえ
	「そうか、お前なら大丈夫だろう。 」

	ナイン
	「あと、こっちでは２～３人でパーティを組むのが一般的、みたい。 」

	このえ
	「それは聞いていない情報だな。おい、どういうことだ？ 　どうやら向こうで揉めてるようだ。映像が切り替わる。 」

	シエル
	「まあまあ、それくらい誤差よ誤差。気にするような事じゃないでしょ？ 　この人はシエル＝カーティス、今回のテリメイン探索を提案した人、何を考えてるか、わからない…。 」

	このえ
	「知ってたんだな…？まあいい。そっちの方はどう対処した？ 」

	ナイン
	「ほとんどの人が３人パーティ、結成済み…あまりもの？街中で一人、捕まえた…。 」

	このえ
	「ふむ、２人か…。出遅れてそれなら悪くはないな。 」

	ナイン
	「ん、だから…大丈夫。何か問題があったらまた連絡する。 」

	このえ
	「ああ、定時連絡も忘れないようにな。 」

	シエル
	「このえったら寂しがり屋なんだから～♪ 」

	このえ
	「……つまらない事を言うな、ナインが覚えたらどうする。 」

	シエル
	「そんな事言って、ホントはあの子が知らない子と二人きりになるのが嫌なんでしょ？ 」

	このえ
	「はぁ…もう好きに言ってろ。 　完全に呆れてるようだ。マスターは寂しがり屋ではない…たぶん。 」

	シエル
	「そう？じゃあナインちゃんと好きにお話させてもらうわね。 」

	シエル
	「それで、その子は可愛いの？名前は？ 」

	ナイン
	「名前は、永魅…かわいいと思う。映像、送るね…。 」

	シエル
	「あら、これは…とっても可愛らしいわね。私が行けばよかったかしら？ 」

	このえ
	「また始まったか…好みの子を見るとすぐにそうなる。……どれどれ？ 　マスターも興味あるみたい。二人とも送った映像を見てる…。 」

	このえ
	「まあ…これなら大丈夫だろう。 」

	シエル
	「フフフ…二人がどうなるのか、今後が楽しみね。 　どうやら二人ともおっけーのようだ。 　このパーティは早くも解散、なんてならなくてよかった。 」

	ナイン
	「それじゃ、今日の連絡はこれくらい…？ 」

	このえ
	「そうだな。また明日、おやすみ。 」

	シエル
	「それじゃ、おやすみなさい。素敵な夜を… 」

	ナイン
	「………？ 　素敵な夜…何の事だろう？わからない、けれど通信は終わったようだ。」

《海底探索協会》

《海底探索協会》

ナインは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった！

ナインは敏捷を訓練した。
ナインは敏捷を訓練した。
ナインは敏捷を訓練した。
ナインは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ナインは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

目的の決定