Seven Seas
-DAY2-

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潜航日誌
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リンネは、自分の名前が3つ並んでいるのを見て、思わず悲鳴をあげた。

Icon リンネ
「あああ、最悪だ……」


その手には、最近登録された探索者の名が連なっているリストが握られていた。受付の人に聞くと、間違えて登録をしてしまっても、後でリストから消してもらえるそうなのだが、自分の名が並ぶというのには羞恥を感じざるを得ないようだ。

Icon リンネ
「仕方ないじゃない、あのゴリラみたいな人が怖かったんだもの……」


登録申請をする際、ちょうど後ろに並んでいた人物がゴリラのように屈強な体をしていて、そのするどい眼で睨んでくるものだから、リンネは何度も間違えた内容の書類を提出してしまったのだった。

Icon リンネ
「……ああいう人も、探索者になるのかなぁ。……当たり前だよね」


もしそういう人と出会ったとしても、できるだけ衝突しないようにしよう。そうリンネは思った。
そうして、リストを全てチェックしてみたが、求めていた名前は見つからなかった。もしかしたら別の場所で探索者の申請をしているのかもしれない。自分が持っているのは、この地区で申請した人だけが載っている探索者リストなのだから。そもそも、探索者として申請をしているのかも、正確にはわからないのだが。

Icon リンネ
「ニジョウ・サトリ…クリストファー・バウケット…ううん、やっぱりいない。し、死んじゃったり……は、ないと思うんだけど。でも怪我をして動けないとか……ううん、ネガティブになっちゃだめ。もしかしたら、海へ行ったら会えるかもしれないし……」

彼女は、はぐれた仲間を探しているのだった。

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海に落ちたのを覚えている。
私たちは、海底の国家へ行く途中の船に乗っていた。
弟のサトリと、従兄弟のクリスが用事があるというので、後ろからついて行ったのだ。2人は普段から口喧嘩ばかりで、今でも会うたびに喧嘩をしているのだ。だから、一緒に行動しているのが珍しかったし、何か特別な事情があるのかなと思ったのだった。2人とも、教えてくれなかったけど。
しばらく海の上を進み、陸が見えなくなってきたところだった。

Icon リンネ
「……フィデリオ?どうかしたの?」


私の精魔のフィデリオが、急にそわそわしはじめた。いつもは亀型精魔らしく、大人しく肩の上に乗っている彼が、そのような行動をとるのは初めてだ。私の呼びかけにも応えずに海のほうを見つめだした。そう思った矢先、フィデリオは突然海の中へ飛び込んだのだった。

Icon リンネ
「フィデリオ!!……あっ」


手を伸ばして掴もうとしたら、体が宙に浮く感覚がした。勢い余って船から落ちてしまったらしい。視界に先ほど自分が乗っていた船と、空が映る。遠くで「リンネ!」という叫び声が聞こえた。サトリの声だったのか、クリスの声だったのかはわからなかった。ただ、2人とも私を助けるために手を伸ばしているように見えた。
ドボーン!と大きな音がしたと思ったら、私の視界は真っ暗になったのだった。

それからどれくらいたったのかわからない。ただ、耳元で風の音がするから、目をあけると、私の体はまた空から落ちているようだった。起きる前と違うのは、私が乗っていた船がないことと、船から落ちるよりも遥かに高い位置を現在も落下し続けていることだ。

Icon リンネ
「え、ええーーーっ!?嘘っ!?」」


本日2度目の大きな水しぶきのあがる音がした。幸い、今回は気を失わなかったので、水面から顔をだすことができたのだが。
あたりを見回しても、海、海、海。そして、空。海と空しかなかった。

Icon リンネ
「落ち着いて、リンネ。こういうときは、精霊様の力を借りて……」


そして、いつものように精霊様の言葉を聞こうと耳を澄ませた時。私は、異変に気づいた。

——精霊様の声が、聞こえない。

精霊媒師は、精霊様と人とを繋げる職業だ。幼い頃から、私も精霊媒師として精霊様の声を聞いてきた。そして、いつかは精霊様にこの身を捧げるために生きてきた。
精霊様の声が聞こえないのは初めてだった。

Icon リンネ
「う、うそ……。精霊様の力を借りないと、私、何も……こんな海しかないところで、あ、あ、」

Icon リンネ
死にたくなーーーい!!


私はバシャバシャと水面を叩き続けた。

—————————

Icon リンネ
「思い出すだけで恥ずかしい……」


その後、たまたま通りかかった探索者の手によって無事保護されたのだった。
そしてリンネは、この世界が自分のいた世界とは別の世界なことや、テリメインという世界の探索を行う海底探索協会があることを知った。海に落ちたときに精霊の声が聞こえなかったのも、世界転移をしてしまったせいだとわかってからは落ち着いた。
保護された場所に、クリスやサトリがいるかと少し期待していたが、その期待は外れ、海に飛び込んだ精魔も行方不明なままだった。

フィデリオが海に惹かれていたこと、そしてそこへ飛び込んだこと。自分が、世界転移をした先が、テリメインだったこと。このことから考えると、フィデリオはもしかしたらテリメインに何かを感じていたのかもしれない。そう思ったリンネは、探索者として登録をしたのだった。

Icon リンネ
「ああ、これも精霊様のお導きかもしれないわ」


彼女は、彼女が信仰する精霊へと祈りを捧げ、探索の準備をしはじめた。
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パーティメッセージ
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メッセージはありません。
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メッセージ
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メッセージはありません。
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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参加コミュニティはありません。
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
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通常戦闘
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Icon リンネ
「えっと、よろしくお願いします……」


Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

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戦闘開始!
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リンネ(前)
HP
268/268
HPHPHP
MP
70/70
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
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ターン1
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リンネ(前)
HP
268/268
HPHPHP
MP
70/70
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
リンネに22のダメージ!


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リンネの行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダーに12のダメージ!
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ターン2
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リンネ(前)
HP
246/268
HPHPHPHP
MP
70/70
MPMPMP
SP
95/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
203/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
リンネに22のダメージ!


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リンネの行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダーに20のダメージ!
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ターン3
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リンネ(前)
HP
224/268
HPHPHPHP
MP
70/70
MPMPMP
SP
90/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
173/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
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Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クリーンヒット!
リンネに68のダメージ!
Icon オーク・M・シュナイダー
「甘い、そんな動きではこの世界でやっていけんぞ!」
Icon リンネ
「わあっ!ひ、ひどい……いや、避けられない私が悪いんだけど……」


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リンネの行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダーに23のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
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探索者No.807は勝利した!
リンネはEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon リンネ
「えっ勝った?勝ったの…よかった……」

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

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終了時
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リンネ(前)
HP
156/268
HPHPHPHP
MP
70/70
MPMPMP
SP
85/100
SPSPSPSP
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
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アイテムの探索
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リンネは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
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リンネはゴーグルを購入した。

リンネはスイムアップを購入した。

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リンネは精神を訓練した。
リンネは精神を訓練した。
リンネは精神を訓練した。
リンネは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
リンネは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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リンネはアイテムNo.4 スイムアップを私有化!

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目的の決定
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PNo.806 セシリア・ルカ=フォーリエン
 はパーティ 美女観察女子会 に参加した!

PNo.807 リンネ
 はパーティ 美女観察女子会 に参加した!

PNo.1106 ハルワタート
 はパーティ 美女観察女子会 に参加した!


目的の決定
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PNo.806 リア
は目的:バカンスするを選択!

PNo.807 リンネ
は目的:バカンスするを選択!

PNo.1106 ハル
は目的:バカンスするを選択!


目的:バカンスするに決定!

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次回練習戦闘予告
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次回予告
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美女観察女子会 ビーチの魔物たち
PNo.806 セシリア・ルカ=フォーリエン VS テリメインイワシ
PNo.807 リンネ テリメインナマコ
PNo.1106 ハルワタート テリメインナマコ
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PNo.807 リンネ
キャラクターイメージ プロフィール
愛称 リンネ
種族 人間
性別
外見年齢 18
リンネの職は精霊媒師で性格はネガティブ。
髪は黄緑色で目は黒色。オプションは料理壊滅的。
水の妖精と相性がいい。亀型の精魔を連れている。
——白光創作診断より

海底にある国家へ向かうため海へ繰り出したら、渦に巻き込まれてしまう。そして、いつの間にか見知らぬ地に飛ばされていた。その際、共にいた仲間2人と自分の精魔とはぐれてしまう。
おそらく仲間達もこの地へ飛ばされているだろうと考えた彼女は、元の世界へ一緒に帰るために探索者となった。

身長は162cm。
出身国では精霊様の言葉を村人に伝える役目を担っていた。そのため、精霊への信仰心が厚い。

メッセはお気軽に。
(再々登録マンでしたがお慈悲によりこちらのPNoでやらせていただけることになりました。知恵を得たいです。)
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 錫杖 武器 10
装備中
┗杖 射程1 攻撃力↓
2 村の民族衣装 防具 10
装備中
┗衣服
3 ゴーグル 10
┗ゴーグル 命中力↑ 魔命中↑ 魔回避↓
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[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 ヒール 0 10 0 3 - 味HP50%以下
┗ヒール 味:HP回復
2 ブレス 0 10 0 3 - 味SP50%以下
┗ブレス 味:SP回復
3 スイムアップ 0 10 0 3 - 1行動目
┗スイムアップ 味:回避・魔回避・素早さ増

データ
目的 バカンスする
MHP 297
MMP 80
MSP 105 SP あり
体力 100 魔力 150
敏捷 50 精神 190
器用 50
PLV 125
EXP 51 TP 11
SC 400
パーティメンバー
PNo.806 リア
807
807
807
PNo.1106 ハル
アイコン
0 1 2 3 4
807
807
807
807
807
5 6 7 8 9
807
807
807
807
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リンクリスト
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PL名:知恵を得たゴリラ