Seven Seas
-DAY2-

line1
潜航日誌
line3
line


 *


 なんでこんなことになったんだか、未だによくわからない。
 だけど薄々と、なんか近々やっかいなことがありそうな予感はしていた。


 俺たちの住んでるこの地方は、なんか独特だ。古いものと新しいものがなんでもごった混ぜになっている。
 どんだけ長く続いたんだか、一つ地続きのながーい歴史があって、昔あったものと新しく作ったものがごたまぜに入り混じってる。しかも一番重視されてるのが、古いものを掘り出して研究して、新しい技術で復元し直して、そこから更に最新の技術を付加したりする技術、らしい。 

 その最先端にあるのは、常に、今を精一杯生きている自分自身なんだと。

 狐につままれたような気になったけど、まあ、わからないでもない。
 昔何があって今何を使ってて何が作られてて、ってのは、これまでそれなりに勉強してきた。
 だがそれが、今もずっと通用するかはわからない。だからこそ、変わっていくものもなくちゃ困るからだ。
 でもある意味、その先は自分たちで手探りしていくしかないからとりあえず頑張れ、と丸投げされたような気もする。

 ま、なんとかなんだろ。
 持ち前の適当さでとりあえず納得しつつ手元の端末を見ると、結構な時間になっていたので、俺は慌てて学科を終えて家に戻った。


「ただいまー」

 ここは学生寮なので誰もいないけど、帰宅の今報告は音声でしないといけないのだ。

『おかえりなさい』と、鍵が開く。

『遅かったね』
『今日で学科終わりだね、どうだった?』
『学校から荷物が届いてるから、後で確認してね』

 部屋のいろんな機器が一斉にしゃべる。なぜかはわからないが、最近の流行りの機能らしい。
 この寮に入った時からこうなので、そういうもんなんだろうと諦めてはいる。
 他にもやれメシだ風呂だ寝るだ。いろいろ指示が入るので、正直実家にいるのと変わらないのが難点だ。

「…というわけで、今日はー」

 荷物を降ろして今日あったことをそのまま音声で記録する。なんでも学生一人一人に配られてる端末が、一種の知育機械になってるそうなのだ。
 誰もいない部屋でブツブツ報告する姿に違和感を感じるものの、もう慣れた。
 雑に報告を終えてさあ、自由時間だとばかりに端末を落とそうとしたところで…
 
 突然、振動音がした。しかもそれが、ずどんずどんという感じで近づいてくるのだ。

「な、なんだ!」慌てて窓の外を見る。

『お客さんだよ』

「誰だよ」

『データだと、もずこさん』

「あー」

 幼馴染のもずこが訪ねてきたのだ。何の用だとばかりに戸を開ける。ある意味、この時点で警戒すべきだったんだけど。

 戸口の前に立っていたのは、赤銅色の身の丈2メートルはあるような巨大な『潜水服』だった。
 …こういうの、どっかで見た事ある。でも、なんか相当古いやつだ。こう、どこぞの博物館の展示品とか、古い記録映画に出てくる類だぞ?
 それが、ヘルメットごしにもごもご言っている。どうやら名前を呼んでいるらしいが、俺の脳は状況が整理できない。

「…まず、順番に説明しろ」


 *


 そんなこんなでヘルメットを取ったもずこ(この時点でもデカイもずこを見上げる形になるのだが)としばし押し問答した結果わかったのは。
 どうやらコイツは卒業合宿のテーマをこれに決めたというのだ。

 うちは卒論はない代わりに、卒業合宿がある。だいたい1年くらい、各々自分で決めた地方に合宿に行くというものだ。それが気に入って選んだようなもんだったけど、それがマズかった。
 その中で感じた事をレポートにして報告して、それで終わりだと思っていた。俺は、それを甘く考えていた。
 

「もずこ、それは…」ここで、思わず言葉を切る。そして、息を飲み込んでから、なるべく平静を装って続ける。「…なんだ」

「うちの蔵にあった」と言って、もずこはニコニコ笑う。

「あった、って」
 
「丁度いいから、これで海に出ようかなって」そう言って出してきたのは、海洋探索の学生調査員募集の案内だ。

「ちょうどいいって、使えんのかよコレ。動作チェックは?メンテナンスとかしてたのか?」

「うん、うちんとこの教授や後輩にお願いしたらすごい頑張ってやってくれたよ、いろいろ新技術も搭載してるって」

「骨董品になんてことすんだよ」オレは全力で頭を抱えた。「怒られても知らないぞ…」

「だいじょぶだよ。うちの蔵で埃かぶってたやつだし」

 もずこはあっけらかんと笑う。「それに骨董品としての価値より、使い続ける方が大事なのかもしれないじゃん?」

「…まあ、否定はしないけど」

 なんか納得させられたような、そうでもないような。腑に落ちなさも感じつつオレは目の前の潜水服姿のもずこを改めて眺めた。

 ずんぐりと丸っこい、一見すると無骨だけどそれでいて、なんかまるっこくて、あったかい雰囲気もある。不思議だ。なんなんだろうな、このテの時代ものの遺物の持ってるそこはかとないカッコよさとか、可愛らしさみたいなの。

「どう?おおぞらかけるー、気に入った?かっこいいでしょ」黙りこくった俺を見てもずこは自慢げだ。

「じゃあ明日出発ね」

「は!?」

「あれ、話聞いてない?あんたも一緒に行くって書いといたから、よろしく」

 ちょっと待て。

「学校から届いてるはずでしょ?それに端末つけて待ってて、迎えに行くから。そんじゃねー」


 状況は、確実によくわからない方向に二転三転していた。俺自身のまったく与り知らないところで。





==1==
line

line1
パーティメッセージ
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
メッセージ
line3
line
PNo.93 ゴルゴンゾーラ
にメッセージを送った。

PNo.476 うみのもくず
にメッセージを送った。

PNo.480 大空 翔
にメッセージを送った。



PNo.480 大空 翔
からのメッセージ:
Icon 大空 翔
「…まず無事に合流すんのが先決だよな。うん。」
Icon (がんばろうね、と言っているらしい)
line

line1
ボトルシップメッセージ
line3
line
PNo.98 Amnesia
からのボトルシップメッセージ:
手紙にはこう書かれている。

Icon Amnesia
「この手紙を受け取った汝はとても運がいいのだぞ。
汝は今日一日、とても幸福なことが起こるに違いない。

明日?それは知らん!」
line

line1
参加コミュニティ
line3
line
参加コミュニティはありません。
line

line1
イベント
line3
line
《海底探索協会》
line

Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
line

line1
通常戦闘
line3
line
Icon おおぞらかける
「まずは実力試しってとこなんだろうけど…大丈夫なのかコレ?たのむよ?」
Icon (背後のタコ脚はやる気だ)


Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

line

line1
戦闘開始!
line3
line
おおぞらかける(前)
HP
262/262
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
line

line
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
line

line1
ターン1
line3
line
おおぞらかける(前)
HP
262/262
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
line

line


line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
おおぞらかけるに25のダメージ!


line

おおぞらかけるの行動!
通常攻撃!
クリーンヒット!
オーク・M・シュナイダーに15のダメージ!
Icon おおぞらかける
「お、命中!」
Icon (うれしそう)
Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ!フハハ、なかなかやりおる!」
line

line1
ターン2
line3
line
おおぞらかける(前)
HP
237/262
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
95/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
200/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
line

line


line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
おおぞらかけるに16のダメージ!


line

おおぞらかけるの行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダーに6のダメージ!
line

line1
ターン3
line3
line
おおぞらかける(前)
HP
221/262
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
90/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
184/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
line

line
Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
おおぞらかけるに22のダメージ!


line

おおぞらかけるの行動!
通常攻撃!
オーク・M・シュナイダーに4のダメージ!


line

オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
line



探索者No.480は勝利した!
おおぞらかけるはEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon おおぞらかける
「いやー、なんとかなるもんだなー!」
Icon (ひとしきりうかれた後、するするとしぼむ)

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

line1
終了時
line3
line
おおぞらかける(前)
HP
199/262
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
85/100
SPSPSPSP
line

line1
イベント
line3
line
《海底探索協会》
line

Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
line

line1
アイテムの探索
line3
line
おおぞらかけるは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
line

line1
line3
line

おおぞらかけるはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
ドレインをゲット!

おおぞらかけるはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
【敵○人以上】をゲット!

おおぞらかけるはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
回避をゲット!

おおぞらかけるはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
【味○人以上】をゲット!

line

おおぞらかけるは体力を訓練した。
おおぞらかけるは体力を訓練した。
おおぞらかけるは器用を訓練した。
おおぞらかけるは器用を訓練した。
おおぞらかけるは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

line
line


line1
目的の決定
line3
line
PNo.93 ゴルゴンゾーラ
 はパーティ 軟体キャンディーズ に参加した!

PNo.476 うみのもくず
 はパーティ 軟体キャンディーズ に参加した!

PNo.480 大空 翔
 はパーティ 軟体キャンディーズ に参加した!


目的の決定
line

PNo.93 ゾーラ
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.476 もくず
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.480 おおぞらかける
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

line

line1
次回練習戦闘予告
line3
line
line

line1
次回予告
line3
line
軟体キャンディーズ 遺跡の魔物たち
PNo.93 ゴルゴンゾーラ VS ヒトデウーマン
PNo.476 うみのもくず テリメインマイケル
PNo.480 大空 翔 テリメインマイケル
line

PNo.480 大空 翔
キャラクターイメージ プロフィール
愛称 おおぞらかける
種族 ヒト
性別
外見年齢 15
 どこにでもいるはずの平凡だが生命力『だけ』は異常に高い若者。常に感覚的に生きており、万事「なんとなく」と「フィーリング」だけで事象を判断する生き方をしている。
 よく言えば基本自然体。野性味に溢れる反面一度信用したものは頑として曲げない。マイペースすぎて肝心な所の設定はいろいろ振り切っている。
 その順応性の高さと咄嗟に見せる反応速度の速さから汎用半有機活動補助デバイス『mushi(むし)』の動作テスターに選ばれてしまった。

 背中に背負ったタコがそれ。でも食べないで。
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 汎用生体デバイス「mushi」 武器 10
装備中
┗短剣 射程1 攻撃力↓ 回避力↑
2 ランニングシャツ 防具 10
装備中
┗衣服
3 ドレイン SS 0
4 【敵○人以上】 TG 0
5 回避 TG 0
6 【味○人以上】 TG 0
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 バタフライ 0 0 3 3 - 自HP50%以下
┗バタフライ 自:(1T)回避・魔回避増
2 ヒール 0 10 0 3 - 味HP50%以下
┗ヒール 味:HP回復

データ
目的 遺跡探索
MHP 307
MMP 59
MSP 100 SP あり
体力 120 魔力 100
敏捷 101 精神 101
器用 120
PLV 125
EXP 57 TP 11
SC 400
パーティメンバー
PNo.93 ゾーラ
480
480
480
PNo.476 もくず
アイコン
0 1 2 3 4
480
480
480
480
480
5 6 7 8 9
480
デフォルト
デフォルト
480
480
リンクリスト
PL名:あな