人魚の姉ちゃんにもらった石をかざしてみる。 へんてこりんっちゃあへんてこりんだが、普通の石。

	ミクマリ
	「スキルストーン、ねぇ…？ 」

正直、そこらにあるガラクタにしか見えない。 ……オイラ、騙されてるんじゃね？

	ミクマリ
	「……まいっか、タダでもらえるモンならもらっとけってな。 」

本当にあの姉ちゃんが言っていた通りの効果があるなら、スゲェ代物だしな。 それならまさに儲けモンだ。 父ちゃんを探すのに役立つかもしれねぇ。

	ミクマリ
	「…父ちゃん、今頃どこにいるんだろな？ 」

父ちゃんをおってこのテリメインに来たのまではよかったんだけど、そこからがまずかった。 知らねぇ種族の奴らが珍しくてついうっかり目を離したすきに、父ちゃんはどっかいっちまってた。 …オイラ、迷子じゃね？ いやいやいや、さすがにこの年になって迷子はねぇだろ！！ 断じてオイラは迷子じゃねぇ！！ それに帰ろうと思えば、一応帰れるモンな。 そう思ったんだが、母ちゃんや、弟妹たちには内緒で来たんだ。 そう簡単に帰るわけにはいかねぇ。 父ちゃんや村の皆にオイラが一人前の漁師の男だってトコ、見せねぇと。 父ちゃんがこのテリメインに来たのは、誰も見たことがねぇ幻の魚を探すって理由があったからだ。 そう簡単には見つからねぇと思うんだが、なんせこのテリメインには色々すげぇ噂があるらしいからな。しかも結構信憑性が高いんじゃねぇか、ってオイラはふんでる。 じゃなきゃオイラの村みてぇな辺鄙な田舎にそんな心躍る話が伝わってくるなんてありえねぇだろ。 そんで村おこしも兼ねて、村一番の漁師である父ちゃんがこのテリメインに来たって訳だ。 んで、なんでオイラがここにいるか、っていうと…ぶっちゃけ父ちゃんに良いトコみせて、早いとこ一人前だって認めてもらいたかったんだが…… 肝心の父ちゃんを見失っちゃなぁ……そこまではオイラも考えてなかったぜ。 やべぇよなぁ…これじゃ意味ねぇじゃん。 何とかして父ちゃんと合流する方法を考えねぇと。 うーん… ……まてよ？オイラが幻の魚を父ちゃんより先に見つけて捕まえれば良いんじゃね？ そうすりゃその話を聞きつけた父ちゃんとも会えて、オイラの力も認めてもらえるし一石二鳥ってワケだ！！オイラ頭良いじゃん！！ …まぁ、そこまでトントン拍子に上手くいくとは思ってねぇよ。 だけどよ、やってみなけりゃ分かんねぇだろ？ 何にもやんなきゃ、それこそ可能性だってゼロだ。 ここは行動あるのみ！ そう思って、海に入ろうとしたんだが——

	？？？
	「あら、あなたも《テリメイン》の探索希望の方？ 」

そう声をかけてきた姉ちゃんに連れられて、オイラは海底探索協会の門をくぐった。 んで、何だかんだあって、いざ海へ！と思ってたのに、とんだ邪魔が入ったモンだ。 でっけぇ豚のようなおっちゃんが、オイラの実力を試すとか言ってきた。 正直面倒だが、どうしても必要な事らしい。

	ミクマリ
	「——いいぜ、だったらオイラの力、その目にとくと焼きつけろってな！！」

《海底探索協会》

《海底探索協会》

ミクマリは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった！

ミクマリはゴーグルを購入した。

ミクマリは【通常時】を購入した。

ミクマリはTGシェルボックス(低)を購入した。

ミクマリはTGシェルボックス(低)を購入した。

ミクマリは体力を訓練した。
ミクマリは体力を訓練した。
ミクマリは器用を訓練した。
ミクマリは器用を訓練した。
ミクマリは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

おさがりの銛 に 攻撃力強化 を実行！
おさがりの銛 の 物理攻撃力 を 2回強化した。

着慣れた水着 に 回避力強化 を実行！
着慣れた水着 の 物理回避、魔導回避 を 2回強化した。

目的の決定