Seven Seas
-DAY2-

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潜航日誌
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今私は、船の上にいる。私を救った船だ。船の名前は知らない。今は港に停泊をしているけれど、近日中にこの海へ航海へ出ると言われている。船には私以外にも何人か勿論いるけれど、皆思い思いに外に出ている。恐らくは、これから始まる旅のための準備をしたり、協会に早くも赴いているのだろう。私は……まだこの船から降りることができず、今こうしてデッキでこの日誌を書いている。まだ日は明けたばかりだ。気温は涼しく、けれど陽光は明るく、恐らく良い一日になるだろう、と風も鳴いている。ピィ、ピィと鳥が遠く飛んでいる。海鳥にしてはやけに声が短くて、私はそれを今好ましく思っている。潮の香りは不思議と随分とまだ緩やかで、それは、水中ではない外の空に薄まっているような気もした。まだここは海の中ではなく、陸に鎖されたばかりの私たちであると……

私にもし語るということが許されるのだとして、それは何のための語らいなのだろうかということを今ふと考える。知らぬこと、知っていること、己のこと、愛しい誰かのこと、過ぎ去った夢、胸に抱いた感情、そのような有様の様々は今、走らせるこの白い紙の海の前にあって浮かんでは消える水の泡のようであり、確かにそれは私にとって随分と懐かしく、さざめいて、酷く似つかわしい。
この世界、ーーテリメイン、と呼ばれている私の知らない世界ーーにおいては、この航海日誌を書くことが多くの船乗り……私をそう呼び表して良いのかはわからないけれど、船乗りの習慣であると聞き、それをまたこの世の習いとして私もはじめてみることにした。私にかつてそのような習慣があったかどうかは定かではなく、この行為がどれだけ私の水に合うかはわからないけれど、今の何もない私にとってはそれはやめるにたる理由ではないように思う。習慣は第二の天性と聞く。そもそも今どのような第一の天性があるのかはわからないが、少なくとも今の私にとって天性を数多持つことは悪いことでは恐らくないと信じたい。(かつての私たちが供されたのは、ともするとその天性のためなのかもしれなくても。)……。

私は、私のことを知らない。海が私を産んだということ、つまりは海から離れては私はただの塵芥であること、幾つもの女たちの嘆きを聞くこと、そして私の名は「華燭」であること。この三つについては、奇妙なほどーー目を開けた瞬間から、理解していた。理解、認識していたと言ってもいいのかもしれない。空に輝くあの白い光を太陽、あるいは月と呼ぶのだということと同じくらい自然に。けれどそれ以上のことは今の私の裡には随分と遠い。元からないのかもしれないし、あるいは錠前のかかっているだけなのかもしれない。もしそうであれば私はその鍵をこの世界で探していくことになるだろう。また、それが私のこの目的、衝動、感情、胸の焦がれるもののひとつであるようにも思える。
私のことを私が知らなくても、今テリメインには千を遥かに超える人(人と記していいのかはわからない、少なくとも見た目はともかく私もヒトではない)がいて、様々な港や海を渡り歩いているものもいるだろう。彼ら彼女らにより私が再発見されることもまたーー祈ろう。ただし、私はどの私でもなく、この外見も恐らくは私の…どの私のものかは判然としない。ともすると、誰のものでもないのかもしれないし、それぞれの女たちの特徴的な要素を組み合わせて形作られているのかもしれない。かつてどこにも存在していなかった女、華燭。私がその再来(存在しないものが再び来る、などと)であるのなら、私は私を御するに足る手綱をこの手に持っているということなのだろうか。

今日、これから私は《海底探索協会》に赴く。
私は海によって生まれ出でた。《海底探索協会》というこの響きは……私に自意識などというものもあるのかと驚くが、私を探索せよという、何がしかの強い意志、海からのわたしへの手紙の様にも読めてしまった。私は、まだ私を読むに足る言葉を持たない、夢を見ていない、世界を知らない。私はテリメインで生きてゆかねばならない、少しでも長く、少しでも意味のある華燭としての生を、全うするために。それは、……私を読む、ということにも恐らく等しい。もともと私の一部は世界への手紙として捧げられた、と私の中の残響が囁く。世界、信仰、神、感情……。そういったものへ祷りを運ぶための媒介のひとつとして。私は誰に宛てられた手紙なのだろう。私の中にには何が描かれているのだろう。私たちの消えてしまったたくさんの願いに報いる答えだろうか。……この海の中に、その答えがあるのだと、信じて。
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パーティメッセージ
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PNo.1484 華燭
からのメッセージ:
Icon 少女の瞳は今どこか、ロザリアたちの、あるいはその先を見据えるがごとく、真正面に向けられていた。ひたりと。懐かしい、あるいははじめてのものを見るように。不安の色は不思議となかった。
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メッセージ
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PNo.988 キィス・アトリー
からのメッセージ:
Icon キィス・アトリー
「へえ……お前みたいのも、探索者志望なのか。
見えねえな。」
Icon キィス・アトリー
「いや、いきなり悪いな。
俺はキィス、探索者志望。よろしく。」
Icon キィス・アトリー
「お前もこれからあの教官と試験だろ。
名前、教えてくれないか。」
Icon キィス・アトリー
「テリメインに知り合いはいなくてね。
よろしくしてほしいんだ……いいかな、お嬢さん?」
Icon キィス・アトリー
「それに、そんな目じゃ大変だろ。
不躾で悪いかもしれないが、なにか手伝えるようなら言ってくれよ。」
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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参加コミュニティはありません。
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
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通常戦闘
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「はじめまして、教官殿。華燭と申します。
 まだ慣れぬ身体ゆえーーどうぞ、お手柔らかに」


Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

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戦闘開始!
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華燭(前)
HP
250/250
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
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ターン1
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華燭(前)
HP
250/250
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
華燭に21のダメージ!


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華燭の行動!
瞳を閉じ、大きく呼吸を整える。
クロール!No.1 クロール
華燭の素早さが上がった!
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ターン2
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華燭(前)
HP
229/250
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
90/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
215/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
華燭は攻撃を回避した!
Icon オーク・M・シュナイダー
「なかなか良い動きをするではないか」
「お生憎ですね」


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華燭の行動!
Icon 「ーー開門」
マジックブレイク!No.2 マジックブレイク
オーク・M・シュナイダーに85のダメージ!
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ターン3
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華燭(前)
HP
229/250
HPHPHPHP
MP
45/55
MPMPMPMP
SP
83/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
120/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
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Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
華燭に16のダメージ!


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華燭の行動!
Icon 「ーー開門」
マジックブレイク!No.2 マジックブレイク
オーク・M・シュナイダーに66のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
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探索者No.1484は勝利した!
華燭はEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon 「……これで、わたくしの証明としては十分でございましょうか? ロザリア様」

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

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終了時
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華燭(前)
HP
213/250
HPHPHPHP
MP
35/55
MPMPMPMP
SP
76/100
SPSPSPSP
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
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アイテムの探索
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華燭は周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
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華燭はTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
物防をゲット!

華燭はTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
【○行動目】をゲット!

華燭はガードを購入した。

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華燭は魔力を訓練した。
華燭は魔力を訓練した。
華燭は魔力を訓練した。
華燭は魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
華燭は体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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黒簪《紅珊瑚、ひとつ》 に 魔導力強化 を実行!
黒簪《紅珊瑚、ひとつ》 の 魔導攻撃力 を 2回強化した。

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目的の決定
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目的の決定
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PNo.1484 華燭
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

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次回練習戦闘予告
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探索者No.1484 ひとりぼっち
PNo.1484 華燭 VS PNo.1350 ボル・クレイ
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次回予告
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探索者No.1484 遺跡の魔物たち
PNo.1484 華燭 VS ナマコガール
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PNo.1484 華燭
キャラクターイメージ プロフィール
デフォルト
愛称 華燭
種族 思念の残響
性別 女性
外見年齢 十代半ば
華燭 / ka-syoku / hua-zhu

夢破れ海に沈んだ多くの女性たち、その残響の集合体
様々な嘆きと感情が、今ひとりの女、『華燭』として再生する

望んで、あるいは望まれて、全てを失い水底に沈むも悲しみに捕われ続けていた数多の女たちの思念が、女の姿となってかたちを得たもの。
テリメイン発見により溢れ始めた世界の魔力に呼応するように目覚め、仮初の肉体と生命の証(呼吸)を再び手に入れた。ただし、海の魔力で生かされているため、海より遠く離れることができない。

細い手首 体温のない肌 儚さの際立つ作り
滑らかで冷たく 蜜を零した磁器のような声
霜の降りた花と湿り気を感じる香り
痛覚は鈍く 丁寧に組み上げられた装飾のよう
装束をどこかヒレのように揺蕩わせて泳ぐ
靴は履いておらず その爪には色が乗る
結わえた髪 まっすぐと向けられた眼差し
危うさのあるようで、どこか雛のようにも見える

生前の在り様より右目を失っており、隻眼
再生時においてその眼窩には大輪の菊花が咲いている

生まれ出たばかりで漂流していたところを一艘の魔導船に助けられ、以後その船に身を寄せている。その船の活動や行為自体には積極的に介在はしていない。

人格を構成するに足る過去の記憶はない。断片的に思い出すことはあれど、それが自分を構成する「どの女」のものであるかは不明。付随する幾許かの空虚。

己の中に形のない確かな衝動があり、もう一度、地上に上がるためにテリメインの魔力の根源を求める。

***

お声がけ歓迎です。どうぞご自由に。
アイコンは十conをお借りしています。
太谢谢你了 no.1447!
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 黒簪《紅珊瑚、ひとつ》 武器 12
装備中 魔導力強化
2
┗魔導石 攻撃力↓
2 白装《君がため》 防具 10
装備中
┗衣服
3 物防 TG 0
4 【○行動目】 TG 0
5 ガード SS 0
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
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30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 マジックブレイク 0 10 2 3 3 自SP50%以上
┗マジックブレイク 敵:魔導攻撃
2 クロール 0 0 5 3 - 1行動目
┗クロール 自:素早さ増

データ
目的 遺跡探索
MHP 268
MMP 64
MSP 100 SP あり
体力 100 魔力 189
敏捷 101 精神 50
器用 100
PLV 125
EXP 51 TP 9
SC 400
パーティメンバー
*単独行動中*
1484
 
アイコン
0 1 2 3 4
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5 6 7 8 9
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リンクリスト
PL名:水杜