Seven Seas
-DAY2-

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潜航日誌
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海は残酷かつ美しい。
故に祈らねばならぬ。
我らを深遠へと誘わぬよう。

——タコ七先生のはっぴードキドキ占い 二巻、あとがきにて




とある秋の日、昼下がり。
"海開き"を前にしてセルリアン海岸探索協会が本部を置いた島は賑わっていた。
その中央通り、俄かに立ち並んだ露店や冒険者達でごった返す中に奇妙な一行がいる。

タコ。
褐色の肌、目元には真紅のアイライン、力強く凛々しい黒眉。
然様なタコが水槽に半身を沈め、車に載せられ女に曳かれている。

すれ違う誰かが呟いた。

「タコが傾いてやがる」







「思わず頷いてしまいましたね、僕は」

協会本部を後にし、冒険者達がキャンプを張る広場に荷を降ろした一行。
洋々と語るは白衣に眼鏡、いかにも研究者といった出で立ちの男である。
先ほど市場で耳に届いた言葉が妙に響いたようだ。

「カブキって変な衣装の劇でしたっけ?一緒にされたくはないなー」

唇を尖らせるのは色黒、中肉中背の男。
何故かハチマキを巻いている。

「ま、まあ、先生はカッコいいってことじゃないですかネ」

派手な化粧でこれまた眼鏡の女が笑みを張りつかせてフォローする。

(鉢巻が同じ文化って知らないくせに貶すんじゃねえよカスが)

心中盛大に毒づくも口にする訳にはいかない下っ端の悲しさ。
その視線の先には水槽。眼鏡女が何とかここまで牽引してきたのだ。
中ではタコが目を閉じ身を横たえている。
魔道映像局のスター、通称タコ七であった。
こう見えて一行で一番の高級取り。
どころか、全員養われていると言っても過言ではない。
先生扱いされて然るべきとの声が強く故に先生と呼ばれている。

「それで、無事手続きは済んだのかい」

色黒が問う。大して歩いてもいないのに袖で汗を拭っている。

「ええ。多少出遅れましたが初日から出られます。あとは先生の準備ですね」

白衣眼鏡が水槽に向き直った。
振動の軽減他数々の工夫が凝らされたおかげか、水は全く零れていない。
タコ七もゆっくり眠れたようだ。

「先生は大丈夫でしょ。なにせ俺達より賢いからね、ハハハ」

色黒が大げさに笑い声をたてると、黙って付き従っていた男達も頬を緩める。

2日後に始まる海洋探索。
その様子を魔導映像として録画、世界に流すのだ。
新しく開かれた世界への突撃体験レポート。
それが一行の目的であり、仕事内容でもあった。
無論他局との競争が予想される。
そこで差別化の為、タコ七に白羽の矢が立ったというわけだ。

「先生が起きられたようですね」

眼鏡女の声に一同ハッとして口を閉ざす。
タコ七の体調維持は最優先であり万全の注意を払ってきた。
映像局側が皆息を殺すレベルにまで潜め見守る中、水槽が波立つ。
すると一本の触手がニョッキリと突き出され、左右に揺れた。
続いてもう一本。今度は何かが巻きつけられている。
女が素早く両手をその下に差し入れるとカードが2枚。
喋れぬタコはカードで意思を示す。

「おはようございます。それで、これは……否、心、ですね」

「つまり?」

「そんなに気を使わなくても大丈夫だ、と仰られてます」

「そ、そうかい。いやぁ、流石先生だ」

訊ねた色黒が安堵を漏らし、映像局の一同それぞれ息をつく。
対して白衣眼鏡は苦笑を浮かべ眼鏡女は変わらぬ薄い笑み。

(オタンコ、アンタらより余程余裕あるっつーに)

タコ七が研究所に来た時から関わってる二人。
この程度でどうにかなる彼ではないと知っている。
問題になるとすれば水質の違い、そして世界移動による影響。
それを見極めるために観察しているが問題もなさそうだ。

「先生は気遣いもできるお方なのですよ。それより落ち着ける場所が必要かもしれません」

「それもそうだ。よしみんな、1時間で設営終わらせて小ミーティング、それからご飯といこう」

色黒の号令で銘銘が準備にとりかかる。
研究組2人も己が仕事に手をつけ、やがて一日が過ぎ。


タコ七とお供たちの海洋探索は些か慌しい幕開けを迎えるのであった。
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パーティメッセージ
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メッセージはありません。
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メッセージ
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PNo.1518 渡来葉月
からのメッセージ:
Icon 渡来葉月
「とりあえず参加する」
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
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通常戦闘
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Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

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戦闘開始!
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オタ七(前)
HP
278/278
HPHPHP
MP
46/46
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
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ターン1
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オタ七(前)
HP
278/278
HPHPHP
MP
46/46
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オタ七の行動!
タコ七は敵に背を向けた。逃げるため?

否。

海中では噴射こそが強力な推進力となるのだ。
口から吐き出された水が勢いを与える!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに10のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
オタ七に12のダメージ!
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ターン2
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オタ七(前)
HP
256/278
HPHPHPHP
MP
46/46
MPMPMP
SP
94/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
205/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
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オタ七の行動!
タコ七は敵に背を向けた。逃げるため?

否。

海中では噴射こそが強力な推進力となるのだ。
口から吐き出された水が勢いを与える!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに10のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クリーンヒット!
オタ七に31のダメージ!
Icon オーク・M・シュナイダー
「甘い、そんな動きではこの世界でやっていけんぞ!」


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オタ七の連続行動!
タコ七は敵に背を向けた。逃げるため?

否。

海中では噴射こそが強力な推進力となるのだ。
口から吐き出された水が勢いを与える!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに17のダメージ!
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ターン3
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オタ七(前)
HP
205/278
HPHPHPHP
MP
46/46
MPMPMP
SP
87/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
168/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
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Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


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オタ七の行動!
タコ七は敵に背を向けた。逃げるため?

否。

海中では噴射こそが強力な推進力となるのだ。
口から吐き出された水が勢いを与える!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに15のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
オタ七に11のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
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探索者No.1261は勝利した!
オタ七はEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!


Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

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終了時
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オタ七(前)
HP
184/278
HPHPHPHP
MP
46/46
MPMPMP
SP
81/100
SPSPSPSP
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
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アイテムの探索
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オタ七は周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
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オタ七はヒールを購入した。

オタ七はSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
ウォークライをゲット!

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オタ七は体力を訓練した。
オタ七は体力を訓練した。
オタ七は体力を訓練した。
オタ七は敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
オタ七は敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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オタ七はアイテムNo.3 ヒールを私有化!

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目的の決定
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目的の決定
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PNo.1261 オタ七
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

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次回予告
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探索者No.1261 遺跡の魔物たち
PNo.1261 オタンコ七世 VS テリメインマイケル
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PNo.1261 オタンコ七世
キャラクターイメージ プロフィール
デフォルト
愛称 オタ七
種族 陸に上がったタコ
性別 オス
外見年齢 成体
とある研究所の実験生物として捕獲されたタコ。
そのまま普通に実験を繰り返され短い一生を終えるはずであった。

しかし、当時の所長が大の魔道球技好き。
どちらが何点差で勝つかという賭博に大金をつぎこんでは負け、を繰り返し……
最後の勝負に神頼みならぬタコ頼みをしたところ大当たり。
それが噂となり魔道映像局に特集まで組まれる人気キャラ「タコ七」となった。

人生を救ってもらった所長は開発していた知能発達薬を投与。
これまた奇跡的に成功し、思考能力を得るに至った。
言葉は喋れないものの高度な知能を有し、筆談での会話が可能となる。

それで終わればタレントタコとして終わるだけだったかもしれない。
しかしイタズラ好きの女研究員が趣味で開発していた「空気でガッツリ呼吸する薬」をこっそりエサに混ぜてしまった。
そして、残念なことに成功してしまったのだ。
結果、水槽でおぼれかけるタコ。

ここに"考えるタコ、ただし水の中では生きられない"なる生物が誕生したのである。


「これでは水中でおなごと交尾ができぬ、死ねぬ」


再び海の中で生きるために、タコとして寿命を全うするために。

かくしてオタンコ七世ことオタ七は水の世界テリメインへと赴くのであった。


サブキャラ
 女研究員
 色々バレてクビになったところをオタ七に拾われた。
 お世話や荷物運びなど色々。
 相当な借金があるため逆らえない。
 性格を一言で言えば、クズ。
 スタイルはいいらしい。被害担当とも。

 男研究員
 研究所側から派遣されたアシスタント。
 主な仕事は機材の調整やオタ七の体調管理など。
 オタ七の出演料からボーナスが支払われる。
 気合十分であるが、空回りも多い。
 真面目な無能になるかが心配される。

PL:kanpi
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 タコナックル 武器 10
装備中
┗格闘 射程1 攻撃力↓ 素早さ↑
2 タコテクター1 防具 10
装備中
┗軽鎧 防御力↑ 回避力↓
3
4 ウォークライ SS 0
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
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19
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[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 バタフライ 0 0 3 3 - 自HP50%以下
┗バタフライ 自:(1T)回避・魔回避増
2 チャージ 10 0 1 3 +1 自HP50%以上
┗チャージ 敵:物理攻撃
3 ヒール 0 10 0 3 - 味HP50%以下
┗ヒール 味:HP回復

データ
目的 遺跡探索
MHP 332
MMP 48
MSP 105 SP あり
体力 155 魔力 50
敏捷 151 精神 90
器用 90
PLV 125
EXP 60 TP 11
SC 450
パーティメンバー
*単独行動中*
デフォルト
 
アイコン
0 1 2 3 4
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
5 6 7 8 9
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
リンクリスト
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