記録.00　記入者：サフィア＝スェヴル 世界間移動中にトラブルがありエスティエルジィ＝ハイトライト、ロゼ＝クーゲル両名と逸れるも、目的地である《テリメイン》へは単独で到着する。 事前情報通り現地では大規模な探索が計画されており、両名の戦力喪失は痛いものの任務壱、弐、参共に遂行には問題なしと判断。 本格的な報告書には及ばないまでも、簡易的な記録を残しておこうと思う。 ……… 海底探索協会　──Chapter.1.5

「さて、とりあえずは……試験ですか」

構えたマリンオークを前に、そう言いながらこちらも武器を構える。

「試すまでも無いと思いますが……」

「ま、やるからには全力で行きますよ。 　　うっかり殺っちゃったらごめんねー？」

……「全力で」とは言ったが「本気」ではない。恐らくは、相手方もそうだろう。 あの人達──どう見ても人間ではないが便宜上「人」とする──の言うように、これは自衛力を計る為の実力テストなのだ。 それに……

「それにしても、一日に何人のテストをしているんでしょうかね。あなた方って……」

入ってくるまでにすれ違った人数は100を超えるだろう。後方にもまだまだ大勢の人がいる。 後に知ることになるが、その数およそ1500。それら全ての相手をするというのだから驚きだ。 ……… 砂浜　──Chapter.1 「世界」というものは、我々の認識出来ない領域にてまるで夜空に煌く星々のように無数に存在する。 我々N.O.V.A.Cの影響圏にある11の世界──アルヴ＝エルエス世界群も、結局はその無限の中の一つにしか過ぎない。 これらの世界は座標……というべきか。距離的に「近い」位置にあるため、法則や世界構成物とか、そういう部分が非常に似通っている……らしい。 そしてこの《テリメイン》　距離的にはやや近い所にあるが、それでも同世界群というにはあまりにも離れすぎているらしい。 そういった世界では、我々の世界の常識は通用しないものと考えるべきだ。 ……というのが、サフィアの知る範囲だ。

「つまり、先遣隊とは名ばかりの実質特攻隊ですよねえ。 　もしこの世界の空気が何か致命的な毒素を含んでいたり、そもそも空気が無い 　とか、灼熱の世界だったりした場合はどうするんですかって話ですよ」

──結局は、全てが杞憂だったと言うことだ。 こうして呟きながら、歩を進めている事こそがその証左である。 照りつける日差しはサフィアにとってはかなり暑い。だからといって灼熱の世界かといえばそうではなく、むしろ普通の人にとっては心地よい暖かさなのだろう。 つまり、なんということはない。ちょっと海が多いだけのごく普通の世界。 リゾート地、とでも言うべきか。 「こういう環境だと分かっていれば、もっとちゃんと準備はしたのですがねぇ……」 と心の中で声を漏らす。

「ま、どんな環境でもいいです。まともに動ける環境であれば。 　お二人方の行方が判らなくなったのはちょっと痛手ですが、上手いこと協力者も 　見つかったことですし……ちゃちゃっと任務を終わらせてしまいましょうか」

そう呟きながら、歩を進める。目的地はもう目前だ────

《海底探索協会》

《海底探索協会》

サフィアは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった！

サフィアは軽盾を購入した。

サフィアはSSシェルボックス(低)を購入した。

サフィアはSSシェルボックス(低)を購入した。

サフィアはSSシェルボックス(低)を購入した。

サフィアはTGシェルボックス(低)を購入した。

サフィアは体力を訓練した。
サフィアは敏捷を訓練した。
サフィアは敏捷を訓練した。
サフィアは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
サフィアは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

Estea-226 に 攻撃力強化 を実行！
Estea-226 の 物理攻撃力 を 2回強化した。

着慣れた服 に 回避力強化 を実行！
着慣れた服 の 物理回避、魔導回避 を 2回強化した。

目的の決定