Seven Seas
-DAY2-

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潜航日誌
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※※この日記は、Pno.993の描いた日記の続きですよ!※※






「おい、なんだそのガキ」

不意にかけられた声。
不躾な、けれど私にとってはもう聞きなれた男の声に、びくりと幼い姿見の少女が震えた。

ガキ、と評されたのは、外観の背丈や顔立ちから来たものだろうが、
未知の生物たる彼女を子供扱いする事に、私は、納得がいかない。

「レヴィアと言うらしいわ」

「乳臭ェガキの名前なんざ、聞いてんじゃねェよ!
 なんで、そんなガキと一緒にいるのかを聞いてんだ」

彼の疑問を解消するべく口にした答えは、お気に召さなかったようだ。
肩を竦める私に、苛立つ彼の態度に、ますます怯えの色を強くして、視界から隠れようとするレヴィア。
視界を遮るものとして、私の体を選ぶのは、得策ではないと思うのだけれど。

「私ね、この子と一緒に海へ行こうと思うの。
 もちろん、遊びに行くわけじゃないわよ。海の、底へと、潜るの」

「はァ?!
 お前、俺と一緒に行くって言ってただろうが!
 俺はガキの守りなんて御免だぜ!」

「そうね、貴方、子守が上手そうには見えないものね。
 私と、この子、二人で行くから安心して」

「はァァァ?!」

より怒気が強まった気がする。
背後より感じる小さな体が、また一層怯えるように跳ねたのが、後ろを振り返らずとも伝わった。

「……ぁ、あの、お知り合いデスか」

「そうね、お知り合い。話終わるまで、ちょっと黙っていてくれるかしら」

「ハ、ハイデス!」

揉め事の原因が自分にあると察知したのか、隠れたままの姿勢から顔を覗かせようとするそれを私は制した。
これは、私の選んだ問題でレヴィアに介入されるわけにはいかない事。
彼女を会話に巻き込むとより面倒になりそうではあるし。

「私は確かに、貴方と一緒に行くとは言ったけど、いつまで、とは言ってないわ。
 もともと、この海の世界にたどり着いたら、離れるつもりだったのよ」

「そりゃあ、随分と唐突な告白だなァ」

「言う必要がないと思ったのよ。
 貴方は、腕が立つ。体格もいいわ。
、第一印象でいらぬ因縁をかけられる事も、だから、少ない。
 女である私が一人、旅をするより、
 貴方みたいな、男性、をアピール出来るパートナーがいた方が、都合が良かった」

「随分と高評価貰って嬉しいねェ。
 で、そんな都合のいい男を手放す理由は、なんだ?
 都合がいいだけじゃなかっただろ? 男と女の関係だって上手くいってたはずだ。
 なあ、俺ァ気に入ってたんだよ、お前も、お前の体だって、最高だ」

ガキ、つまり幼い子と認識している人物の前で、口に出すにはふさわしくない話題が混ざって、
ひくりと頬が引きつるが、表情の細やかな差を機敏に察知できるような男ではない筈だ。
今、それを指摘すれば、話が終わらない。だから、触れないでおく。私たちの、性的な関係についての言及は。

「貴方、人間、でしょ?」

「それがどうした」

「今から行く世界は、海の底。
 人間としていくら屈強であっても、海の底では何の役にも立たないでしょう?」

「だったらそのガキだって……ッ!」

「ガキ、じゃなくて、レヴィア。貴方、この子が人間に見える?
 幼い姿見で、たった一人。海洋生物に近い部位がある人外。海に対する恐れも見えない。
 私は、レヴィアを選ぶわ」

背後に隠れていた少女に手を回す。
拒むように尻込みする彼女を、ぽんと強めに背中を叩き、姿勢を正した。

「ちッ……、だったらなあ!
 ここまで護衛した代金をもらわねェとなあ!
 この海の、ガキにたどり着くまで!お前を護ってきたのはこの俺らしいからな!」

「だから、払っていたわ。ずっと」

「はァ?」

威圧的な態度はそのまま、此方を見下し凄む彼の前。
指先を自分の胸元に置く。キラリ、と赤く輝く私の誇りが、光った。

「この世界にたどり着くまでの間、ずっと、貴方と一緒にいたわ。昼も、夜も。
 望む事は何でもしてあげた。何でもよ。
 貴方が言った、最高の体の女の、私が。それって、十分な報酬に値するんじゃないかしら?」

言い切った私と、何かを返そうとして、結局自分の言葉が引き合いに出された為に二の句が続かず閉口する彼。

話し合いは、もうこれで終わりだ。
さよなら。
そう彼に言うかわりに、にっこり笑った。

以前、彼がベッドの中で好きと囁いた、目を細めて唇で作る三日月の微笑みだった。
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パーティメッセージ
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メッセージはありません。
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メッセージ
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PNo.857 リヴェイロ・ルカス
にメッセージを送った。

PNo.993 レヴィア
にメッセージを送った。



PNo.857 リヴェイロ・ルカス
からのメッセージ:
Icon リヴェイロ・ルカス
「ひゅーぅ、姉ちゃんこっちみたいな海じゃ見ない綺麗な色してんなあ。 あ、ワリィ髪の話。こっち向いた時の眼も綺麗な色してんなって思ったケド」
Icon リヴェイロ・ルカス
「はっはっはそんな大した理由あって声掛けたワケじゃねえって、男だから姉ちゃんに声掛けたってのもむしろ無いワケじゃねえが」
Icon リヴェイロ・ルカス
「俺はリヴェイロってんだ、ま、お近付きってヤツがあったらヨロシクな!」

PNo.1496 ナキ・キャリセイン
からのメッセージ:
Icon ナキ・キャリセイン
「おっと、こんなところで綺麗なお姉さんに出会えるなんて、ツイてるなあ!
お姉さんも新しくここに登録したクチ?いやあ、思いの外色々あって、何から手つけたらいいか悩むよねえ。」
Icon ナキ・キャリセイン
「それにしたって……そのカッコ寒くない?
なんなら今から一緒に服でも見に行くのはどうかな、あんまりいつまでもお姉さんのその綺麗な肌、俺以外の目に入れていたくないしさ。」
Icon ナキ・キャリセイン
「っと、ごめんごめん、名乗りが遅れたね。
俺はナキ・キャリセイン、ナキって呼んでよ。
……お姉さんの名前、聞かせてもらっても?」
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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参加コミュニティはありません。
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
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通常戦闘
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Icon クラック
「時間の無駄ね。手早く終わらせましょうか。」



Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

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戦闘開始!
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クラック(前)
HP
256/256
HPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
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ターン1
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クラック(前)
HP
256/256
HPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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クラックの行動!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに17のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クラックに23のダメージ!
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ターン2
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クラック(前)
HP
223/256
HPHPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
94/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
198/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
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クラックの行動!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに26のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クリーンヒット!
クラックに79のダメージ!
Icon オーク・M・シュナイダー
「甘い、そんな動きではこの世界でやっていけんぞ!」
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ターン3
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クラック(前)
HP
134/256
HPHPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
88/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
162/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
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Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


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クラックの行動!
チャージ!No.1 チャージ
オーク・M・シュナイダーに23のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クラックは攻撃を回避した!
Icon オーク・M・シュナイダー
「なかなか良い動きをするではないか」


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オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
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探索者No.1165は勝利した!
クラックはEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon クラック
「だから言ったじゃない。時間の無駄だって。」

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

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終了時
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クラック(前)
HP
124/256
HPHPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
82/100
SPSPSPSP
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
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アイテムの探索
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クラックは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
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クラックはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
エアロシュートをゲット!

クラックはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
マジックブレイクをゲット!

クラックはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
【敵○人以下】をゲット!

クラックはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
【自SP○%以下】をゲット!

クラックはリングを購入した。

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クラックは敏捷を訓練した。
クラックは敏捷を訓練した。
クラックは敏捷を訓練した。
クラックは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
クラックは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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ラウンド に 命中力強化 を実行!
ラウンド の 物理命中、魔導命中 を 2回強化した。

ラウンド に 命中力強化 を実行!
ラウンドの強化回数限界!
日数回分までしか強化は行えない。

ラウンド に 攻撃力強化 を実行!
ラウンドの強化回数限界!
日数回分までしか強化は行えない。

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目的の決定
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PNo.993 レヴィア
 はパーティ 紺碧マカロナージュ に参加した!

PNo.1165 クラック
 はパーティ 紺碧マカロナージュ に参加した!


目的の決定
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PNo.993 レヴィアたん
は目的:バカンスするを選択!

PNo.1165 クラック
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

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次回練習戦闘予告
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紺碧マカロナージュ 幽霊潜水艦(不本意)
PNo.993 レヴィア VS PNo.676 水葬の鯨
PNo.1165 クラック PNo.687 シアン
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次回予告
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紺碧マカロナージュ 遺跡の魔物たち
PNo.993 レヴィア VS ナマコガール
PNo.1165 クラック ナマコガール
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PNo.1165 クラック
キャラクターイメージ プロフィール
愛称 クラック
種族 エルフ(亜種)
性別
外見年齢 20代前半
本来は山に住まうエルフ。
ほどほどにマイナーな種族。

身長160後半
体重50~60弱
外見年齢20代

紫の瞳に、淡いピンクの長い髪。
褐色の肌と、肉付きの良い体。


*


賞金稼ぎを自称するが、自身の経緯はあまり語らない。
名前も偽名。
利用できるものは何でも利用するべきだと考える。
きつい言葉を選ぶ事も多々。
場合によっては他人に厳しい態度を取る事も。
どちらかといえば合理主義的。

探しものの為に、ここへ来たらしい。
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 ラウンド 武器 12
装備中 命中力強化
2
┗細剣 射程1 攻撃力↓ 命中力↑
2 コレット 防具 10
装備中
┗探索用水着 防御力↓ 回避力↑
3 エアロシュート SS 0
4 マジックブレイク SS 0
5 【敵○人以下】 TG 0
6 【自SP○%以下】 TG 0
7 リング 10
┗リング 魔攻力↑ 回避力↓ 魔命中↑
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
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22
23
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26
27
28
29
30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 スラッシュ 0 0 3 3 +0 自SP50%以上
┗スラッシュ 敵:物理攻撃
2 チャージ 10 0 1 3 +1 自HP50%以上
┗チャージ 敵:物理攻撃

データ
目的 遺跡探索
MHP 276
MMP 43
MSP 100 SP あり
体力 102 魔力 50
敏捷 188 精神 50
器用 150
PLV 125
EXP 51 TP 9
SC 300
パーティメンバー
PNo.993 レヴィアたん
1165
1165
 
アイコン
0 1 2 3 4
1165
1165
1165
1165
1165
5 6 7 8 9
1165
1165
1165
1165
デフォルト
リンクリスト
CNo.216 海底のガチャガチャのうわさ
CNo.1003 絶望えび剥き工場
PNo.993 レヴィア
PL名:ぱんだ