Seven Seas

line1
C415 ░█▀█▀█水没廃墟█▄█▄█░
line3-2
line
░█▀█▀█水没廃墟█▄█▄█░

コミュニティの説明
水没した廃墟「東京」の近況がわかるかもしれないコミュです。
水没した廃墟「東京」にはテリメインへ繋がる水中駅があります。
コミュ参加民は洞島アマネの出身地「東京」を水中駅を通してロールで探索することが可能です。
とはいえ、基本的には、ゆっくりと観光するか、細々と発掘するかといった程度のことしかできないでしょう。

「東京」の特徴
・縦に長い建物が連なる街。建物の高さ半分ほどが水没しており、知的生命体は存在しない。
・水中には様々な水棲生物がいるが、知性は極めて低い。
・かつて社会的な生物である「人間」がいた痕跡があちらこちらにあるが、今現在人間はどこにも発見できない。
・水没した廃墟を生きる街にしようとする存在は、水中駅の通るどこかの世界へ排除される。
・この街はこれ以上生きることもこれ以上死ぬこともない。



現在の「東京」

建物のなかの幾つかは、未だ冷凍食品や缶詰、パック詰にされたスナック類などが残っている。先住者の荒らした跡が幾つか見られるが、都市の広大さを考えれば、些細なものだ。都市の知を漁るのならば、高層階に位置する書店などを探すのも良いだろう。

摩天楼には時たまフェリーが流れていく。ぶつからないように避けるも、あえて中を探索しに行くのも、さほど得るものは変わらない。体験の質が変わる程度のことだ。
line

|
コミュニティメッセージ
ワカメ
--------------------------------------------------------
PNo.415 洞島アマネ
からのメッセージ:
乗用車――大きな穴がいくつも空いた金属製の箱が並ぶ道が縦横無尽に街を交差している。それらは遠目からは動物の群れにさえ見えて、この街が水没していることを忘れかけるほどだ。建物の中には乗用車が詰まったものがいくつもある。乗用車の巣、といった具合に。窓が開いたものには、早くも魚やら海藻やらが住み着いていた。そのように小さな水槽となった何かが、この街にはあちらこちらに散らばっている。

PNo.411 ラニ・オルビス
からのメッセージ:
Icon ラニ
「うぉ。……びっくりした。なんだあれ。船?」
(それにしてはでかいなと、水上を流れゆく巨大な影を見上げて感嘆の息を吐く。一瞬誰か乗ってはいまいかと考えたが、それにしては動きが不安定だとその考えを捨てた。無人の街に漂う無人の船は、互いに深く干渉せぬように動き、止まっているのだろう)
(時折作られる影を見上げながら、ぺたぺたと足音を立てて歩いていく)

PNo.428 エールステゥ・ヴルーヒゥル
からのメッセージ:
Icon エルゥ
「大きな船……。」

高い塔?の上からも見下ろせる先にゆらゆらと揺れるフェリーがある。
もっとも、女にはソレが『フェリー』と呼ばれていたかつての旅客船である事など知る訳もなく。
ただ、死んで静かなこの世界にある珍しい動く物体に視線は釘付けになっていた。

Icon エルゥ
「中はどうなってるんだろう……飛び移れる、かな?」

この位置からだってやろうと思えば不可能ではなさそうだ。
崖の上から飛竜の背に飛び乗ることを思えば簡単なのかもしれない。
思い立ったら動くしか無い……とばかりに、女は壊れた窓を探し階段を下った。


暫し後、船へと飛び降りる小柄な人影がひとつ。
確かにあったかもしれない。
--------------------------------------------------------


|
コミュニティメンバー
ワカメ
--------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------