Seven Seas

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C1659 海上拠点《エスカベーシュ》
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帆が膨らんで、猫のドクロマークがテリメインの海を走る。
誰が見ても海賊船だとわかるその船はしかし、貴方を襲うことはないし、荒くれ者の声も聞こえてこないだろう。

テリメインの海で偶然出会ったのか、はたまたスキルストーンの誤作動で偶然転送されてきたか。
貴方がこの船を訪れれば、楽器を演奏するような声が、貴方を歓迎するだろう。
ここは、船上拠点――エスカベーシュ号。
楽しい日々が、貴方を待っているかもしれない。

***

※船員とゲスト項目は削除しました。
※船内に宿泊していなくてもお気軽に参加下さい。

■現在地:未開の海域(穏やかな海セルリアン)

■設備等
狭い四人部屋多数《空き部屋:多》
客室《空き部屋:少》
テリメインバーガー《窓口:ユニ》
浴場《なし》
調理設備《なし》

■なんか起こってるかも(イベント)
・ドラジェを女の子らしくしようとしたけどなんかご飯食べ始めた
・お風呂を作り隊

***

海上拠点《エスカベーシュ》へようこそ!
ここはテリメインを探索しながら、船内を拠点に生活するロールプレイコミュニティです。
マナーを守りながら、キャラクター達の生活を描く場としてご利用下さい。


■説明とか
・海賊船ですが、キャラクター達はPKとしての海賊ではありません。どなたでもお気軽にご参加下さい。
・プレイヤーとして発言することは極力控えて下さい。
・コミュ主や船員だけでなく、いろんなキャラクターとの会話を楽しみましょう。
・参加者がイベントを起こしても構いません(例:面白いアイテム見つけたよ!等)
・寝泊まりは船内にある寝室を利用して暮らしています(ほとんどが狭い4人部屋になります)
・スキルストーンの転送機能を使って、いつでもやってこれます。
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コミュニティメッセージ
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PNo.1659 リンス・アライアス
からのメッセージ:


 ある日。ゆるい潮風を受けながら、リンスがマストの下で座りこんでいる。
 柱には、なにやら張り紙が貼ってあった。

 『うで、けがしてます』

Icon リンス
「ボトルメッセージも流したし
 これだけすれば治してくれる人見つかるよね」

 はたしてそうだろうか。
 ともあれ、なにやら怪我をしてしまい、それを治してくれる人物を探しているようだ。
 もし貴方が治療ができなくても、声をかけてみるのもいいかもしれない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


■  女の子の練習?  ■

Icon リンス
「えへへー、でしょー?」

 ドラジェに「美味しそうに食うところがいい」と言われてリンスは嬉しそうに顔を綻ばせていたが、ユニに違いがわからないと指摘されると、むっ、と厳しい顔になって、

Icon リンス
「む。確かに
 リンスみたいに食べるのも可愛いと思うけどー、ドラジェにはもっと可愛く食べてほしいかな」

 色々言っていることがめちゃくちゃだが、リンスとはこういう少女なのである。
 リンスはしばらく食べる手も止めて「うーん」だとか「むー」だとか唸り続ける。そして、なにかを閃いたとばかりに顔をあげる。
 悪い顔をしていた。

Icon リンス
「魅力的な女の子はねー
 自分から食べるんじゃなくて、相手に食べさせてもらうの」

 そう言うと、テリメインポテトを一本つまんで、

Icon リンス
「はい、ドラジェ。あーん♪」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


■  お風呂を作り隊  ■

Icon リンス
「はいはいはーい!
 リンスはドラジェと洗いっこしたい!」

 元気よく主張するリンス。だがそれは意見じゃなくてただの願望だ。

Icon リンス
「あとはーすごーく広いお風呂がいいなー
 あ、でもリンスでも足がつくお風呂じゃないと嫌だからね!」

 言いたい放題である。
 しかし、船上風呂となると、広さは難しいかもしれない。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■  PNo.162 近藤アントニオ  ■

Icon リンス
「おいしそうー? えすかべーしゅは食べれないよ?」

 語源を知らないようで、首をこてんと横に倒す。
 そして、宿に泊まりたいと言えば笑って、

Icon リンス
「いいよいいよ、どこも狭い部屋だけど好きなところに――っていうと怒られるんだった
 泊まりたい部屋が決まったら、ドラジェかユニに言ってね。リンスはそういうのよくわかんないから」

 アニーのことを見上げながら、手をひらひらと振ってそう言った。どうにも頼りない。



■  PNo.328 ヒミコ  ■

Icon リンス
「あ、そうそう、ヒミコだねヒミコ」

 以前会った時に聞き覚えがあるのだろう。いまいち忘れっぽいのかそれとも関心がないのか、忘れていたようだ。

Icon リンス
「リンスはドラジェのお姉ちゃんだと思ってるけど
 きおくそーしつ? みたいでよくわからないみたい。どうなんだろうね?」

 記憶喪失とは思えないほど軽いノリで打ち明けるリンス。本人はさほど気にしていないようだ。

Icon リンス
「あ! でもリンスがドラジェが好きなのはホントだから!」

 本当らしい。



■  PNo.499 装甲水鬼  ■

 inヨロイの中。

Icon リンス
「わーわーわー!」

Icon リンス
わーっ!!

 大はしゃぎだ。ひとしき叫んだあとは、ヨロイの中でくすくすと笑い声が漏れていて、傍目から見たらちょっと不気味だ。笑う鎧である。
Icon リンス
「すごいすごい! これ動けるの!? 動こう!」

Icon リンス
「いけー! ちょうごうきんリンスーン!
 どいつもこいつもやっつけろー!」

 次回。「超合金リンスーン、大地に立つ!」



■  PNo.600 マグノリア・ジーニアス  ■

Icon リンス
「へー、そうなんだー」

 エクセラと呼ぶ眼帯の説明にはそっけない返事。だが視線は眼帯に向いている。子供心には、眼帯の性能やらなにやらは気にならないのかもしれない。
 と、他に大人の人はいないのかと聞かれれば、

Icon リンス
「いるよー。ユニっていう変な角とか羽根が生えた人」

 散々ないいようである。

Icon リンス
「あ、あとドラジェっていう、リンスと同じ顔をしてる子が"せんちょー"だよ
 今は船内かなー、多分すぐ見つかると思うけど」

 そう言ったかと思えば、マグノリアの服の裾をくいくいと引っ張ってきた。手のひらをマグノリアに向けて、

Icon リンス
「リンス、おねーさんの"目"ほしいなー」



■  PNo.621 パノ・ボリツ  ■

Icon リンス
「どーもー、リンスはリンスだよ。よろしくね」

 気安い感じで挨拶をする。そして、パノが宿のことをはなし始めると、

Icon リンス
「うん、いいよ。部屋はまだたくさんあるし
 ちょっと狭くて臭いけど、慣れちゃえば気にならないよ」

Icon リンス
「あ、宿代とかリンス全然わかんないからユニに聞いて」

 突然出てきた「ユニ」という名前に、不思議な顔をするだろう。

Icon リンス
「あ、ユニっていうのはえーと、頭に緑の輪っかがついた変な人。あと角とか羽根とか生えてるよ
 多分そっちのお客さん部屋にいると思う」

 なんかひどい紹介だが、別の船員がいるらしい。
 言葉足らずのこの少女は、詳しいことはよくわかっていないようだ。


■  PNo.706 宝瓶のアクアリウス  ■

 ぺたぺたと触ると反応が返ってくるのが楽しくて仕方ないのか、リンスはしばらくキャッキャッとはしゃいでいたが、水瓶の中からアクアリウスに話しかけられると手を止めて、

Icon リンス
「あ、うちに泊まりたいの?
 いいよー、でもドラジェかユニに一応確認してね。勝手にするとリンス怒られちゃうから」

 怒られるらしい。説明もなしに他人の名前を出すあたり、見た目通りの子供っぽさがあるようだ。

Icon リンス
「また遊ぼうねっ」

 また触りまくるつもりらしい。



■  PNo.1045 メルエット  ■

Icon リンス
「そっちの、胸のきらきらしたのっ」

 はしゃぎながらそう答えるが、ふと気づいて、

Icon リンス
「え? 他のもあるの?
 そっちも見たい見たいっ、どこにあるのっ?」

 綺麗な石、というか綺麗なものに目がないらしい。宿のこともそっちのけで、メルエットにせがんでみせた。遠目からみれば、子供同士がじゃれついているようにも見えるだろう。



■  PNo.1138 チコ=S=ラスティーシャ  ■

Icon リンス
「名前がくらげで、くらげじゃない……」

 リンスはチコの言葉をなぞるように呟いてから、

Icon リンス
「――わかりにくいっ!」

 はっきり言いやがった。

Icon リンス
「同じ名前はダメダメ
 リンスとドラジェだって同じ顔だけど、リンスとドラジェって名前があるんだから
 もっとわかりやすい名前にしなさいっ」

 びしっ、とくらげに指を突き立ててそう言った。わがままである。


■  PNo.1299 オリナ・クレツキ  ■

Icon リンス
「そーだよー、リンスはこの船の子ですっ」

Icon リンス
「賑やかで楽しいでしょー
 リンス、頑張ったんだから」

Icon リンス
「あ、でもハンバーガーも売ってるよー。食べる?
 おねーさんはなにが好き? 眼鏡かけてるからフィニッシュバーガーかなー」

 FINISHしそうなバーガーってどんなだ。



■  PNo.1473 アイリーン・ガラルド  ■

Icon リンス
「うん、そうだよー
 リンスがお姉ちゃんで、ドラジェがリンスの妹なの」

 姉妹なのか、と聞かれるとそう答えた。
 姉が自分だということを強調しているあたり、この少女にとっては大事なことらしい。

Icon リンス
「あ、でもリンスもドラジェもきおくそーしつだから
 もしかしたら違うかも、ふふ」

 両手を後ろに組んで、悪戯っ子のように真逆のことを言う。アイリのことをからかっているのかもしれない。

PNo.162 近藤アントニオ
からのメッセージ:
>マヒルちゃん
Icon アニー
「(くんくんくん・・・)ほんとだー、おいしい匂いはしないなー。」
Icon アニー
―――って今喋ったか喋ったのかァァッ!!?すごいなすごいな何でも喋れるのか我アニーなるぞハジメマシテ!お手!お手!!お手!!!!
Icon アニー
「この辺は何でも喋るんだなー!すごいぞアヒル、ナマコと一緒だぞっ!!」

PNo.328 ヒミコ
からのメッセージ:
Icon ヒミコ
「海の風、気持ちいいのだな。
陸で感じる海の風と、船の上で感じる海の風は、どちらも気持ちいいけれど、少し違う気がするのだ。」
Icon ヒミコ
「船が作る波は、いつまで見ていても飽きないのだ。」

PNo.499 装甲水鬼
からのメッセージ:
>ユニ(1663)

槍と盾を持ち、何をするでもなく立っていたヨロイ。
そこに、戻ってきた天使。
何やら買い出しとも取れる荷物の多さである。

Icon ヨロイ
「…………」

降り立った側へ首を向ける。
そこには、『くらげ』と呼ばれた生物がおり……

Icon ヨロイ
「!」

ふと、視線が合った。

天使が挨拶をしながら、横を通り抜ける。

Icon ヨロイ
「…………」

声を上げる事もなく、ただ見送った。

天使はおそらく、気付きはしなかっただろう。
槍を持つ手を少し広げ、挨拶代わりとしていた事には。

PNo.601 ストラクリス・エスメラルダ
からのメッセージ:
Icon クリス
「回りを見てみると小さいハンバーガーらしきものを食べてますね、ならあってるのでしょう
私の知ってるものはもう少し大きくて串とか刺さっているのですが……」

どうやらレストランで出されるようなハンバーガーを想像しているようだ

Icon クリス
「でも楽しそうに食べてるのを眺めれるのはいいところですね」

PNo.934 フラック
からのメッセージ:
Icon フラック
「(そんなに走って転ばねぇといいけどな…と帽子を追いかけるリンスを眺めながら)」
Icon フラック
「宿に銭湯、か…ここの生活もにぎやかになってきそうだな(どこか嬉しそうに、そう呟いた)」

PNo.1002 カナタ・A・ホシノ
からのメッセージ:
>CNo.1116  ドラジェ様

Icon カナタ
「そういっていただけると助かります……。」
(お水を頂き、少しずつ喉を潤す)
Icon カナタ
「……ふう。ありがとうございます、少し落ち着きました……えっと、え、と。船長、さん。船長さん?」

(慌てて居住まいを正す)

Icon カナタ
「……失礼な物言いがあったら、ごめんなさい。船長さんだとおもっていなかったので……。そうよね、お船があったら船長さんも当然いらっしゃるよね。どうしましょう。」
(おろおろしているカナタに木槌の事が問いかけられる)
Icon カナタ
「……これ?この木槌ですか?えっと、家にずっとあった木槌で、いつからか私の手から離れなくなった、木槌です。……説明になっているような、ないような、でも、そんな感じなのです。」
Icon 木槌
「(小声で)そうそう、何の変哲も無い木槌木槌。」
Icon カナタ
「……力仕事とか、物を叩いたりとか、そういうのには使えるので、何かしらお役に立つことがあったら、お水と休憩場所を頂いたご恩をお返ししたいのですが。今でもいいですし、またいつか、そういう機会があったときでもいいですし。」
Icon 木槌
「(小声で)そうそう、お役に立つよ立つよ。」

(何故か木槌が喋っている様にも見える。少なくともカナタは気づいていない)

PNo.1093 呼吸メーデ
からのメッセージ:
★ To Pno.1663 ユニ("Juni") ★


  普段どう飲食してるのかというユニの質問に

Icon ヨビスエ
「聞いちゃうぅー!? どうやって食べてるかふっつーに聞いちゃいます!?
そりゃこんな『私何歳に見える?』よりめんどくさい絡み方、付き合わずに聞くかーっ」

 ぱんぱん、とむき出しの膝小僧を叩いて盛り上がっていたかと思うと、
 ふー、と息を吐いてクールダウンし、金魚鉢に指を添えた。

Icon ヨビスエ
「特に面白いトリックがあるわけでもないんだけど」

 指先が自分の頭を覆う金魚鉢を素早くなぞると、そこに薄く光る文字のようなものが残る。
 幾つも連なるそれは、鎖の目のように金魚鉢を覆い――いや、染み込んで中の液体の表面を覆う。

 と、文字を記していたメーデがおもむろに鉢の口に指を突っ込むと、水をつまんで引き抜いた
 中に金魚を泳がせたまま、ヨビスエの指先から光の糸でつながってぽよぽよ揺れる液体の塊は、
 奇妙な光景にも、金魚すくいの袋を大きくした物のようにも見える。

Icon ヨビスエ
「そんでー、ぐすん、こっちは普通に脱いじゃう」

 左手から水の塊を中に垂らし持ちながら、金魚鉢を抱えて持ち上げる。
 鉢はどう見ても硬いガラス製だったが、ヨビスエの首が触れている下の入り口(出口か?)は、
 持ち上げられるにつれてあごやはなに沿って形を変え、
 さながらキツめのタートルネックのように伸縮して、やがてヨビスエの頭を開放した。

 ……ちなみに顔がグニグニされてちょっと見栄えが悪いからか、
 この時だけヨビスエは誰もいない海の方を向いていた。

Icon ヨビスエ
「っぷは。こうして食べるわけです。ぐすっ」

 髪の毛やまつ毛の先から残った雫を散らしながら、素顔のヨビスエはユニに振り向いて笑った。
 上の口はそのまま、下の口は缶ジュースくらいにすぼまった鉢をその辺に置くと、

Icon ヨビスエ
「さー! これで、砂糖とスパイスとあらゆる幸せが詰まったお姉さんが出した、
資本主義と油と塩と肉と炭水化物の塊にかぶりつけるぞー!」

 嬉々としてファーストフードに手を伸ばして――
 その態度とは不似合いに、瞳からは涙が溢れ続けていた。

Icon ヨビスエ
「あ、コーラあります? それかトロピカルオレンジジュース」

PNo.1116 ドラジェ・バッカニーア
からのメッセージ:
■ 女の子の練習 ■

Icon ドラジェ
「!!」

ぱくり!
条件反射で目の前のテリメインポテトへと食いついた。

Icon ドラジェ
「…………!」

それがいわゆる「あーん」の状態だと気づくと、テリポテをくわえたまま眉をひそめる。
けれどテリポテを落とすことはなく、しっかりとテリポテもぐもぐ。

Icon ドラジェ
「んぐ、もぐぐ……。
 なんか、ちがわねぇかそれ?」

ふと、意識をまわりに向けると、ユニはもちろん何人か集まっていることに気がついた。
恥ずかしい。俺は何をやってるんだか―

Icon ドラジェ
「……ん?相手に食べさせてもらうのが魅力的なオンナノコ?」

Icon ドラジェ
「つまり、俺はいまその練習とやらをクリアした、んだよな?」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ お風呂のはなし ■

Icon ドラジェ
「おいおいおいおい。勝手に話進めんじゃねー!!」


なにやらスムーズに進んでいるお風呂建築計画に意義あり!

Icon ドラジェ
「……ま、条件を満たせるならかまわねぇが。」

Icon ドラジェ
「いいか、あの台所みたいにあとで撤去できることが条件だ。
船に傷つけたり改造したりすんなよ。」

Icon ドラジェ
「それと、船は当然だが水に浮いている。
水を乗せすぎると沈んじまうからな。ほどほどにしておけよ。」


―厳しい条件を突きつける。はたしてクリアできるのか?

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ PNo.162 近藤アントニオ ■

くすぐられて思わず笑い声が響き、だぼだぼの袖でべしべしと抵抗する!

Icon ドラジェ
「ぎゃはは、はっ、さ、さわんじゃねー!」


べしべし!べしべし!

Icon ドラジェ
「ちっちぇーちっちぇー言うなー!
俺ぁ船の操作なんてさせてもらえ……もとい、そういうのは別の奴の仕事だ!」

Icon ドラジェ
「船長ってのはなぁ、船のまとめ役だ。
こうしてどーんと構えてるのが仕事なんでぇ。」
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ PNo.328 ヒミコ ■

Icon ドラジェ
「お前、意外に軽いっつうか…剽軽なとこあるな。」
Icon ドラジェ
「双子、か。
そのあたりに関しちゃ、俺のほうが聞きてぇくらいだが。」

喋るリンスに横目で視線を向ける。
並ぶ二人は、他人の空似にしてはあまりに似すぎていた。

Icon ドラジェ
「ヒミコ。……ほかの呼び名でも大丈夫?
名前に、こだわりとかねぇのか?」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ PNo.622 フランチェスカ・ヘルゼ ■

Icon ドラジェ
「お。……よう。」


以前見た姿に、軽く挨拶をする。
あいかわらずの水着姿に、目のやり場に困ったのか視線をそらした。

Icon ドラジェ
「ハンバーガー食いにきたのか?
 ……もうなんの船だかわかったもんじゃねぇな。いいけどよ。」

Icon ドラジェ
「ユニはそのあたりに――お、あそこだな。」

甲板に見える、翠のわっかと赤いバイザーを指し示した。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ PNo.775 アヒルのマヒル ■

Icon ドラジェ
「うおっ、しゃべったぁぁ!?」

ぬいぐるみだとおもっていたのが、なんと喋りだし、
そしてなにかにおびえているように見えました

Icon ドラジェ
「ぺ、ぺきんだっく…?
よくわかんねぇが喋る奴をいきなり料理したりしねぇよ、安心しな。」

Icon ドラジェ
「……。」
Icon ドラジェ
「……………。」

先ほどのやわらかさが忘れられないのか、
抵抗されなければ指先でそっと撫でるように触ります。

PNo.1138 チコ=S=ラスティーシャ
からのメッセージ:
Icon
(ころころころ……)

謎生物は甲板を転がっている。
船が動き出した事でテンションが上がっているようだ。

Icon
「……!」

視界に転がる帽子を見つけた謎生物は進路を変え、帽子と併走して転がる。
どうやら楽しいらしい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>PNo.499 装甲水鬼

Icon
「――?」

いつの間にか、青黒くて丸い謎生物が足元に寄ってきている。

Icon
「――……――?」

物珍しいのか、足元をぐるぐる回ったり、体毛で触ってみようとしたりしている。

発している語は一部海洋生物が使う音波のようなもの、もしそれを解する事ができるのであれば『随分古いな』『何でこんな所に……?』といった内容である事を知る事ができる。

PNo.1213 弁天ちゃん
からのメッセージ:
>エスカ米酒

Σ( ゚∀゚)マジでエスカ米酒あんの!?

Σ( ゚Д゚)ガセかよ!?

Icon 弁天ちゃん
「うわー、ガセっぽいかー。ていうか海で米酒なんつったら結構なレアもんだよね、海洋深層水でつくった奥能登味噌かよ。なんだ海洋深層水でつくった奥能登味噌って……」
--------

>宿泊希望ですか

Icon 弁天ちゃん
「うわびっくりした、なんだ店員さんか驚かさないでよ店員さんったらもー、ファストフード店ならそうと早く言ってくださいよもー、えファストフード店じゃないの?」

Σ( ゚Д゚)ファストフード店じゃないの!?

Icon 弁天ちゃん
「お、おっと失礼ごめんね、そうか、ファストフード店じゃないんだ、地味にそっちのがびっくりだよあたしゃ。
宿泊施設。へーーーなるほどねーーいわゆる海賊船風にデコられた海上船舶施設……でもないな、ガチの海賊船じゃねえかこれ。」
Icon 弁天ちゃん
「あ、ドラジェっちの船か、今つながったわ
てことならいっちょう見させてもらおうじゃないの」
Icon 弁天ちゃん
「おー、ハロハロー、お疲れ様ーこんにちはー
ええそうですね、宿泊施設とお聞きしたんですけど、どんなお部屋が空いてらっしゃるんですの?」
--------

>(誰にともなく)

Icon 弁天ちゃん
「しかしあれだよね。最初の方の客はみんなどうやってここに辿り着いたの……?」

PNo.1372 ウィス・ルーヴィス
からのメッセージ:
>リンスさん
Icon ウィス
「むー、そこまでいい笑顔で自慢されると余計に羨ましくなるっすよー」

そんな様子を見て、わざとらしく拗ねた様子で返事を返す。

Icon ウィス
「えっ、ホントっすか?
部屋借りれるのであれば喜んでお借りしたいっす!」
Icon ウィス
「だけど手持ちあんまりないっすね…足りない分は船内のお手伝いとかでも大丈夫っすかね?」



Icon ウィス
「俺はウィスっていうっす。
好きなように呼んでくれて良いっすよ。」
Icon ウィス
「えーと、リンスちゃんって呼べばいいっすかね? それとも先輩とかつけた方が良いっす?」

そんな距離感に合わせるように笑みを浮かべ返事を返す

PNo.1663 ユニ("Juni")
からのメッセージ:

エスカベーシュにキッチンが出来た。

なんでも以前、ドラジェが「うまい飯の作れる人が好き」みたいなことをリンスに漏らしたらしく、
それを聞いたリンスがとある発明家の工房に駆け込んで発注してきたという。

船尾の方に設置されたそのキッチンは木製の船上でも安全に――正確には
よっぽど大きなミスをしてもコンロから火災になったりはしないよう作られており、
どうやら誰でも自由に使っていいらしい。

子供たちは構わないようだが、著しくファーストフードに彩られていた食生活に
徐々に飽きてきた者もいるだろう。料理が得意だったら是非利用してみてほしい。

Icon ユニ
「煮物を作りました。どなたか味見をして下さいませんか」

自分は食べないくせに料理はする天使が顔を見せる。
腕前は無難な家庭料理といった程度だが、ふつうに美味しいらしい。


--


――噂によるとついこの間、海底で船長のドラジェが事故にあったという。
なんでも丸一日寝込んでいたとも言われているが、今の元気な姿を見ると嘘かもしれない。

ただ、リンスが腕に負った怪我といい、何かあったのは本当だろう。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 女の子の練習? ■

女の子の練習という名のただの昼食会になってしまったこの集まり、
明らかにリンス以上に教授するに相応しい可憐な食事姿を披露するチコはじめ、
乗員面々は、おませな子供たちを見るような目でリンスとドラジェのあーん♪を見つめていた。
双子だからとくに気が合うのかもしれない。微笑ましい光景である。

Icon ユニ
「いいえ、ドラジェ。 リンスの言うことはたしかに一理ありますが、
満点とはいい難い部分があります」

そんなギャラリーの中から大人気なく物申す大人が現れた。まだクリアではないらしい。
ドラジェが再び眉をひそめると、ユニはテリメインポテトを指で摘んだ。

Icon ユニ
「小さなドラジェが身を守るためには、やはり大人を味方につけるのが一番です。
つまり練習相手としてあなたに物を食べさせる役、あなたの魅力を向けるべき相手役は――」

Icon ユニ
「――ユニの方がより適切です。ですから、あの……あ、あーん」

天使は少女にテリメインポテトをさしだした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ PNo.162 近藤アントニオ ■
■ お風呂を作り隊 ■

Icon ユニ
「アントニオ――では、アニーと。
あなたの故郷は豊かなお風呂の文化が存在するようですね。参考になります」

アニー、リンスがわいわいと自由に意見を出し合うのを聞きながらユニは考え込む。
スキルストーンの力を用いればお湯の確保は容易い。問題はやはり施設面だろう。

広いお風呂を希望する二人に釘を刺すドラジェ。
船の改造を禁止されてしまっては、広いお風呂など到底無理ではないかと思うが――

Icon ユニ
「…では、いっそのこと、二番艦を用意してはどうでしょう。この船が本館なら、
別館――別艦として独立させる。 祭壇で動かすのであれば動力も、勿論
居住スペースも必要ありませんから、船を丸々お風呂として用いることもできます」

天使はスケールの大きな提案をしだした。

Icon ユニ
「投棄された船はテリメインにはたくさんあるでしょうし、海上に浮きさえすれば良い、と考えれば
入手はそう難しくないとユニは考えます」

いかがですか?と、天使は首を傾げた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ PNo.601 ストラクリス・エスメラルダ ■

海上拠点エスカベーシュの甲板では幾人かの住人がのんびり過ごしていた。
それを遠巻きに見つめるような位置に立っていた天使は、いかにもファーストフード店の制服
を思わせる格好をしており、とりあえず関係者であるだろうことは想像に難くなかった。

Icon ユニ
「……? あなたは、確か以前練習試合でお会いした――」

Icon ユニ
「こんにちは。 あなたも宿泊希望ですか?」

よく見れば知り合いだった。練習試合で手合わせをした――つまり同業者だ。

天使はどう見てもハンバーガーを売っていそうな格好で不思議なことを口にする。
宿泊希望とはなんだろう。 もしかして最近のハンバーガー屋さんは宿の手配も
行っているのだろうか。それともここはハンバーガー屋さんではないのだろうか。

Icon ユニ
「それとも、テリメインバーガーをご希望ですか? お客様?」

探索者で、宿の手配をしていて、ハンバーガーも売っているらしいその天使は、ふわりと微笑んだ。


■ Pno.622 フランチェスカ・ヘルゼ ■

ドラジェが指さすと――ぶかぶかな外套のせいで指は見えないが、ちょうど
その人物がこちらを向き、近づいてきたところだった。

Icon ユニ
「ユニに御用ですか? ドラジェ。あと――」

Icon ユニ
「この前の練習試合の、こんにちは」

赤いバイザー、いかにもハンバーガーショップ店員のような姿をした天使は小さく会釈した。
ドラジェがハンバーガー食いに来たんだってよと伝えると、その表情がほのかに明るくなる。

Icon ユニ
「それではお客様ですね。こちらのメニューをお使い下さい」

どこからかお盆のような大きさのメニューを取り出し、フランに渡した。
そこにはテリメインバーガーを中心に何種類かのバリエーション。幾つかのサイドメニュー、
深海セット、浅瀬セット等のセットメニューと、飲み物の写真とお値段の表示が並んでいる。


■ PNo.934 フラック ■

Icon ユニ
「よろしくお願いします。フラック」

『お客様』から一転呼び捨てである。
天使は青年の食事を邪魔するつもりはないのか、ふいとそっぽを向くように視線を正面に戻すと
二人が腰を下ろしている客室から外の喧騒に耳を傾けているようだった。

Icon ユニ
「……」

光の加減からかなんとなく赤く染まって見えるその横顔は、何を考えているのだろう
……ほんとうに光の加減だろうか?


■ Pno.1045 メルエット(ユーリス) ■

遠目から見ているこちらからしてみれば、やはり少女たちはじゃれついているように見える。
天使は青年の話を聞き、なるほどと小さく頷いた。

Icon ユニ
「いいえ、お構いなく。 ここは、今日からあなた達の家でもあるんですから、
最低限のルールさえ守って頂ければ自由にお使い頂いて構いません」

天使は言う。つまり?

Icon ユニ
「つまり――その話に相違ありません。この船、エスカベーシュは
宿泊施設としてみなさんに部屋をお貸ししています」

Icon ユニ
「ようこそユーリス。
何ももてなしはできませんが……兄妹でゆっくりおくつろぎ下さい」

どうやら天使は二人の関係を兄妹と考えたようだった。まったく似てはいないが。


■ Pno.1473 アイリーン・ガラルド ■

Icon ユニ
「……?」

アイリが何か上の方を気にしていることに天使は気がついたようだった。
バイザー?もっと上?やがてその言葉の意味にすぐに思い至る。

Icon ユニ
「……なるほど。 まあ、ユニはエリートの天使ですから、
アイリーンがユニをリーダーだと思うのも無理からぬ事です」

なんとなく誇らしげにそんなことを言うと、ふと、天使はなにか気になった様子で
あたりを見回した。そして、少女に尋ねる。

Icon ユニ
「あの、先程からこちらの様子を窺っているのは、あなたのお知り合いですか?
必要でしたら、二人分の寝所をご用意しますが」

天使は少し離れたところにいる少女の付き人に気がついたようだった。
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コミュニティメンバー
line3
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PNo.1659 リンス・アライアス
PNo.104 リール・ラ=ミウ

PNo.162 近藤アントニオ

PNo.328 ヒミコ

PNo.499 装甲水鬼

PNo.600 マグノリア・ジーニアス

PNo.601 ストラクリス・エスメラルダ

PNo.621 パノ・ボリツ

PNo.622 フランチェスカ・ヘルゼ

PNo.706 宝瓶のアクアリウス

PNo.775 アヒルのマヒル

PNo.837 キララ=C=ティルフォ

PNo.923 ベレッタキューニフ

PNo.934 フラック

PNo.1002 カナタ・A・ホシノ

PNo.1016 シアノ・レイバー

PNo.1045 メルエット

PNo.1093 呼吸メーデ

PNo.1116 ドラジェ・バッカニーア

PNo.1138 チコ=S=ラスティーシャ

PNo.1177 シャズィール=シレス・オサ・プルゥ

PNo.1213 弁天ちゃん

PNo.1299 オリナ・クレツキ

PNo.1372 ウィス・ルーヴィス

PNo.1473 アイリーン・ガラルド

PNo.1663 ユニ("Juni")
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