C832 バスタブ・ヘクセニア
改定探索協会裏手にひっそり立ち並ぶ安アパルトメント。
「占います」の立て看板が乱雑に立て掛けてある一室があるが、どうにも客の入りはよくないらしい。
[Bathtub-Hexenia]。
そのドアを開ければ部屋の中央にバスタブ、その横にはソファ。
奇天烈な部屋のまんなかで、奇天烈な魔女は響いた幾つかの声に大げさに驚いてみせた。
「もう! 待ってたのよう。
あなたと約束したのはいつだっけ? そんなのいいわ。
さあ、占いましょう。あなたの運命も、わたくしたちの相性も!」
あなたが、約束をしていようがしていまいが関係ない。
魔女は、あなたが来るのを今か今かと待ち望んでいたのだから!
◆PL向け三行
・発言内容は「◯◯できるか占って、好きな数字は◯◯!」だけでもOKです
・結果はコミュメッセでドバっとグワっとします
コミュニティメッセージ
PNo.832 リアンノ・ルークラフト
からのメッセージ:
(魔女は困ったように笑う。 ――旅人のあなたに。)
リアンノ
「
あくまでこれは占いなのだわ。
わたくしは何もかもを見通せるような遠見の魔術なんて使えないし、
ただカードから読めることをあなたに伝えているだけなのよん
」
リアンノ
「
活かすも殺すも、信じるも出任せだと唾棄するのもあなたの自由。
占いって、往々にしてそういうものじゃないかしらん?
」
――
(魔女はあなたの姿を見かければ、そそくさと珈琲の準備をするだろう。
だって、あなたの塒であなたがいつも飲んでいるのは、いつだって珈琲でしょう?)
リアンノ
「
失礼しちゃうのだわ! わたくし、そんなに尻軽じゃ――……
ええ、多分、きっと、勿論、4割くらい、本当よ。
求められなかったら、愛を売る商売なんてしないし、わたくしは無償で
」
リアンノ
「
それよりも驚いちゃった。あなた、占いなんて興味なさそうだから。
愛のほうがご入用だった? ……冗談。冗談よ。
81でも全然わたくしは構わなかったのだけど、それじゃあ8番ね。
」
(魔女は、手際よくカードを繰っていく。机の上にカードを広げて、終わりなく混ぜて。
あなたが嫌がらなければ、きっとシャッフルにあなたの手も借りたことだろう。)
リアンノ
「
7番、戦車の逆位置。
このカード自体がかなり力強さとかパワフルさの象徴なのだわ。
それの逆位置ってことは――ふむ。なかなか面白い結果かしらん。
『人の立場が理解出来ずに無茶をしがち』とか、『ワーカホリック』とか。
わかりやすく伝えるとしたら、そんなとこになるかしらん。
」
リアンノ
「
ほら、いたでしょ? あなたがいつも報告書を書いてるような相手。
そういう人たちとちょっとした喧嘩をしちゃったりとか、そんな感じ。。
運勢は悪くはないけどよくはない。
働きすぎには要注意――ってとこなのだわ。
」
リアンノ
「
どう? 働き者のあなたと一緒にお風呂に入るのも、楽しそうじゃない?
」
コミュニティメンバー
PNo.832 リアンノ・ルークラフト
PNo.9 水橋準
PNo.53 六華・黒葛原・ブランシュ
PNo.866 アゼリア
PNo.1093 呼吸メーデ
PNo.1177 シャズィール=シレス・オサ・プルゥ