Seven Seas

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C916 何時か何処かの魔法店
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その店はぽつんと建っていた。
店外にはお茶ができそうなカフェスペースがあるというのに
なんだかよくわからない彫刻や人形、置物が乱雑に置かれている。

店内には二人の少女が何を話している。

そのうちの一人の少女とふと、目が合う。
それに気づいた黒髪の少女もあなたのほうへ視線を向ける。
少女はそれぞれ笑顔を浮かべた。


そこはひっそりと佇む不思議な魔法店。



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誰かの記憶の片隅にあるあの場所かもしれません。
知ってる方はそのままそっと胸の中で。
知らない人のためにご説明しますと大体何か大騒ぎなコミュニティです。

お茶を飲むも良し、何かを探しに来るも良し、なんとなく立ち寄ってみるも良し、ご自由にお過ごしください。
最低限のマナーはお守りくださいね。

店長辺りが暴走しているのは通常運行みたいなものですので生暖かい目で見守ってやってくださいませ。店長的には来る者拒まず、去る者追わず精神です。


怒られたら全力で土下座。怒られたら素直にあやまる。
誠意超大事。

最終更新 (16
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コミュニティメッセージ
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PNo.916 このみ
からのメッセージ:
Icon 由依
「何とか片付いた気がする。前倒しで年末大掃除を済ました感じすらあるわね」
Icon 由依
「いやー、すっきりした空間は良いわね。これで集客万来ね」
Icon このみ
「あの……」
Icon 由依
「どうしたの?」
Icon このみ
「店の周りによくわからない物が不規則に並んでるんですけど、あれには何か意味が……」
Icon 由依
「何の意味もないよねぇ」
Icon このみ
「やっぱりですか!」
Icon 由依
「だって何か捨てられないんだもの。これはあの時のーとか沢山詰まってるメモリアル。ときめいちゃうわね」
Icon このみ
「じゃああの大きなの狸の人形には?」
Icon 由依
「え゛っ……」
Icon 由依
「と、友達の玄関の前にあってすっごい不思議だったなー……とか?」
Icon このみ
「聞かれても知りませんよ!」
Icon 由依
「ほら、そういう思い出と共に人は進んでいくものだから」
Icon このみ
「物を捨てられない人の典型ですね……」
Icon このみ
「これは……」
Icon 由依
「おっ、懐かしい写真を見つけたわね。それはこのちゃんが猫耳」
Icon このみ
「てぇいッ!」
Icon 由依
「躊躇いなく焼き払いおった!容赦なく隠滅しおった!えげつなく行われる断捨離!」
Icon このみ
「……これは悪いメモリーですから」
Icon 由依
「貴女、どこの国の王様よ。悪いものは全部破壊ですか……」
Icon このみ
「とにかく、外に物を出した、というのは片付けじゃないので何とかしてくださいね」
Icon 由依
「しゃーないわねぇ。必要なものだけ並べて……」
Icon 由依
「何か呪術的な効果を発揮するようにしてみよう!」
Icon このみ
「そういう余計な事もやらない!」
Icon >マグノリア・ジーニアスさん
Icon 由依
「あら、いらっしゃい。文房具から魔法道具、食パンから法的にスレスレのものまで大抵取り扱ってますわ。お茶の類も揃えてるから良ければゆっくりしていってくださいませ」
Icon このみ(わあ……あの人が店長っぽい事してるの初めてみたかもしれない)
Icon >エキュム=ローズさん
Icon このみ
「は、はい……いらっしゃいま、せ?えーっと……ごめんなさい。どこかでお会いしま、したっけ?」
Icon 由依
「恐らく私は記憶があるんだけど当たってるかどうか怪しいところね。同一人物かどうかもわからないし」

PNo.917 エキュム=ローズ
からのメッセージ:
Icon ロズ
「このみさん!大変です!お客様ですよ!」
Icon ロズ
「マグノリアさん、いらっしゃいませ♪」
Icon ロズ
「どういう物をお探しですか?」
Icon ロズ
「たぶんですけど、大概の物はあるかと思いますよ♪」
Icon ロズ
「ちゃんとした目的のある探しものでしたら、黒い髪の店員さんに聞くと良いかと思います♪」
Icon ロズ
「ジョークアイテムとか何か面白い物と言う事なら白い髪の店員さんの方が詳しいと思います♪ご希望に沿う品物が見つかると良いですね♪」

PNo.918 無名
からのメッセージ:
Icon おっさん
「邪魔するぜ。」


   チラッと中を覗いた後、入ってくるのは
             コートに身を包んだ男。


Icon おっさん
「お、なんだ、お嬢ちゃん、まさか店員さんかい?知らずに入って来ちまったみたいなあ。」


   今日から同行することになったらしい
      赤いリボンの少女に声をかける。


Icon おっさん
「いやあ、ちぃと探しものがあってな。と言うかあんたらと組むように傭われた以上、他人事じゃねえとおもうんだが……」


   同じ顔をした銀髪の少女を視野に入れたまま店の中を見渡して
      ――ようやく本題を切り出した。


Icon おっさん
「回復用の魔法具かなんか、ないかねえ。」
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コミュニティメンバー
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