C644 學校
――寂れたあばら家に、男が一人、佇んでいる。
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このコミュニティは、主に江戸時代の牢獄・刑罰・医学の知識について難波馨庵が色々語るコミュです。
内容は明るいものではありません。
参加者の方が各々の出身世界・時代の雑学について語って下さっても構いません。
発言もPC・PL問いませんので御気軽に御越し下さい。
馨庵はキャラクター目線で喋りますが、たまに注として後世の時代の用語や雑学が入る事もあります。
どうぞ御楽しみ頂けましたら幸いです。
コミュニティメッセージ
PNo.644 難波 馨庵
からのメッセージ:
馨庵
「皆、集まってくれて感謝する。無論、この場は無賃で使ってくれて構わない。幽霊に金があってもしょうがないからな。茶くらいしかもてなしができぬが、どうか寛いで行ってくれ」
馨庵
「さて、今回は江戸の牢獄についての基礎的な話だったな」
馨庵
「牢屋敷は、慶長年間(1596~1615)に常盤橋際から小伝馬町というところに移って以降は小伝馬町にある。……ある、というより、あったと言うべきだな」
馨庵
「わたしの時代より後の話になるが、明治8年(1875)に市ヶ谷に監獄ができた。そう、小伝馬町牢屋敷とは、市ヶ谷監獄ができるまでの話になるのだよ」
馨庵
「現在(2016)は、十思公園となっている。かつての趣はまったく無いが……。ああ、模型なら、十思公園すぐそばのデイケアセンターに残っていた」
馨庵
「話をわたしの時代に戻そう。小伝馬町牢屋敷は、面積が2618坪(8637平方メートル)あった。周囲には土手が張り巡らされていて、ぐるりと堀になって水を通している。そして土塀に場内が囲まれている。土塀は高く、鉄の棒が隙間なく立っている。これらは破牢を防ぎ、また外からも侵入者を防ぐことができた」
馨庵
「先に言っておくが、罪人全員が全員、ここに送られたわけではない。磔・火刑に処す大罪人に至っては、江戸市中引廻しの上で、小塚原や鈴ヶ森に送られた」
馨庵
「牢の見取り図を書いた。小さくて見づらいかもしれないが、大体こんなものだ」
馨庵
「これを見れば分かるだろうが、どの部屋も外から見えるように作られている。夏は人の気で暑く、冬は吹き抜ける風が冷たい過酷な場所だ。必然的に病人は増えたよ」
馨庵
「他にも、行状を自白させる穿鑿所(せんさくじょ)、更にきつく自白を迫る拷問蔵もあった。……というところで、今回は終わりだ。次回はこの続きをやる事になる。
牢屋の見取り図にある各部屋には、どんな身分の人間が入るのか、とかだな。よろしく頼む」
PNo.68 クロニカ・Y・ニールネイル
からのメッセージ:
クロニカ
「がっこう!」
PNo.139 風郷 風璃
からのメッセージ:
空也
「……江戸?」
空也
「また色んなところから人が来てるもんだな。
まあ、世界によって時間の流れも違うらしいしそんなもんか」
空也
「……よその学校っていうのは初めてだけど、自習用具くらい取り寄せてもらっておこうか。
俺が直接帰るとこの時間に戻ってこれるかわからないし、
トラムさんにでも頼むしかないか……」
久露
「ほい。持ってきたよ」
空也
「……ほんと手際いいよなお前」
グラス
「おとーさん、こっちの席あいてるよー!」
空也
「助かる。でも静かにしような」
グラス
「はーい」
見た感じ平凡な男子高校生は隅の方の席で自習を始めた……
PNo.148 オクシアヌ・フランキスカ・ザガム
からのメッセージ:
シイ
「異文化交流、というのも良いかもしれない……私も通ってみようか。」
PNo.198 葵アリエ
からのメッセージ:
アリエ
「【……今宵も学びに来た双眸が、窓からこっそりと、中を伺っているようだった。】」
PNo.321 叢雲
からのメッセージ:
「ははぁ。
大陸で過ごす最後の夜は豪華だったんですかーお勉強になりますー。
最期の晩餐って感じなんでしょうかねー。」
「ぼくの時代はー…えーっと…。
確か、べつの大陸から技術がやって来る頃でしたかねー。
家族で旅をしていたものでー、あまり世の中のことって分からなかったものですから、てきとうかもしれません。」
PNo.660 五十里イコ
からのメッセージ:
イコ
「私は趣味で西洋史学を学んでいたけれど…日本文化と大きな違いを与えている要因の1つがロケーションと地形の違いなのよね。」
PNo.934 フラック
からのメッセージ:
フラック
「(何事もなかったかのように座っている)」
PNo.969 E-12
からのメッセージ:
エイル
「(末席に並んでいる。)
――。
(眼を開けたまま、寝ているわけではない。)」
エイル
「……借銭、とは申しますが、闕所となった私財で補填する形となる、で宜しいのでしょうか。」
エイル
「送られた後の惨状も内容が知りたく思いますが――はて。」
PNo.1245 Z姫
からのメッセージ:
Z姫
「私……知らないことばっかりだなぁ……この海でうまくやっていけるのか不安になってきたかもだ…」
PNo.1290 みーくん
からのメッセージ:
みーくん
「学校だー。学校って何?」
みーくん
「学校は勉強を学ぶところ。人がいっぱいのところ。勉強する?」
みーくん
「勉強は大変だけど、何か役に立つかも。」
みーくん
「よし、ならそれに任せた。しっかり勉強してきてね。これは寝てるね。」
みーくん
「よろしく。」
みーくん
「あ、えっと。これだけ? えっと、勉強がんばります。」
みーくん
「勉強って何するのー?」
PNo.1339 ロウタ=パスフィールド
からのメッセージ:
真面目に話を聴いている。
コミュニティメンバー
PNo.644 難波 馨庵
PNo.68 クロニカ・Y・ニールネイル
PNo.139 風郷 風璃
PNo.148 オクシアヌ・フランキスカ・ザガム
PNo.198 葵アリエ
PNo.321 叢雲
PNo.424 伽藍
PNo.428 エールステゥ・ヴルーヒゥル
PNo.660 五十里イコ
PNo.892 銀涙
PNo.934 フラック
PNo.969 E-12
PNo.1128 クロイス・G・ノイマン
PNo.1131 エスワフル・ケレ
PNo.1245 Z姫
PNo.1249 天道あるみ
PNo.1290 みーくん