Seven Seas
-DAY2-

line1
潜航日誌
line3
line
02

未開の海――「テリメイン」。
様々なものが眠っているといわれ、多くの探索者が繰り出そうとしている。
そんな探索者たちをサポートする組織、「海底探索協会」に先日二人組が訪れた。

なんやかんやで探索者になった二人は、現在ヒマをもてあましていて、協会施設の周囲をフラフラと散歩していた。
人間一人分超の上背をもつ、縦長の影が一筋、ゆらゆらと海底をさまよっている。歩く巨大コンブではない。
まだまだ幼い子どもが二人、片方の子がもう片方の子を肩車しながら、のしのしと、海底の砂を踏みしめながら歩いていた。
二人とも呼吸を補助するような物は一切身に着けていない。
しかしそれを心配する者はおそらくいないだろう。
魚の尾が生えた子供の空気の心配をするような探索者は、単にお人好しか世間知らずか、それか空気が読めてないだけだ。

二人組は会話を弾ませながら特に目的もなさげにフラフラと移動している。
本当にただの時間つぶしなのだろう。

二人は今日も二人。
ポットはポット、ポットはリック。
リックはリック、リックはポット。
二人で一人の二人組。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「青い海、白い雲、んで眩しい砂浜! でも雲みえない! あと砂浜までそんなに光届いてない! リック、ねえリック! つまりここには青い海しかないよ!」

「落ち着いて、ねえ落ち着いて、ポット! その言葉は今日で6回目だし、ぼくのこの返しは今日でなんと5回目! 同じ流れでさっきのに発展したのがそのうち3回! まだ協会のまわりを24回しか回ってないのにこのペースはまずい! とてもまずいよ!」

「え! それはまずい! はやすぎる! どうしよう、もうすぐでまた協会を1周しちゃうよ!」

「しりとりはもう新記録更新するほど続いちゃったし……。そうだポット! なんでもいい、ここからは何が見える!?」

「青い海! 白い雲! んで眩しい砂浜ァ!――」

「ああああああああ7回目だあああああああああああ!」



肩に子供を乗せた子供がこらえきれずに叫んだ。
歳の頃はまだ10と少しくらい。フリルのついた丈の短いズボンから赤い魚の尾が伸びている。
歩くのに慣れているのか、はたまた覚えるほど歩いたからなのか、焦点の定まらない視線で海中を見つつも、迷うことなく協会周囲を歩いている。

「だいじょうぶ! だいじょうぶだよ! 9回目が来る前に試験が始まるから!」
「8回目が来ることはもう決まってるんだね! なるほどがんばろう!」

肩車されている子供が、目の前にある頭をなだめるようになぜている。
歳の頃は同じ。服も同じだが、こちらには魚の尻尾は生えておらず、代わりに腰のあたりからヨットの帆のような翼が一対生えている。
足首から先は丸まっており、その部分を抱える形で下にいる子が肩車している。

翼がある方の子――ポットは眼下の頭をぽんぽんとなでながらため息をついた。

ポット
「しかたないよ……いくら探索がまだまだだとは言っても、さすがに協会まわりがまだ手付かずってことはないよー……。遠くに見える岩山にも変な貝殻しかないし……」

遠い目をしながらポットはまたため息をついた。

尻尾のある方の子――リックは――おそらく気配だけで察したのだろう――自分の肩上でうなだれるポットを振り向くことなく切り出した。

リック
「もう……いい加減、協会の中に戻ってみようよ。さすがにもう、前の探索者の“てすと”はイイ感じに終わってるよ」

ポット
「そうだねー……なんだったっけ、ポーク・シュナイダー教官?」

リック
「オーク・M・シュナイダー教官だよー。私たちは百三十五番目のテストを受けるんだよ」

ポット
「探索者って全部でもーっといっぱいいるんでしょ? 一日で終るの?」

リック
「案外終わるかもよ? なんたってあのオーク教官なんだから」

ポット
「さすがオーク教官!」

リック
「でも千番台のテストとか適当になってそうだよねー」

ポット
「えー、じゃあぼくらの番から適当になってほしいなー」

ふいに訪れた沈黙。お互い、言いたいことは分かってるようだ。

リック
「ポット、勝てる自信ある?」

ポット
「ないよー勿論。リックは?」

リック
「ないよー勿論。しょうがないよね」

平然と敗北宣言をする二人――

ポット
「でも」

――しかしその顔は、まだまだ余裕のありそうな雰囲気だ。

リック
「そうだね」

――二人で一人の二人組。

Icon ぼくら二人ならギリギリ勝てるよね?

リックとポットは進み続ける。
まだ旅は始まったばかり。

line

line1
パーティメッセージ
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
メッセージ
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
ボトルシップメッセージ
line3
line
メッセージはありません。
line

line1
参加コミュニティ
line3
line
参加コミュニティはありません。
line

line1
イベント
line3
line
《海底探索協会》
line

Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
line

line1
通常戦闘
line3
line
Icon ポット & リック
「ポット
「おてやわらかに~♪」
リック
「よろしくね~♪」
ポット
「ポーク・M・シュナイダー教官♪」」


Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

line

line1
戦闘開始!
line3
line
ポット & リック(前)
HP
262/262
HPHPHP
MP
62/62
MPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
line

line
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
line

line1
ターン1
line3
line
ポット & リック(前)
HP
262/262
HPHPHP
MP
62/62
MPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
line

line


line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クリーンヒット!
ポット & リックに74のダメージ!
Icon オーク・M・シュナイダー
「甘い、そんな動きではこの世界でやっていけんぞ!」
Icon ポット & リック
「うにゃああああ!」


line

ポット & リックの行動!
ポット & リックの必殺技が発動!
Icon ポット & リック
「教官ごめんね!」「言うほど申し訳ないわけではないこともないよ!」
教官殺し専用の必殺技必殺技! マジックアロー
オーク・M・シュナイダーに79のダメージ!
line

line1
ターン2
line3
line
ポット & リック(前)
HP
188/262
HPHPHPHP
MP
52/62
MPMPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
136/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
line

line


line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
ポット & リックに21のダメージ!


line

ポット & リックの行動!
Icon ポット & リック
「当たるかな?」「当たるよね?」
マジックアロー!No.1 マジックアロー
オーク・M・シュナイダーに53のダメージ!
line

line1
ターン3
line3
line
ポット & リック(前)
HP
167/262
HPHPHPHP
MP
42/62
MPMPMPMP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
73/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
line

line
Icon オーク・M・シュナイダー
「いいぞ、なかなかやるではないか」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


line

オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
ポット & リックに22のダメージ!


line

ポット & リックの行動!
Icon ポット & リック
「当たるかな?」「当たるよね?」
マジックアロー!No.1 マジックアロー
オーク・M・シュナイダーに56のダメージ!


line

オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
line



探索者No.135は勝利した!
ポット & リックはEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon ポット & リック
「この後も探索者の人のテスト頑張ってね!」

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

line1
終了時
line3
line
ポット & リック(前)
HP
145/262
HPHPHPHP
MP
32/62
MPMPMPMP
line

line1
イベント
line3
line
《海底探索協会》
line

Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
line

line1
アイテムの探索
line3
line
ポット & リックは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
line

line1
line3
line

ポット & リックはSSシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
バタフライをゲット!

ポット & リックはTGシェルボックス(低)を購入した。
貝開封!
回避をゲット!

line

ポット & リックは体力を訓練した。
ポット & リックは体力を訓練した。
ポット & リックは魔力を訓練した。
ポット & リックは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ポット & リックは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

line

ヤリすぎてヤリになったヤリ に 魔導力強化 を実行!
ヤリすぎてヤリになったヤリ の 魔導攻撃力 を 2回強化した。
装備名を お ま た せ に変更!

line
line


line1
目的の決定
line3
line

目的の決定
line

PNo.135 ポット & リック
は目的:バカンスするを選択!


目的:バカンスするに決定!

line

line1
次回予告
line3
line
探索者No.135 ビーチの魔物たち
PNo.135 ポット & リック VS テリメインイワシ
line

PNo.135 ポット & リック
キャラクターイメージ プロフィール
愛称 ポット & リック
種族 妖精くずれ
性別 弟♂ / 姉♀
外見年齢 12
不完全な体で生まれてしまった妖精くずれの双子。まだまだ幼い。
保有魔力はそれぞれ平均以下。そのため、お互いの魔力を共有してやりくりしている。


◆ポット
双子の弟のほう。
生まれつき尻尾がない。足もない。
移動する時にはいつもリックに肩車してもらってる。

◆リック
双子の姉のほう。
生まれつき翼がない。視力もない。
移動する時にはいつもポットに景色を教えてもらってる。


/0/青い海! 白い雲! んで眩しい砂浜ァ!

↓そくせきのそくせき↓
001:テリメインに到着したよ☆
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 お ま た せ 武器 12
装備中 魔導力強化
2
┗槍 射程2 回避力↓
2 い つ も の 防具 10
装備中
┗衣服
3 バタフライ SS 0
4 回避 TG 0
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 マジックアロー 0 10 0 3 4 通常時
┗マジックアロー 敵:魔導攻撃
2 ヒール 0 10 0 3 - 味HP50%以下
┗ヒール 味:HP回復

データ
目的 バカンスする
MHP 300
MMP 68
MSP --- SP なし
体力 120 魔力 163
敏捷 50 精神 101
器用 100
PLV 125
EXP 63 TP 9
SC 500
パーティメンバー
*単独行動中*
135
 
アイコン
0 1 2 3 4
135
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
5 6 7 8 9
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
リンクリスト
PNo.135 ポット & リック
PNo.135 ポット & リック
PNo.135 ポット & リック
PL名:にころ