Seven Seas
-DAY2-

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潜航日誌
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部屋に帰るとベッドの上にネコが仰向けで気持ちよさそうに寝ていた。

オートロックの、この辺りでもちょっとお高いマンションで?
ペットを飼うことはできるはずだけど・・・
窓はちゃんと閉まっているし、鍵もかけてある。

「そもそも・・・この猫、どこから入り込んだのよ?」

独り暮らしを始めてから早数年。
テレビに話しかける程度には独り言が出る今日この頃。
別に寂しいとも思ってはいない。強がりではなく。

そっとベッドに近づくと、さすがに猫も気配に気が付いたのか
身体を起こして大きく腕?前足を上に伸ばしながら伸びをして見せた。

「おかえりなさいませ。いやいや、待ちくたびれて寝てしまっていましたね」

流暢に人の言葉を話しながらストレッチする猫。
さすがに言葉が出ない。

「お姉さまのご紹介でして、急で申し訳ないのですが・・・あれ?どこに入れましたかねぇ」

と枕元に置いてあった小さな鞄を漁りだす。

「え・・・と?お姉さまって梅ちゃん?のこと知ってるの?」

この不思議猫が姉の紹介?ますます分からなくなるが・・・
逆に理解が追いついてくる。

「あー、ありました。それにしてもあれですね、お姉さまに似てらっしゃるというか
肝が据わってらっしゃるというか、意外と冷静になられるのが早いですね」
「まぁね・・・ちょっと前に梅ちゃんの紹介のお客さんのご指名で色々あったからね」

姉の紹介してきた客のご指名のホテルへ行き、
開けたドアの向こうは不思議な世界。
今でも夢だったんじゃないか?と疑いたくなるようなことがあった。

「梅ちゃんの紹介なら・・・話す猫が来ても・・・うん。」

なんとなく納得できてしまう。
テーブルの上に鞄から取り出した紙を広げ、
それなら話が早いとばかりに用件を切り出した。

「では、私と契約をして『魔法少女』になっていただけますか?」

こことここにサインを・・・
硬直している相手の事など気にもせず
用紙の記入方法を説明し始める。

遅れること数分。
猫が説明を終えるころ、ようやく声が出た。

「はぁぁぁぁぁぁぁ????」

『魔法少女』って?
たしかに童顔な造りだとは思っているし、お客さんからも評判が良い。
しかし、『魔法少女』ってもっと年下の子がなるものじゃないだろうか?
ってか、そもそもスカウトで成る物なのか?
ってか、『魔法少女』って?

ここは冷静に・・・
『魔法少女』ってタイトルのコスプレ系のアレだろうか?
と考えてみる。
が、流暢に話す猫が契約書持参で来る?
それもなかなかあり得ないだろう。

テーブルの上でペンを差し出す猫をおもむろに持ち上げて
背中やお腹、あちこちをまさぐりジッパーを探してみる。

「何を!何をなさるのです!お姉さまでも、そんなご無体なことは!」

やはりジッパーは無いし、その他の仕込みも見当たらない。
普通ではないけど、これは普通の生き物でマイクやカメラが仕込んである遠隔操作のギミックではない。
笑いすぎて方で息をする猫をベッドへ放ると
自分もベッドに倒れこむ。

「落ち着かれましたか?」
「んー?とりあえず、梅ちゃんは元気なの?
最近、連絡とってないんだけど。」
「お元気でらっしゃいますよ・・・そりゃ、もう・・・」

猫の話しでは、姉はどこかの『次元の狭間』に閉じ込められている『魔神』の封印を解く手伝いをしていると言う事だった。

「なんでそんな事してんの?」
「さぁ?私も不思議に思いまして、一度聞いたことがあるのですが・・・」
「なんて言ってた?」
「『だって、面白そうじゃない?』とだけ」

まことに姉らしい一言。
身体を起こして大きく伸びをする。

「で、なんで梅ちゃんは私に『魔法少女』なんてさせようとしてるの?」
「お姉さまは本業の方と魔神解放の副官としてのお仕事が忙しいと言われて・・・」

『魔神』の封印の鍵となる物は見つけたが取りに行く人材がいない。
封印を守りたい側にも動きがあるから、ノンビリもしていられない。
と言う事らしい。

「ですので、敵の目を欺くために桃香様には『泡と魔法のの王国ソー』」
「ちょっと待ったぁぁぁぁ!!」

急に大きな声でセリフを中断されて驚く猫。

「いや、今ちょっと『魔法少女』には相応しくない単語が出そうだったから・・・」
「まぁ、『魔法少女』になって頂いて潜入していただきたいのです」
「そういう事情なのね分かったわ。・・・やらないけど」

キッチンでコーヒーを入れながらサラリと拒否。
姉はそんな理由で私がやると思ってるのだろうか・・・。
コーヒーを冷ましながら、ゆっくりと口を付ける。
そんな姿を見ながら、何かを思い出したように鞄の中を再び漁りだす猫。

「えーと・・・思い出しました。断られたら、コレをお渡しするようにと」

猫は四つ折りの手紙を差し出した。
姉の好きな香水の香りがわずかにする。
久々に見る間違いない姉の文字。
書いてある文章はごく短く、それでいて心を揺らす言葉であった。

『手伝ってくれたら、貴方の好きだって言っていた
ブランドのデザイナーさん紹介してあげてもいいわよ?
お友達になれたら良いわね』              

「ねぇ・・・猫さん?」
「はい。なんでございますか?」
「お名前、なんていうの?」
「私共は特に名前というものを持っていませんので・・・お好きなようにお呼びくださってかまいません」
「そう・・・じゃぁねぇ・・・斑猫だから・・・マダラ!かっこ良いでしょ?」
「では、マダラとお呼びください」

短い沈黙の後

「『魔法少女』って危なくないの?」
「それはご安心ください。私もお供いたしますので、全力でお守りし、サポートさせていただきます。お妹さまの身に何かあったとなったら・・・」

恐怖で青ざめる猫。そんな状況になった時の自分の身を想像したのか
全身の毛が逆立っている。

「んじゃ、マダラが守ってくれるなら・・・」
「はい、私が全力でお守りさせていただきます!」
「やってみようかな・・・」

姉からの手紙の中身を知らないのか小躍りして喜ぶマダラ。

「気持ちが変わらないうちに、ここにサインを・・・ありがとうございます」

こうして私とマダラの冒険は始まった。

「で、その鍵はどこにあるの?」
「深い深い海の底の方にあると聞いております」
「それじゃ、頑張っちゃいますか!」

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パーティメッセージ
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メッセージはありません。
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メッセージ
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メッセージはありません。
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ボトルシップメッセージ
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メッセージはありません。
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参加コミュニティ
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コミュニティNo.916 何時か何処かの魔法店
 で、3人の発言がありました。
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon シュナイダー
「さあおまえの力を見せてもらおう」

Icon ロザリアネット
「頑張ってくださいね。私は汗臭いのは苦手なもので、控えておりますから」
Icon ロザリアネット
「……」
Icon ロザリアネット
「あ、オークさん。待ってください」

Icon シュナイダー
「ん? なんだ?」

Icon ロザリアネット
「ちゃんとこちらの水中で戦ってくださいね。探索者の皆さんは、海の中で戦っていただくのですから」

ロザリアネットは扉の外を指した。

Icon ロザリアネット
「それとこれ……オークさん。実力試験用のスキルストーン、付け忘れてますよ。」

Icon シュナイダー
「ん? そんなものあったか? まあ良い……うむ、これで1個か?」

Icon ロザリアネット
「ええ。新規探索者さんへのスキルストーンの使い方の指導でもありますから、お願いしますね。」

Icon シュナイダー
「うむ……だが、手は抜かんぞ!」
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通常戦闘
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Icon ロズ
「えーと・・・
ご指名あり・・・じゃなくて・・・

とりあえず、がんばります!」


Icon オーク・M・シュナイダー
「さて、待たせたな…始めるとしよう。
何、遠慮はいらんぞ。全力でかかってこい!」
Icon ロザリアネット
「がんばってくださいね!
わたし、応援することくらいしかできませんけど……」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ああ。万が一でも、巻き込まれたら危ないからな。下がっていてくれ」

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戦闘開始!
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ロズ(前)
HP
256/256
HPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
オーク・M・シュナイダー
の機敏!
オーク・M・シュナイダー
の素早さが増加!
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ターン1
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ロズ(前)
HP
256/256
HPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
225/225
HPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
100/100
SPSPSP
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ロズの行動!
Icon ロズ
「こういうの久々に振り回すから・・・
基本に忠実に!」
チャージ!No.2 チャージ
オーク・M・シュナイダーに18のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
ロズに12のダメージ!
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ターン2
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ロズ(前)
HP
234/256
HPHPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
94/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
197/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
64/100
SPSPSPSP
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ロズの行動!
Icon ロズ
「こういうの久々に振り回すから・・・
基本に忠実に!」
チャージ!No.2 チャージ
クリーンヒット!
オーク・M・シュナイダーに54のダメージ!
Icon ロズ
「ここが貴方の弱点なんでしょ!」
Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ!フハハ、なかなかやりおる!」


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
ロズは攻撃を回避した!
Icon オーク・M・シュナイダー
「なかなか良い動きをするではないか」
Icon ロズ
「ちょっと!
今、本気で当てにきたでしょ!」
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ターン3
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ロズ(前)
HP
224/256
HPHPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
88/100
SPSPSPSP
オーク・M・シュナイダー(前)
HP
133/225
HPHPHPHP
MP
55/55
MPMPMP
SP
28/100
SPSPSPSP
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Icon オーク・M・シュナイダー
「ま、まさか……!」


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ロズの行動!
Icon ロズ
「こういうの久々に振り回すから・・・
基本に忠実に!」
チャージ!No.2 チャージ
オーク・M・シュナイダーに23のダメージ!


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オーク・M・シュナイダーの行動!
Icon オーク・M・シュナイダー
「ゆくぞ!鍛え抜かれた我が肉体の一撃!!」
オークチャージ!No.1 チャージ
クリーンヒット!
ロズに40のダメージ!
Icon オーク・M・シュナイダー
「甘い、そんな動きではこの世界でやっていけんぞ!」
Icon ロズ
「痛くなんて無いんだからね!」


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オーク・M・シュナイダーのSPがない……!!
Icon オーク・M・シュナイダー
「むうっ! だ、騙したなロザりん!!」
オーク・M・シュナイダーは戦線を離脱!
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探索者No.917は勝利した!
ロズはEXPを5取得!
TPを1取得!
SCを300取得!

Icon ロズ
「びくとりー!」

Icon オーク・M・シュナイダー
「ぬうっ……!」
オーク・M・シュナイダーは息を整えている……!

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終了時
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ロズ(前)
HP
174/256
HPHPHPHP
MP
40/40
MPMPMP
SP
82/100
SPSPSPSP
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イベント
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《海底探索協会》
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Icon ロザリアネット
「おつかれさまでした。チューンジェムはデメリットもあるので、気を付けてつけて下さいね」

Icon シュナイダー
「……言いたい事は無いこともないが
 ……まあ、中々望みがありそうな新人……だったか?」

Icon ロザリアネット
「さて、これで本当に名ばかりの審査は終了です」
Icon ロザリアネット
「ここからは、あなたの自由にこの世界を冒険したり、
 旅行したりして満喫してくださいね」
Icon ロザリアネット
「まあ、私たち探索者協会としては、この世界の謎の解明や、
 遺跡の探索などをしていただけるととても助かるのですけれど……」

Icon シュナイダー
「そのあたりはお前の自由だ」

Icon ロザリアネット
「ええ。ああ、でも……」
Icon ロザリアネット
「この探索者協会本部の周囲の海域は、まだ私たちの目が届くので、
 比較的安全なんですけれど……」
Icon ロザリアネット
「遠い海域になってくると、
 "海賊"たちが幅を利かせている危険な海域もありますので、注意してください」

Icon シュナイダー
「海賊どもに襲われると、有り金や持ち物を奪われる可能性があるからな」

Icon ロザリアネット
「遠くの海域へ出かける場合は、くれぐれもお気をつけて」

Icon シュナイダー
「海賊の情報は、俺達探索者協会のほうでも提供しているからな
 ……お前、海賊になろうとか考えるんじゃないぞ」

Icon ロザリアネット
「それでは、長くなりましたがこれで終了です。
 あなたの旅路に、幸多からん事を……」

Icon シュナイダー
「気をつけてな。良い旅を!」


Icon

Icon

ロザリアネットは尾びれと右手をヒラヒラと振りながら、
オーク・M・シュナイダーとともにあなたを見送った。
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アイテムの探索
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ロズは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった!
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ロズは敏捷を訓練した。
ロズは敏捷を訓練した。
ロズは敏捷を訓練した。
ロズは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ロズは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

EXPを49ポイント入手した。
TPを5ポイント入手した。

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目的の決定
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PNo.916 このみ
 はパーティ 魔法少女スカウトキャラバン に参加した!

PNo.917 エキュム=ローズ
 はパーティ 魔法少女スカウトキャラバン に参加した!

PNo.918 無名
 はパーティ 魔法少女スカウトキャラバン に参加した!


目的の決定
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PNo.916 このみ
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.917 ロズ
は目的:遺跡探索を選択!

PNo.918 おっさん
は目的:遺跡探索を選択!


目的:遺跡探索に決定!

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次回予告
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魔法少女スカウトキャラバン 遺跡の魔物たち
PNo.916 このみ VS ナマコガール
PNo.917 エキュム=ローズ ヒトデウーマン
PNo.918 無名 ナマコガール
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PNo.917 エキュム=ローズ
キャラクターイメージ プロフィール
デフォルト
愛称 ロズ
種族 人間
性別 女性
外見年齢 自称18才
「申し訳ありませんが、私と契約して魔法少女になっていただけますか」

突如現れた二足歩行する猫と契約させられ
魔法少女になる

猫:「失礼ながら『魔法少女』という年ではないんですがギャウ!」

猫の顔面にきれいに蹴りが入る。

ロズ:「一応、お姉ちゃんと一緒に道場には行ってたんだよね」

蕩けそうなハニースマイル。

そんなこんなで
1人と1匹の冒険が始まる。
[所持アイテム]
No. アイテム名 種類 強さ 備考
1 最初の武器 武器 10
装備中
┗銛 射程2 攻撃力↓ 魔防力↓ 命中力↑
2 水中用冒険者の服 防具 10
装備中
┗衣服
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
[習得スキル]
No スキル SHP SMP SSP 属性 Slot 射程 【使用条件】
1 チャージ 10 0 1 3 +1 自HP50%以上
┗チャージ 敵:物理攻撃
2 ブレス 0 10 0 3 - 味SP50%以下
┗ブレス 味:SP回復

データ
目的 遺跡探索
MHP 275
MMP 43
MSP 100 SP あり
体力 101 魔力 50
敏捷 188 精神 51
器用 150
PLV 125
EXP 51 TP 11
SC 600
パーティメンバー
PNo.916 このみ
917
917
917
PNo.918 おっさん
アイコン
0 1 2 3 4
917
917
917
917
デフォルト
5 6 7 8 9
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
デフォルト
リンクリスト
PL名:桃色カバ