Seven Seas

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C1659 海上拠点《エスカベーシュ》
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帆が膨らんで、猫のドクロマークがテリメインの海を走る。
誰が見ても海賊船だとわかるその船はしかし、貴方を襲うことはないし、荒くれ者の声も聞こえてこないだろう。

テリメインの海で偶然出会ったのか、はたまたスキルストーンの誤作動で偶然転送されてきたか。
貴方がこの船を訪れれば、楽器を演奏するような声が、貴方を歓迎するだろう。
ここは、船上拠点――エスカベーシュ号。
楽しい日々が、貴方を待っているかもしれない。

***

※船員とゲスト項目は削除しました。
※船内に宿泊していなくてもお気軽に参加下さい。

■現在地:未開の海域(穏やかな海セルリアン)

■設備等
狭い四人部屋多数《空き部屋:多》
客室《空き部屋:少》
テリメインバーガー《窓口:ユニ》
浴場《なし》
調理設備《なし》

■なんか起こってるかも(イベント)
・ドラジェを女の子らしくしようとしたけどなんかご飯食べ始めた
・お風呂を作り隊

***

海上拠点《エスカベーシュ》へようこそ!
ここはテリメインを探索しながら、船内を拠点に生活するロールプレイコミュニティです。
マナーを守りながら、キャラクター達の生活を描く場としてご利用下さい。


■説明とか
・海賊船ですが、キャラクター達はPKとしての海賊ではありません。どなたでもお気軽にご参加下さい。
・プレイヤーとして発言することは極力控えて下さい。
・コミュ主や船員だけでなく、いろんなキャラクターとの会話を楽しみましょう。
・参加者がイベントを起こしても構いません(例:面白いアイテム見つけたよ!等)
・寝泊まりは船内にある寝室を利用して暮らしています(ほとんどが狭い4人部屋になります)
・スキルストーンの転送機能を使って、いつでもやってこれます。
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コミュニティメッセージ
line3
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PNo.1659 リンス・アライアス
からのメッセージ:
Icon リンス
「はー、風がきもちー」

 一際強い風が吹いて、リンスのおおきな帽子が頭から離れる。

Icon リンス
「わ、わ、わわ……!」

 甲板の上をころころと転がる帽子を追いかけている。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


■  女の子の練習?  ■
■  PNo.1116 ドラジェ・バッカニーア  ■

Icon リンス
ちっがーう!

Icon リンス
「ドラジェ、全然女の子っぽくない!
あとユニはドラジェにあんまりくっつかない! 離れて離れて!」

 ひとしきり騒いだあとに、リンスもまたテリメインバーガーを食べ始める。

Icon リンス
「はむっ もぐ、もぐ もにゅ、もぐ……」

 口のまわりはケチャップまみれだ! 全然女の子らしくない!

Icon リンス
「ん~! おいし~!!」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


■  PNo.1372 ウィス・ルーヴィス  ■


Icon リンス
「えっへへーいいでしょー?」

 羨ましいと言われれば胸をそらして自慢する。えっへん。

Icon リンス
「あ、でもスキルストーンを使えばすぐにここにこれるし
部屋も貸してるから、よかったら使っていいよー」

 と、やけに気軽に言ってきた。
 そうかと思えば、小さな女の子の興味はすぐに別のものへ、
Icon リンス
「リンスの名前はリンスっていうの、あなたのお名前は?」

 一歩、ウィスに近づいて上から覗き込む。幼さ故か、警戒心のなさそうな距離感で名を尋ねてきた。

PNo.162 近藤アントニオ
からのメッセージ:
>リンス
Icon アニー
「エスカベージュ!アニーそれどっかの店で聞いたことあるぞー!!美味しそうな名前だなッ!」
Icon アニー
「おやどなのかー、泊まれるなら泊まりたいぞよぞよ。今はどっかの屋根の上とかで寝てるしなー。風が冷たい日はちと困るん。」

>ドラジェ
Icon アニー
「拙者じつは、ちっちゃかわいいモノについワキワキしてしまう者なのでござるよ―――
 (脇腹狙ってくすぐりを仕掛ける)」
Icon アニー
「―――しかしせんちょーちっちゃいとお船の操作大変ではではー?いろんな大きさもせんちょー用なのかー??」

>ユニ
Icon アニー
「ユニか!我は近藤アントニオと申す!アニーと呼ぶといいぞいっ!!」
Icon アニー
「ユニ殿もお風呂好きかー!海の者はお風呂あんまり大事じゃない言いよるけぇお仲間嬉しいぞっ!!」

>>お風呂!
Icon アニー
「―――ユニ殿の言うとおりでおじゃるよ!おやどと言えばお風呂!よくじょう!だいよくじょう!!『女子の美に清潔は不可欠!』とジジイも言ってたアル。」
Icon アニー
「お風呂の有無でおやどのにぎわいもだんちがい!我が故郷では檜風呂か岩風呂であった!熱した海水はベタベタをなくし肌もツルッとたまごはだ!!気持ち良いのだぞッ(ちょっと詳しいので偉そうに解説)」
Icon アニー
「そーだなー、ここならスキルストーンさんが熱するとか色々できるのではではー?」

PNo.328 ヒミコ
からのメッセージ:
Icon ヒミコ
「……なんと、2人の関係は誤解だったのだな。
あやうく私も、リンスに続いて『はりーはりー』と言いそうになってしまったのだ。」
Icon ヒミコ
「なるほどなのだ。
ドラジェとリンスは、まだほんの少ししか関わっていないのだな。
それなら、ウム、リンスがドラジェの『おんな』になっているはずもないか……ム?」
Icon ヒミコ
「私はてっきり、ドラジェとリンスは双子だと思っていたのだが……どうやらそれも誤解だったようだな。
双子だったら、『ここに来てからまだほんのすこししか関わってねえ』なんてはずないものな。」
Icon ヒミコ
「他人の空似というやつだろうかな……あ、私はヒミコという名前なので、ヒミコと呼んでもらえたらすぐにわかるのだ。
でも、呼びにくかったら他の呼び方でも大丈夫なのだ、ウム。」

PNo.499 装甲水鬼
からのメッセージ:
>リンス(1659)

Icon ヨロイ
「…………」

意外だった。
ここまで興味深々で来られるとは。

Icon ヨロイ
「……デハ、私ノ…鎧ヲ……
……装備シテ、ミタイト……
……ソウ言ウ、事カナ……?」

何やら観念したようにしゃがみ込み、
手に持っていた槍と盾を甲板上に置いた。

Icon ヨロイ
「……ナラバ……
……試シテ、ミルカ……」

その言葉と共にヨロイが立ち上がり、
ゆっくりと両腕を広げるようなポーズをとった。

……刹那。

バキャァァン!

激しい金属音と共に、ヨロイの体がバラバラになる!
しかしそれはよく見ると、鎧を構成する各パーツの一つ一つである事がわかる。
そのバラバラになったパーツは宙を漂っている。
そのパーツが、今度は一斉にリンスへと飛んで行き……

ガキンッ!
ガション!
ガシャン!
ガシャンッ!!


大きな金属音を立てながら、リンスの体型に合わせ
装着されていく!

装着が粗方終わった後には、リンスサイズの鎧が壱領、
出来上がっていたのだった。
まるで鎧に着せられているかのようだが……

一先ず兜のヴァイザーを開け、リンスに視界を確保させる。

ヨロイ
「……オ気ニ、召サレタカ……?」

その声は、やはり鎧の中から響いて来るようだった。



■ 女の子の練習(ギャラリー) ■

Icon ヨロイ
「…………」

皆の賑わいを余所に、動きが悪いながらも黙々とモップがけを始める。
そんな中、何やら食べ方で競い合っているようだが、
食欲も何もないヨロイにとっては話題に入る事も侭ならず……

Icon ヨロイ
「…………?」

何やら不穏な空気を感じ取り、掃除の手を止める。
そこにはドラジェの口を拭い、恍惚の表情を浮かべるユニ。
その背後に……

Icon 。o○(……只、平穏ト…… )
   (……言ウ、訳デモ……)
   (……無イ、様ダナ……)

果たしてコレは『痴話喧嘩』で済む話だろうか。
感情を理屈で理解出来ても共有が出来ないヨロイには、
只傍観するしか選択肢がなかった。

PNo.600 マグノリア・ジーニアス
からのメッセージ:
Icon マグノリア
「うむ?そうなのか。…キミがそう言うならば遠慮はしないがね」
リンスと名乗る少女はまるでこの船の関係者と言わんばかりだ。
話は逸らされてしまい、自分の好奇心のままに話しかける様は年頃としてはそうゆうものなのだろう。

Icon マグノリア
「これか?ははは、リンスは中々お目が高いな。

これは"エクセラ"、私の目の代わりだよ。
私はちょっと目が悪くてね、しかし片目では何かと不便だ。そう思ってこれを作ったのだよ。
遠くのモノから暗い所まで。キミの事もはっきりと良く見えるぞ?勿論左目を閉じていても、だ」
嘘ではないぞ?と付け加え自身の眼帯をコンコン突いて見せた。
右目を覆う黒い板、そしてそこに刻まれた蒼い何かが柔らかく、しかし絶えず発光して少女の視線を集める。

Icon マグノリア
「うむ、まぁ、それはそうとして他に大人の人はいないのかね?」

PNo.601 ストラクリス・エスメラルダ
からのメッセージ:
Icon クリス
「ここがハンバーガー屋さんですかね?
なかなかオシャレな姿をしていますね」

 きょろきょろと船を珍しそうに眺めつつハンバーガーを求める者が《エスカベーシュ》に訪れた

Icon クリス
「私こういう所余り来たことがないのですが、メニューとかはあるんですか?」
Icon クリス
「えーっと、誰に聞けば良いんでしょう……
天使さんがハンバーガー屋さん、なのでしょうか?」

 ユニに近づいてはいるが、いまいち確信はもててないようだ

PNo.621 パノ・ボリツ
からのメッセージ:
>リンスさん
Icon ???
わかったー!

 素直に船上にいる相手の呼びかけに応える。このまま延々とずっと大声でやりとりすれば互いの喉が枯れてしまうかもしれないし、そんなわけにもいかないだろう。
 少女は水着姿のまま、片方の手に土仕事で使うような大きなショベル、もう片方の手にぱんぱんに膨らんだナップザックのような袋を持ちながら、駆け足で赤い船に乗り込んでいく。

  *

 船内が揺れ、どこからか『出発進行!』『出航!』『航行を開始します』と声が響き渡る。何か大事なのでは? とその様子に慌てながら壁に手を付き、体勢を整えようとするも、船は穏やかに動き出す。
 ほっと胸をなでおろし、思い切って甲板に上がってみたそこには――陽の光を浴びてきらきらと輝く海面と、流れていくテリメインの景色。
 確かにその光景は美しいものだった。が、ずっとこの美しさに魅了されてはならない。
 まずは乗船を許可してくれたあの子――あの白と青の帽子をかぶった子に、挨拶しなければ。

Icon ???
「乗っていいって言ってくれてありがとう!
わたしはパノ・ボリツって言うんだ、よろしくね~!」
Icon パノ
「で、さっき港で言った宿泊希望って話なんだけど……
わたしテリメインに来てからお宿とかホテルとか、まだ見つけてないんだ。
で、ただ単純にこの船がかっこいいな~って思って観察しようとしたところに、宿があるって旗が目に入ったから、つい」
Icon パノ
「だからもしきみがお宿担当だったら、一部屋貸してほしいんだ!
どれくらい泊まるかはわかんない! 相部屋でも問題なし!」

 そして荷物袋を持った手をぐっと握りしめると、力を込めて、こう言い放ったのだった。

Icon パノ
しゅ、宿泊費いくらですかっ!?

PNo.622 フランチェスカ・ヘルゼ
からのメッセージ:
Icon フラン
「お、見覚えのあるドクロマーク
ってことはぁ、ここだね、双子ちゃんの船~」
Icon フラン
「やっほ~、双子ちゃんにお姉さ~ん!
ハンバーガー食べにきたよ~♪
メニューはな~にがあるのかな~っと」

PNo.706 宝瓶のアクアリウス
からのメッセージ:

◇ PNo.1659 リンス・アライアス ◇

Icon スゥ
「こちらこそ、よろし――ひゃうっ!?」

 言い切るより早く、遠慮を知らないリンスの両手がぺたぺたと瓶に触れる。
 連動して脇腹をくすぐられるような感覚がスゥを襲い、思わず頓狂な声を上げた。
 
Icon スゥ
「こ、これ、思った以上に……」

 ぺたぺた、ぺたぺた。ぺたぺたぺた。
 彼女の指先が、手のひらが、水瓶を隅々まで撫でていく。

Icon スゥ
「んふ……ふふっ、あははははは」

 何とも言えないもどかしさに身悶えするうち、脱力してぺたりと座り込み、瓶から手を離しそうになりながら肩を揺らす。
 決して不快感からくるものではないその耐え難さから逃れようにも、自分から差し出した手前、彼女が満足する前に引っ込めるわけにはいかず、もとい引っ込めるだけの力が入らず。

Icon スゥ
「も、もう……だめ……」

 共有している感覚を遮断すればいいのに――。
 そう思いつつ声には出さないアクアリウスもまた、リンスと同様にこの状況を楽しんでいた。
 とはいえ、これでは用を伝えることもままならない。
 見かねたアクアリウスは水瓶の中から彼女の顔を覗き込み、スゥと同じ声色でありながら違う口調を使って話し掛ける。

Icon アクアリウス
「リンスとやら、一旦手を休めて続きは船の上でとはいかんか。
 見たところ宿でもあるようだし、泊めてもらえるなら時間はたっぷりあると思うのだが」




PNo.775 アヒルのマヒル
からのメッセージ:
>PNo.1116 ドラジェ・バッカニーアさん
Icon マヒル
「くすぐるする、めっめっ」
ぬいぐるみにしては妙に温かなそれは、クウァクウァと鳴き声を上げて身を捩じらせました。
Icon マヒル
「マヒルやらかい、ふわふわ!」
そうでしょう、そうでしょう。なんといっても自慢の毛並みですからね。
ふふんと得意げな顔をしたマヒルは移動した景色に首を巡らせました。

そして――
>PNo.162 近藤アントニオさん

首を巡らせたマヒルは駆け寄る少女に気付き、勢いよく羽をばたつかせました。
Icon マヒル
「マヒルおにくのにおいするしない! こうばしない!」
ばたばた、ぶんぶん。
羽と一緒に首も振って、自分はお肉ではないのだ食べてはいけないのだと全身で訴えかけます。
Icon マヒル
「マヒルはすごいアヒル、“ぺきんだっく”ちがう、たべる、めっ……」
必死に訴えかけながらも、さっと周囲に目を走らせます。

――どうやら、近くにいる人に助けを求めているようです。

--------------------
>■ 女の子の練習 ■
“「そこで見てる人たちも!”という声に振り向いたマヒルはまんまるの目をぱちくりさせました。
よく似たこどもがふたり、食事を前にしているのです。

片方のこどもは豪快にハンバーガーにかぶりつき、保護者でしょうか、ふたりよりも大きな女性に口を拭かれて――
Icon マヒル
「……クウァウァッ」
さっと青ざめたマヒルは慌てて自分の頭を抱え込みました。
女性の後ろに居たもうひとりのこどもはなぜだか怒っているようで、今にも癇癪を起こしそうに見えるのです!

PNo.934 フラック
からのメッセージ:
Icon フラック
「そうか。ならゆっくりと過ごさせてもらうぞ。
(買った時の態度は営業スマイル、って奴なのかと思いながら)」
Icon フラック
「ともかく、ユニ…だな。俺はフラックって名前だ。よろしくな、お隣さん。」
Icon フラック
「…ようやく船が出航するのか。これからどうなるんだろうな。
(と言いながら、さっき買ったテリメインバーガーを取り出し、食べようとしている)」

PNo.1045 メルエット
からのメッセージ:
>>リンス(Pno.1569)さん

Icon メルエット
「ひろい方がうれしいけど、これだけの客ならちょっとだけなら我慢する。
 なにより、ちゃんとぐっすり眠れそうなら、文句は言えないから」
Icon メルエット
「探索協会が紹介してきた、宿屋のベッドはひどかったからな」

リンスの質問に答えようにも、あまりに矢継ぎ早すぎてメルエットの頭では理解が追いついていない様子だ。

Icon メルエット
「きみは、とっても、早口だな」

とりあえず、耳に残った一番最後の質問にだけ答える。

Icon メルエット
「きれいな石? きれいな石って、どっちのことだ?」



>>ユニ(Pno.1663)さん

Icon
「ああ! 貴女様がこの船の管理者の方でしたか……!」
Icon
「これは失礼。私はユーリス・リーシュテイルと申します。ユーリスで結構ですよ。
 あそこでぴょこぴょこ跳ねてる金髪碧眼の子が、旅の片割れであるメルエット」

そう言って、金髪碧眼の少女・メルエットを指さす。そうして次に、
「ユニさん、とお呼びしても大丈夫ですか?」と、一度確認を取った上で、話を続ける。

Icon ユーリス
「えぇと、ユニさん。まずは土足で上がり込んで申し訳ない」
Icon ユーリス
「水上宿屋の触れ込みで、こちらの噂を耳にしたので、試しにと来たのです。
 ちょうど、私どもは宿に困っていたところでしたので……」
Icon ユーリス
「でも……この感じだと、どうも様相が違っていそうですね。
 本当に宿屋の新装開店した訳でもなく、船主を困らせたい子どもの悪戯だったでしょうか?」

ユニたちの関係性や勝手が分かっていないユーリスは、
とりあえず、ユニが船の持ち主であると判断した上で話している。

PNo.1116 ドラジェ・バッカニーア
からのメッセージ:
Icon

Icon ドラジェ
「………。」

風が吹く。

ぶわりとなびく、旗。
赤いコート。
船の動き出す音。

にぎやかな甲板で、『船長』は船首から遠くを見つめていた。
まるで、そこだけ違う時間が流れているかのように。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■  PNo.1659 リンス・アライアス   ■


よほどおなかがすいていたのか夢中でハンバーガーをほおばっている!
ユニが口を拭いても拭いても、すぐにケチャップだらけだ。

Icon ドラジェ
「もぐ、むぐ、むぐ…。」

Icon ドラジェ
「はぐっ、むぐむぐむぐ…むに。」

もういい、とユニに声をかける前に、間にリンスが入った。
リンスもまたおなじようにケチャップまみれになっていく――

Icon ドラジェ
「判定もなにも…俺とかわらねぇよなぁこれ…。」

Icon ドラジェ
「ま、女らしいかどうかはさておき。
リンスのそうやって美味そうに喰うところ、いいよな。」

Icon ドラジェ
「(……このまま変な練習とやらを
忘れてくれたら、もっといいんだがなぁ。)」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■  PNo.1002 カナタ・A・ホシノ

Icon ドラジェ
「困ったときはお互い様ってな。まぁ気にすんな。」

Icon ドラジェ
「俺は今のこの船の――船長だ。
だからまぁ、あんまり気にせずゆっくり休んでいきな。」

Icon ドラジェ
「……ん?かわったもん持ってんだな?」

彼女の持つ木槌をみつめ、ちいさく首を傾げた。

PNo.1138 チコ=S=ラスティーシャ
からのメッセージ:
>PNo.1659 リンス・アライアス

Icon チコ
「あ…えっと、そっちのくらげさん、じゃなくて…」
Icon チコ
「お名前が、くらげ、で…海の精霊さん、なの」

と、くらげはくらげじゃないけどくらげ呼ばれるものだと説明する。
そんな少女の説明に女の子の手の中に収まっている謎生物もうんうんと頷く。
自分の言葉が通じていない事を察したのか心なしかリアクションが大きくなっているようだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 女の子の練習 ■


Icon チコ
「わたしも、ひとつ、ください」

お金を渡してハンバーガーを受け取る。
それをはんぶんこして謎生物に手渡す。

Icon チコ
「はい、くらげ」
Icon
「~♪」

謎生物は受け取ったハンバーガーをもそもそと食べる。

Icon (もぐもぐ)
Icon
「~♪~♪」

お気に召したようだ。

Icon チコ
「……それじゃ、わたしも」
Icon チコ
「おいしい♪」

はむ、と小さく食べ、嬉しそうに顔を綻ばせる。

Icon
(ドヤァ)

その隣で謎生物が誇らしげな顔をしている。
『これが女の子らしさというものだ』と主張しているかのようだ。

PNo.1299 オリナ・クレツキ
からのメッセージ:
Icon オリナ
「ととと、あら、船が動き出したみたいですね」


>リンスさん
Icon オリナ
「わ……この船の子かな?」


声を掛けられたことに驚きの仕草を見せた後、しゃがみ込む様な姿勢になり少女へと言葉を返す。

Icon オリナ
「ええと、最初はテリメインバーガーの船かと思って覗きに来たんですけど……あの旗が目に入って。
それで、てっきり海賊船なのかなって思ったんだけど……。
宿泊施設、お宿だったんですね。」

Icon オリナ
「賑やかで楽しそうなお宿ですね」

PNo.1473 アイリーン・ガラルド
からのメッセージ:
Icon アイリ
「……あっとと」


船の出航と共にバランスを崩す。
そのまま酔っ払いのような足取りで、何とか手すりまで移動し掴まることができた。
海との境界の最前線とも言える場から眺める風景は、今まで目にしてきたそれと比べ随分と雄大で、何故か儚くも見えた。

Icon アイリ
「ふぅ…。思っていた以上に良いものですわね。
船上というものは……」

ふと、船首の方にいる船長──ドラジェへと目線を送ってみる。
最初見た際には、彼女の身の丈も相まって随分と子供っぽい格好だと思ったものだが……。
潮風に揺られる外套は、改めれば随分と大人っぽく目に映る。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>リンス(1659)

Icon アイリ
「あらあら、それはそれは…。
ならばお言葉に甘えさせていただきますわ♪」

自分の真似をされていることは流石に察することが出来たが、
機嫌を悪くするどころかむしろ上機嫌気味に声を弾ませる。
純白のパレオの裾を指先で摘み、腰を屈めて一礼して見せたのは敬意からか、或いは少女への対抗心か…。

Icon アイリ
「あ……そういえば」


先程の『船長』の演説で思い出したことをそのまま告げてみる。

Icon アイリ
「先程の…ドリ…ドラジェさん、でしたっけ。
あの人とあなたは『ごきょうだい』なのかしら?」

二人の外見がそっくりであることに今頃気が付いたようだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>ユニ(1663)

Icon アイリ
「エスカベーシュ……」


それがこの船の名前であると気付くのには暫しの時間を要した。
理解が追い付いたところでコクリと頷いてみせ、ありがとうございますと一言添える。

Icon アイリ
「お世話係のユニさん、でよろしいのかしら?
その……えっと。わたくしはこういう場所、初めてなものですから。
もしかしたら、あなたには色々訊くことになるかもしれませんわねっ」

自分よりもこなれた雰囲気を放つ彼女に対し、若干の緊張感を覚える。
尤も…それだけが理由というわけではないようだが。
アイリーンの目線は、ユニの顔よりもやや上方へと向いていた。

Icon アイリ
「いえ、ただ確認しておきたかったのですわ。
あなたがそんなお姿でしたから…」

アイリーンの中では、天使の特徴を持つ者とは即ち教育者。
同時に実質的な支配者でもある…という構図がほぼ完成されてしまっている。
ユニの自己紹介を聞いた今となっては、それがより盤石になりつつあった。

そしてもう一つ。
ドラジェとユニの関係は、どことなく自分とキルムの関係に似ているな…と
妙な親近感を覚える結果にも繋がったようだ。

PNo.1663 ユニ("Juni")
からのメッセージ:
思い思いに過ごす子供たち。
もとより波の少ないセルリアン海域だということを差し引いても、
やけに揺れの少ないこの船の動力は謎に包まれていた。
風さえなければ甲板で球技をすることすら可能だろう。
ころころとどこまで転がる帽子を追いかけるリンスをみると、そんなことを思ってしまう。

Icon ユニ
「ただいま戻りました」

長閑な甲板に、両手に紙袋を抱えた天使が戻ってきた。

海上拠点エスカベーシュは探索者協会所属の探索者寮として開放されており、
スキルストーンのホームポイントとして設定することができる。
勿論出航した今でもそれは有効であり、
つまりは何時でも自由に街と船とを行き来できるのである。

Icon ユニ
「……?」

何か視線を感じ、甲板を見回す。
もこもことした謎の生き物――たしか『くらげ』という名前だときいた。
それが楽しげに甲板を跳ねている以外には――ぴたと、錆だらけの鎧と視線が合った気がした。

Icon ユニ
「どうも」

甲板に佇む錆びた鎧はこの船の警備をする守衛のようで
なんとなく隣を通り抜ける時に小さくお辞儀をしてから階段を降りた。

……

天使は階下の倉庫に降り、買い足してきた品物を整理する。
補充品の他に、いつもより洗面用具の類が多い。
近々浴場を設置する予定があるらしいので、その準備だろうか。

Icon ユニ
「……公衆浴場を作るなら、寮のみなさんだけではなく、
銭湯として集客することもできるかもしれませんね。それなら予算を拡大することも……」


なんとなく、こういう計画を膨らませている時の彼女は楽しそうである。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ 女の子の練習? ■

リンスに押しのけられた天使は、とくに文句をいうわけでもなく二人を観察している。
女の子らしい食べ方とは一体なんだったのか。誰か手本を見せてあげてほしい。
教導者を求む。

Icon ユニ
「リンス、あなたもケチャップまみれです」

比較的教導者として適切そうな天使は、とくに今食事を摂るつもりはないらしく
子供たちの世話を焼くことに執心していた。また新しいナプキンを取り出すと、
既にただの食欲の化身と化した元『女の子らしい食べ方』審査員の口の周りを拭い始める。

有無を言わさず口に当てられた白い布の下で、少女がむぐむぐとくぐもった声をあげるのを、
天使はまた少し楽しげに見つめていた。夢中でハンバーガーを頬張る少女は、
もう既に『女の子らしさ』のことなど忘れてしまったようにすら見える。
このままけろっと忘れてくれるかもしれない。

Icon ユニ
「リンス、ユニにはあなたとドラジェとの食べ方の違いがよくわかりません。
どの点に気をつけるべきか、わかるように解説して貰わないと、
ドラジェも困ってしまうと思いますが」

天使はすぐ余計なことを言う。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ Pno.1093 呼吸メーデ ■

変わった格好のこの人物は、話してみるとより変わった人物であるとわかった。
泣きながら笑っている――というよりは、何もしなくても涙が出てくる?のだろうか。
そう割り切って見れば理解はしやすい。
しかしこれでは逆に、本当に泣いている時に気がついて貰いにくいのではないか、
天使はなんとなくそんなことを思っていた。

それはそうと、少女の問は結構な難問である。
その悪戯っぽい眼差しの先で生真面目な天使は悩んでいた。

Icon ユニ
「難しいですね。
なにより、水槽の中をケチャップ塗れにしてしまっては、お二人とも困るでしょうし」

ユニは結構潔癖な質である。ケチャップや油まみれの金魚鉢を放置できる自信は
彼女にはなかったし、そんな中に頭を入れている人物を見たら、
静かに燃えたぎる世話焼き気質が黙ってはいないだろうと思った。

よって、このままではハンバーガーやポテトを彼女の口まで届けるのは
難しいだろうと、天使は結論付けたようだ。

Icon ユニ
「では、メーデは普段どうやって飲食をしているんですか?」

ヨビスエメーデ、恐らく彼女の名前だろう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

■ Pno.1213 弁天ちゃん ■

探索者協会発足からそう時間が経ったわけではないものの、
このテリメインに、珍しい食物が多数存在することは既に明るみになっていた。
では珍しい酒もあるかもしれない。酒好きがそう思うのも無理からぬ事である。

海上拠点エスカ米酒。
テリメイン固有のコメであるエスカ米(聞いたことはないがおそらくあるのだろう)を用いた
酒蔵拠点。まだ見ぬ美酒を求めて外見年齢14の成人済み女性である彼女が足を踏み入れたのは、
齢10に届くかも怪しい少女が船長として君臨する海賊船だった。完全にガセ情報だった。

Icon ユニ
「こんにちは。あなたも宿泊希望ですか?」

酒蔵とも海賊船とも似つかわない、まるでファーストフード店の店員のような人物が
話しかけてくる。ここは一体何の海上拠点なんだ。
line


line1
コミュニティメンバー
line3
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PNo.1659 リンス・アライアス
PNo.104 リール・ラ=ミウ

PNo.162 近藤アントニオ

PNo.328 ヒミコ

PNo.499 装甲水鬼

PNo.600 マグノリア・ジーニアス

PNo.601 ストラクリス・エスメラルダ

PNo.621 パノ・ボリツ

PNo.622 フランチェスカ・ヘルゼ

PNo.706 宝瓶のアクアリウス

PNo.775 アヒルのマヒル

PNo.837 キララ=C=ティルフォ

PNo.923 ベレッタキューニフ

PNo.934 フラック

PNo.1002 カナタ・A・ホシノ

PNo.1016 シアノ・レイバー

PNo.1045 メルエット

PNo.1093 呼吸メーデ

PNo.1116 ドラジェ・バッカニーア

PNo.1138 チコ=S=ラスティーシャ

PNo.1177 シャズィール=シレス・オサ・プルゥ

PNo.1213 弁天ちゃん

PNo.1299 オリナ・クレツキ

PNo.1372 ウィス・ルーヴィス

PNo.1473 アイリーン・ガラルド

PNo.1663 ユニ("Juni")
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