C1446 夜の鳴る洞
穏やかな海《セルリアン》の沖の向こう、
海に囲まれた孤島のひとつに、
大きな洞を天に向けた島がある。
夜ごと海風がその洞を吹き抜けて、
遠吠えに似た音を鳴らす。
水や実りのある島でもない。
船乗りたちはそうした夜の声を合図に、
座礁を避けて遠巻きに行く。
《夜の鳴る洞》
。
いつからかそう呼ばれる場所を、
ねぐらとする三人の探索者があった。
ジャルド・ルジェレット。
サマク。
サ・グウィン。
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パーティ用コミュニティです。
コミュニティメッセージ
PNo.1446 ジャルド・ルジェレット
からのメッセージ:
ヒール
のスキルストーンを握りしめながら、
サマクの傷のあったあたりを撫でている。
「薬や消毒がいらないってのは本当にこの魔導ってヤツのいいところよね。
どうだ。痛むか?」
フーッと息を吐いて、空を見る。
それでも楽しげに笑う……。
PNo.1447 サマク
からのメッセージ:
ふと立ち上がって、洞の入り口、水の打ち寄せるほうへ近寄る。
しゃがみこむ――ひたひたとうねる水面を眺める。
手を伸ばして触れる。
小さな水音。
PNo.1462 サ・グウィン
からのメッセージ:
グウィン
「大変だ、酒やよくわからない飲み物の木樽がこんなに……。
ジャルド、悪いけど運ぶのを手伝ってくれないか……?」
コミュニティメンバー
PNo.1446 ジャルド・ルジェレット
PNo.1447 サマク
PNo.1462 サ・グウィン