C1395 魔道図書室
どこをどう辿ったのか。
貴方は気が付けば薄暗く黴臭い部屋に立っている。
決して広くない部屋には、大きな本棚がいくつも並んでいる。
どれにもぎっしりと隙間なく本が詰め込まれているようだ。
奥には読書と筆記のための机と椅子が申し訳程度に設置されており、女が一人座っている。どうやら管理人らしい。
女はあなたが入ってきたことも知らぬげに、書物に没頭している。
壁には紙が貼り付けられており、こう書かれていた。
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当図書室は術士関連、もしくは関連と思われる書物のみ集められております。
一般の参考書や小説、絵本、コミックなどは一切扱っておりません。
魔術を学習されておられる方のための図書室であり、そのような方の利用をお待ちしております。
当図書室の蔵書は全て貸し出し禁止となっております。
決して外には持ち出せません。
閲覧のみ可能です。ご了承ください。
また、一部書物は非常に危険なため、棚にはありません。
見つからない場合は管理人にお尋ねください。
当図書室のご利用は以下のような方に特にお勧めです。
○本来は書物を媒介にして術や召喚を使用される方、またその研究をされておられる方、スキルストーンを利用してテリメインにてその力を発現させようと試みられている方
○術や召喚に関係あると思われる書や品を身に付けておられる方、またその研究をされておられる方、スキルストーンを利用してテリメインにてその力を発現させようと試みられている方
○術に興味があるが予備知識がなく、参考書を探しておられる方
〇テリメイン固有の魔力、スキルストーンの魔導の解析を研究されておられる方
○他の術者と交流したい方
※周りの迷惑になりますので大声で話したり走ったりするのはご遠慮願います。
※窓は開けないでください。命の保証はできません。
コミュニティメッセージ
PNo.1395 Rhizaria Furiae
からのメッセージ:
受付カウンターには見慣れない、不気味な像が置かれている。
高さ20cmほどで、大きなものではない。
その前には鏡餅らしきものが備えられているが、時折その餅から鳴き声のようなものが聞こえるかもしれないし聞こえないかもしれない。
司書はその隣で何やら呟きながら本を読んでいる。
リザ
「
In His House at R'lyeh Dead Cthulhu waits dreaming,
yet He shall rise and His kingdom shall cover the Earth……Ia,Ia
」
リザ
「ああ、皆さん御機嫌よう……。新しい年になったわね。
今日は私の世界の極東の国に伝わる、元日の伝統的な飾りを置いてみたの」
リザ
「『かがみもち』っていうんだっけ?」
鏡餅もどきはたまに鳴いているが聞こえても良いし聞こえないことにしても良い。
>ニスル
リザ
「飲み物?ええ、あるわよ。
ちょうど先ごろ作ったばかりの滋養強壮に優れた飲み物が……」
冒涜的な素材で作ったココアに似た何かがあるが、断ってコーヒーを頼むこともできる。
ちなみに、紅茶は出てこない。
>リョウ
リザ
「魔法薬に関する書物?
えーっと、魔法薬、魔法薬……」
司書は鍵らしきものを握って宙を見上げた。
そこには何もないのだが、何かが見えている様子である。
リザ
「『M』の棚に纏められているけど、ちょっと多いわね。
これ、といったお目当ての効用はあるかしら?
それとも適当に見繕った方が良い?」
>サヤ
リザ
「サキュバス?また妙なものをお求めねえ」
リザ
「召喚の書物は『S』の棚にあると思うわ。
でも、美人に近付くのに、サキュバスが必要なの?」
リザ
「望む美女に会いたいならシトリーのような悪魔の方がお勧めだけど……」
真剣な視線に対し、女はからかうような表情である。
PNo.164 水の精霊『ディーネ』
からのメッセージ:
ディーネ
「『夢』と『時』に関する本は無いのかしら・・・?」
PNo.207 クロウ・A・ウエザラル
からのメッセージ:
きょろきょろと本棚を見つめつつ小さく独り言を呟く人外の青年・・・・。
クロウ
「えっと・・・・とりあえず、この世界の基礎的な魔法を調べるのと・・・・それの実践をしなきゃね?」
丁度、如何にもな初心者向けの本を見つけたようだ・・・・その本と何冊かを抜き出して邪魔にならないように隅っこへ行く。
クロウ
「・・・・・・・・」
そうして直ぐさま本を集中して読み始めるクロウなのであった。
PNo.317 ルシャティ・トリスタン
からのメッセージ:
ルシャティ
「…… ……」
机の上に山積みにされた本達の影で粛々と読書している……
PNo.403 魔法少女トリリネ☆ジュリー
からのメッセージ:
夏海
「…なんだか来てる人たち、みんな難しそうな本を読んでるね…」
ピラ
「そうだねえ、そんな民〇書房みたいな怪しげな入門書読んでるの、君くらいしかいないんじゃないかな」
夏海
「しょ、しょうがないでしょー!
私初心者だし、どれ読んだらいいかわかんないんだもん!」
ピラ
「まあまあ、ココアでも飲んで落ち着きなよ。
カウンターのやつ、自由に飲んでいいみたいだよ」
夏海
「え、えーっと、あれ、ココアじゃないよ、ね…?」
PNo.553 エレノア・エヴァンジェリスタ・アルマス
からのメッセージ:
エリー
「あ、いい匂い……」
匂いにつられてか、棚の陰から姿を現す。抱えていた本を取り落とさないようにしつつ、気持ち足早にカウンターへ近づいた。
>リザ
エリー
「あの、これ一つもらってもいいか、な……」
ちらと視線を向けた先にあった材料に、言いしれない不安を感じたのか、恐る恐る女性に問うた。
エリー
「ええと……アレは、なに?」
PNo.666 リリー・クロフォード
からのメッセージ:
リリー
「さて、この地に入ってからなぜか魔術がうまく扱えなくなったので、原因と対応策を調べないと…… ここにそういう資料もあるといいのだけれど」
リリー
「海中にも雷撃落としてみたいです」
PNo.1045 メルエット
からのメッセージ:
>>リザ(Pno.1395)さん
「……!」
「ああ、貴女が此処の……」
声を掛けられた二人のうち、少年の方が恭しく一礼する。
ユーリス
「私はユーリスと申します。この子はメルエット。
ここがどのような書物を揃えているのかもそうなのですが、まずは……一般開架はされていますか?」
メルエット
「協会で、魔法の本がいっぱいの図書室があるってうわさをきいたけど、
てきとーにあるいてたら着いたから、ここがその図書室なのかどうかわからない」
ユーリス
「配架の背表紙を見る限りは、我々の見立て通りなのでしょうが……」
ユーリス
「……ああ、魔術師にあたるのはメルエットの方です。ただ、この子の魔法は、種別も感覚なら、発動方法も感覚。
つまりは、体系めいたものがさっぱりなので、何か解読のヒントになるような書物があればと思ったのですよ」
(こくん)
今度は、メルエットと呼ばれた金髪の女の子が首を縦に振った。
PNo.1101 闇
からのメッセージ:
「………」
背表紙と睨めっこをしつつ、随分な熟考の後、漸く。
『初心者のための詠唱法』的な書籍を、棚から引っ張り出した……
PNo.1110 ユアン・ハーヴェイ
からのメッセージ:
ユアン
「…………」
眼鏡の青年は、黙々と書物を読み耽っている。
探している本は無かったが、手近にあった水属性の精霊に関する書を見つけたようだ。
PNo.1154 ノーチェ・アルミラージ
からのメッセージ:
>Rhizaria Furiae さま
近づいてきた図書館の司書らしき女性に、幾分か緊張しながら、
ノーチェ
「そ、そうかも。古い地図、探してるかも。
こういう場所だと、掘り出し物があるのかなーって思って……」
ノーチェ
「うう、残念。やっぱり宝の地図はない、かー。
えっ、魔法や魔術の地図はある? それかも! それでいいかも!」
ノーチェ
「どんな地図があるかも? 昔、磁石あてたら別の地図が浮き出た魔法の地図見たことあるかも!
教えてくれると、すっごくうれしいかも!」
(見えざる亡霊の気配)
『………』
コミュニティメンバー
PNo.1395 Rhizaria Furiae
PNo.7 メロディ・アップルガース
PNo.11 シルビオ・シウコアトル
PNo.30 ニスル=アイン
PNo.41 リトゥ・キャンディラ
PNo.77 リーヴィア
PNo.78 六陸霞&白雲
PNo.89 深水 梁
PNo.139 風郷 風璃
PNo.164 水の精霊『ディーネ』
PNo.207 クロウ・A・ウエザラル
PNo.317 ルシャティ・トリスタン
PNo.403 魔法少女トリリネ☆ジュリー
PNo.485 ベルフェリオ・レイ・エドモント
PNo.553 エレノア・エヴァンジェリスタ・アルマス
PNo.666 リリー・クロフォード
PNo.779 利津
PNo.796 アージェント
PNo.868 サヤ=ドイルド
PNo.1045 メルエット
PNo.1093 呼吸メーデ
PNo.1101 闇
PNo.1110 ユアン・ハーヴェイ
PNo.1154 ノーチェ・アルミラージ
PNo.1188 ヒューイット
PNo.1431 ブランカとオオカミ
PNo.1509 “貴婦人として死す”調査隊
PNo.1723 稔