C991 乙夜の楼閣
高級ホテル『乙夜の楼閣』。
そこは見渡す限りのサンゴ礁。
美しく雄大な海域に存在する、ただひとつの建造物。
白壁のシャトーは朝は陽の光に、夜は月の光に縁取られ、
澄み切った海の中、本日もお客様をお迎えする。
宿泊客の中に、ひときわ見目麗しき女性の姿。
朝、彼女を迎えにふたつの影が来訪する。
ここはティー・ラウンジの一角。
窓際の、淡く、海に照らされるテーブル。
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艷鋼パーティ専用コミュです。
コミュニティメッセージ
PNo.991 フィーコ
からのメッセージ:
フィーコ
「先日は、おふたりとも何をしてらっしゃったのかしら。」
フィーコ
「わたくし、気になりますわ♥」
PNo.791 モルダバ
からのメッセージ:
ハタラの言葉に首を傾げる
その カブトガニとやらは
敵対生物では ないのか
海中で 遭遇した場合
見分ける自信が ない
フィーコに兜を向け
伝えて いない
その必要も なかった
PNo.1000 ハタラ・クゾウ
からのメッセージ:
>今日はクリスマス!
ハタラ
「メリークリスマス!
テリメインにもクリスマスってあるんですねえ!
私の国にもクリスマスってケーキを食べる日があるんですよ!
ということで、本日はケーキを買ってきました!
いつも美味しいコーヒーを頂いてばっかりじゃ申し訳ないですからねえ!」
ハタラはテーブル上にケーキボックスを置くと蓋を外した。
すると、中からいちごが乗ったタルトケーキが出てきた。
かぷかぷたると
テリログで☆4以上の有名ケーキ店『クラムポン』の人気メニュー!
ハタラ
「"テリログ"って美味しいお店を紹介するサイトがあるんですよ!
そこでオススメされていたお店から買ってきました!
クリームの甘味と、タルト生地に仕込まれた岩塩がひきたてあう美味しいケーキなんですよ!
フルーツのイチゴが少し酸味が強いのですが、クリームと合わせて食べるとグーですよ!
ささっ、お二人ともどうぞ!」
ハタラはタルトの説明をしながら、用意した皿にタルトを載せて2人に差し出した。
自分のタルトも用意済みだ。
…………
ハタラ
「(スキルストーンがなければモルダバさんと会話できない?)」
フィーコとモルダバの会話を聞いて疑問に思うハタラ。
ハタラ
「(……ああ、モルダバさん自分の声聞かれるの嫌がりそうだもんなぁ。」
勘違いしたままの結論に着地した。
コミュニティメンバー
PNo.991 フィーコ
PNo.791 モルダバ
PNo.1000 ハタラ・クゾウ