簡易報告書No.07

星屑の小川を引き続き、探索中。
以下、現在契約中のエンブリオです。

・ドール
本機に、基礎搭載されていたデータを基に、当世界のエンブリオを調整しました。
正式名称を、Doll.typeF［Jura］Ver.01.通称、ジュラ。
現在整備中の為、仮運転のみとし、外装は装着されておりません。

・マーメイド
当世界で抗戦後、良く分からない理屈を捏ねて、同行してきました。
正式名称は、Doll.typeM［Alice］Ver.01.通称、アリス。
過程は不明ですが、契約は恙無く、その後の動作にも不安は有りません。

・ハニワ
当世界に生息するエンブリオです。
正式名称を、Doll.typeH［Paul］Ver.01.通称、ポール。
形状は、土偶器で有る埴輪を連想させますが、自我を有し、自律して稼働しておりますが、
動力は、現在不明で有り、引き続き解析を続行します。

・セイレーン
昨日抗戦した個体、現在解析中ですが、エンブリオで有るのは確定しています。
契約に関しては、終了しておりますので、再構築でき次第、報告します。

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その他にも、多種類のエンブリオを確認。
引き続き、データを集積しつつ、当、Ptype:Zsoltを運行します。


◆その他備考
此等、エンブリオに内在する、術式データと想定できる代物を、解析した結果。
幾つかのコードの様なものを発見致しました。
その中に、当機体とは別の法則性による、集積プログラムを抽出。
更に解析しましたところ、一定の使用回数を満たすことで、フラグが構築され、
以降の行使の際に、特殊な付属効果を齎す事が、判明。

現在判明しているのは、

ドールとの契約によって使用できる、術式、

・チャーム　INTUP
・ウーンズ　異常特性

等になります。
此方も、引き続き調査を続行し、新たな結果を得られ次第、報告更新の所存です。


以上で、報告を終了します。