No.94 MML〜魔鉱物研究室〜INDEX >>
[設立者] ENo.94 ローラス&ビブリオバベル

コミュニティイラスト
【魔鉱物】
酸素が尽きたはずの洞窟の中で燃え続ける鉱物、
滾々と水が湧き出る鉱物、重力に逆らって浮遊する鉱物など、
魔法的・魔術的な力を秘めた鉱物の総称。
魔石・魔晶・精霊石・霊玉・パワーストーン……
その発見される世界、地域によって様々な呼ばれ方をする。


この魔鉱物研究室は、そんな魔鉱物の研究調査を行う青空研究室です。
攻城戦の合間に魔鉱物に関するお話がしたい人が
好きなときに集まり、お喋りし、
人が集まったらゼミを開催したりするのも良いかもしれません。
魔鉱物に興味がある方はお気軽にお越し下さい。


●固定メンバー
ローラス=ノビリス
主研究テーマ「魔鉱物の力源」
ビブリオバベル=ベリアルオリバー
主研究テーマ「魔鉱物と召喚獣の関連性」



参加者からのメッセージ

ビブリオバベル(94) からのメッセージ >>
ローラス >>
………なんだか、
ビブリ君が居ないと……心穏やかに会話ができていいね。
でもそれも今日で最後か……。ちょっとだけ、残念だ。


ローラス >>
さて今日は、フェルハト君のリクエストにお応えして
幻覚作用のある魔鉱物を紹介しよう。

そういうと、ローラスは袋から、透明淡黄色の石を取り出した。

ローラス >>
これは、燐灰石の魔化したもの。魔燐灰石だ。
マジック・アパタイトとも言う。

ローラス >>
燐灰石自体は、全然レアではないというか……。
人間・動物の骨や歯も、水酸燐灰石が主成分なのは知っているかな?
君達自身の体の中に、燐灰石を合成する機能が備わっているんだ。

ローラス >>
鉱物として多く産出される燐灰石は、
燐酸カルシウムに弗素がくわわったもので、
正確には弗素燐灰石という。
他にも、塩素・炭酸基・水酸基を主成分に含む燐灰石などもある。

ローラス >>
燐灰石自体は無色・白色だが、
マンガンなどの微量成分を含み、種々の色彩を持つ。
たとえばこれは淡黄色だし、他には灰緑色のものなんかもあるね。

ローラス >>
で、だ。
その燐灰石が魔化したものが秘める力は……
「幼少期のトラウマ想起」だ。

ローラス >>
……ありがちだが、実に嫌らしい幻覚作用だろう?
これを積極的に使うこと自体は、僕自身もあまり推奨しない。
自分にされたら嫌なことをするのはよくないからね。

ローラス >>
まあ、既にトラウマを克服している相手には、
対した恐怖じゃないだろうけれども。

ローラス >>
忘れていても、トラウマというものは、
心の奥深くに眠っていることもしばしばあるから、
使用する際はくれぐれも注意を払ってくれたまえ。

ローラス >>
それから……極々稀に、
体内で形成される水酸燐灰石が魔化する人間・動物がいる。
幻術士に生まれるべくして生まれた生き物というか……。
力現不明の幻術使いと遭遇した時は、
魔化肉体の使用ということを疑うというのも……まぁ、ひとつの糸口にはなるのかな。


>フェルハトさん

ローラス >>
質問ありがとう。お気に召したかな。
うむ。魔青金石は、科学的に中毒性があるわけではないが、
精神的に依存してしまう場合があるとは、何日か前に講義したね。

ローラス >>
……しかし、そんなこと聞いてどうするんだい。
まさかとは思うけど……それで商売しようなんて魂胆では、ないよね。


フェルハト(550) からのメッセージ >>
フェルハト >>
…………
なかなか、教訓になる話だったね。
ま、そういう話は尾ひれがついたりもするものだけど。

…って言うかうちの隊長のお気に入りの中にあった気がするな魔金剛石…。

それにしても。
ネクターを奪い合ってるこのメルンテーゼは、どうなることだろうねぇ…。

イシュメール(1800) からのメッセージ >>
イシュメール >>
燐銅ウラン鉱の効果を戦争利用に勧めた身としては、耳の痛い話ですね。
ありふれた無価値と思っていたものが、所変われば財産になると知れば、人は変わるものです。
それこそ、ありふれた話であるわけですが…
効果とその意味がわからなければ価値が発生しない、これは現在我々が直面している問題でもあります。
攻城戦後の探索品、あれの取引現場を見ているとマイネリラの人々の狂乱も想像に難くありません。
なんにせよ、私達は過去を教訓として同じ轍を踏まないよう気を付けたいものです。

>ローラス教授
故郷に伝わる旧い伝承の受け売りです。深い意味なんてありませんよ。
ええ、読書は好きですよ。
まあ、故郷では本を読むくらいしか娯楽がなかったこともありますが。
本はいいですね、世間の嫌なことを忘れて没頭することができます。



参加キャラクター : 23名