No.899 暮れゆく窓辺INDEX >>
[設立者] ENo.899 燈子

コミュニティイラスト
城内の一郭。
一揆衆がさほど気にも留めずに過ぎてゆく、廊下に並んだ部屋のうちのひとつ。
忍び寄る闘争の気配に侵され切らぬ、けれども少しく、埃のにおいのする——

窓辺には、黄昏の光が差している。



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ロール用の専用コミュニティです。
恐れ入りますが、関係者以外の参加はご遠慮ください。

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参加者からのメッセージ

燈子(899) のか細い応答 >>
…………、

女は確かめるように、てのひらで右目を覆う。
何度かゆっくりと瞬きをする。
そうして、そっと眼を開く。

……ええ。
霞みも、なくなった、みたい……
なんだか……かえって少し、ふしぎな感じが、するわ。

女は支障のなくなった両の目で、オルガを見た。
それから、胸元で両手を握りしめ、深く頭を下げる。

あ、の。
改めて……ありがとう、ございました。
食事の、ことも……他の、ことも。
きちんと……考えて、みます……

それ、に。

あなた、にも……ありがとう。
連れてきて、くれて……助けて、くれて。
……ほんとうに。


ヤール(1496) の応答 >>
やあ、もちろん。
オルガ。

 寄りかかっていた壁から身体を離す。
 その足元がわずかに揺れて、彼はおっと、と小さく呟いた。

——さあて、それじゃ、燈子。
これから、どうするかな。



参加キャラクター : 3名