えいがぶだぜ！

ＧＷも終わり早くも5月の半ば、五月病を患っている方は早めの治療を。
さて今回は『百日紅〜MissHOKUSAI』の1本。
原恵一監督の最新作。前作『はじまりのみち』で実写に行ってしまったのでアニメ映画に戻ってきてくれて嬉しい限り。

今作は葛飾北斎の娘、栄（葛飾応為）の物語。栄の目を通しての父北斎と絵にまつわる怪奇現象について語られる伝奇もの。北斎と同様の天賦の才を持ちながら、父を弱虫で泣き虫と断じ、強く真っ直ぐであらねばと思う栄は、自らの弱さと脆さを知りつつも認められない。
クレヨンしんちゃんの頃から、心理描写の巧さでは群を抜いている監督ならではの細かな演出。そして彼女の周囲で生き生きと描かれる江戸の街。
決して派手さはないけど、大画面で堪能していただきたい作品だね。

雑草王女＞
……そんな一体感はいやだ！！！！クソ映画スキーってすごいなあ
『ワイルドスピード』はステイサム兄貴目当てで行っても良いものか逡巡中

ばる＞
動画配信は時々ハマるよね。Huluは最近お世話になってないのでオススメの映画でもあればよろしく

ヤドランカ＞
『フォックスキャッチャー』こちらでは近場で上映がなくて断念したのだけれど、どうだっただろうか
主演スティーブ・カレルがアカデミー主演男優賞にノミネートされていたが受賞は出来なかったようだね
元々コメディ映画主体だった彼のターニング・ポイント的な作品だと評されているようだ
彼の主演作では『ゲットスマート』、あとなかなかオススメしにくいが『40歳の童貞男』という作品が非常に面白いよ
円谷くまプーと言われるとブースカを思い出してしまう……

今週はリーアム・ニーソン主演『ラン・オールナイト』。なんかリーアム・ニーソンてこんなんばっかな気もするけど……
テリー・ギリアム監督、クリストフ・ヴァルツ主演の『ゼロの未来』が気になります。観られた方はご一報を！！

ちょっと前の見たい映画不足が嘘のように、
今は見たいのばっかりで身体が足りなくなりそう〜
んん、うまく時間をやりくりしなくちゃだわ〜！

というわけで…先週言ってた「フォックスキャッチャー」見てきたわ〜
過去にあった、実際の事件を題材にしたお話よ〜

個人的には、誰が殺されるのかを最後まで明かさないほうが
よかったのじゃないかと思うのだけど…
予告をはじめとしたあっちこっちでばらして煽ってたから、書いちゃうわね〜
財閥の御曹司が、レスリングの金メダリストを殺害しちゃう事件ね〜
「なぜ殺したのか？」ってあおってたから、サスペンスなのかと思ったけれど、
んん、これは人間ドラマだったわね〜

犯人となった御曹司は確かに変わった人だったのだけど、
けれど、彼の心中を思うと、異常者じゃない、普通の人だったようにも思えるの…
もちろん、彼のしたことはまったく許されることじゃあないのだけれど！

…最後に流れた、主役たちの「その後」を見ると…
とても、悲しい気持ちになってしまうわね〜

あとびっくりしたのは、御曹司役のスティーブ・カレルの演技ね〜
それまでの出演作から、コメディ俳優さんのイメージが強かったのだけど…
とても危うい雰囲気で、ピッタリはまっていらしたわ〜！
メダリスト兄弟役のチャニング・テイタムとマーク・ラファロも素敵な演技！
レスリングには詳しくないからよくわからないのだけれど、
とってもリアルな動きをなさっていらしたみたい〜
身体作りも、ご苦労されたんじゃないかしら〜？

重厚で面白かったけれど、アカデミー賞は、さあ、どうなるかしらね〜？

そして来週は、「バードマン」と「ら」、どちらを見に行こうか迷っているの〜
あとそれと、「サムライフ」も気になるわね〜！
これはまだ上映期間に余裕があるから、再来週かしら〜

チャチャカさん＞
…というわけで、まだ「バードマン」見られてないの〜
でもそろそろ、上映も終わりそうな気がするし、ぜひ劇場に行きたいわね〜
ああん、身体が２つあればいいのだけれど！

ばるさん＞
まあ！　ばるさんもご覧になっていたの〜？
ヒロイン、最初は自信なさげにおどおどしているばかりだったのが、
次第に自信を持って目に光が宿っていくのが素敵よね〜
本当に、最後はとってもキュートなおばあちゃんになっていらしたわ〜
だからこそ、息子の怒りようとそれを直接浴びているシーンが、
とてもとても痛々しくて見ていられなかったのだけど……
うふふ、女優のマリアンヌご自身が素敵な年のとり方をなさったゆえの存在感かしらね〜