「あるわよねぇ、普段は食べないけど妙に食べたくなったりすることって。」

「いざその時にならないと食べれないからちょっぴり残念だけど、お肉料理もいいわよね〜　
お肉って言うとバーベキューって食べ方があって、開放的な屋外でみんな集まってワイワイ食事するんだけどさ　
まぁ、豪快にお肉食べるのも中々に乙よね〜？そんな感じしないかしら？？」

「実際私からすればこの世界の新王というのはわざわざ民衆を敵に回すことをここまでするわよね〜

ふむ、クローンの技術まで扱うとはね。本来ソレはエンブリオを量産デモすることが目的だったのか、あるいは別の何かを増やそうとでもしていたのか・・・・憶測では答えは出ないわね、まるで雲を掴むかのようね。　そんな話をフィーグルさんとしていたら私もなんだか新王とやらをぶん殴ってみたくなったわね、なんとなく。」

「あら、エンブリオとの共同研究ってやつでも十分に素敵でスゴイじゃないの！　元の世界の魔法をある程度再現するにしても今までと違ったアプローチからの再現とも言えるでしょう、きっと？　エンブリオのスキルだってそうじゃない？　新たな発見でフィーグルさんは『進化』していると言えるわね、あえて進歩じゃなくて進化って言ってみたりしたけど。」

「　言霊術？　どんな技術なのかしら。　確か言霊というのは言葉が持つ神秘的な感じの力だとかだったかしら？？　『今』の私には聞きなれない単語ねぇ、言霊術というのは・・・。」

…………村で薬を作りながら魔法使いやるのかなって人生設計だったかしらね。先代に村襲われたせいでパアになったけど

今は……何かしらね。続けられるだけ魔王を続けたい、とかかしら。
とりあえず後継や代理できるような逸材は育てたいところだけど

あなたの世界だと代替わりごとに別の魔物を…ってわけじゃなくて、元々いるのね

…なんか、聞く話だとそっちの方がメジャーで、私の世界みたいなのは珍しいみたいね。…そういうのもいいなぁ

聞き分けが良い子なのは、そっちもなのね。
そういうのって、かえって緊張しない？　間違っても叱ってくれないから、間違えたまま進んじゃいそうでさ

城そのものが戦闘って、なんか面白そうね！　いい趣味してるじゃないその魔王！
私もやってみようかしら

城一つをゴーレムにするようなものよね。……そういえば前にそんな話をしてたっけ。ホントにやってみようかなぁ

ワインとか飲んでみたいんだけどねー。かっこつけで。
あんまり好きじゃないけど、憧れるじゃない？

こんな感じの悪い顔して、ワイングラス片手にふんぞり返って待ち受けるの

一回やってみたいんだけど、機会が無いのよねー