その朱鳥居はいつから『そこ』にあったのだろうか。
巷に流れる都市伝説、異界に続く鳥居の怪が、今あなたの前に立っている。
傍らには『狐のお宿、こちら』と記された立て札が、誘うように佇んでいる。
引き返すなら今のうち。
けれども一歩を踏み出すならば——
ふわりと身体を包む浮遊感。世界の色が塗り変わる。
気付けばそこは、見知らぬ地。
ぐるりと竹藪に囲まれて、一件の古屋が建っている。
真宵の空には月が輝き、自然の音色があたりを包む。
ここは狐の迷い宿。常夜に揺蕩う妖狐の領域。
* やうこそ *
狐の迷い宿は、狐もしくは狐好きのためのコミュニティです。
開け放たれた古屋で狐たちとゆっくりしていってね!
古屋の外装や内部は人によって様々ですが、内部は不思議のダンジョンと化した無限の領域。
八畳間も四畳半も床の間も、何から何まで揃った異空間です。
甘味なり本なり妙な道具も転がっているので、持ち出し以外はご自由にどうぞ。
基本的には何をしてもいいけれど、暴れちゃだめですよ。
* Enter the Dungeon *
無限に続く迷い宿の内部を、暇つぶしに探索してみます。
最初のうちは探索できる範囲も然程広くありません。
探索の方法は鼻で笑っちゃうほど簡単。
ダイスを振って出た目に応じて、適当に行き先を決めるだけ。そう、何事も気分次第。
何があるかも迷い宿の気分次第。
今回の探索範囲は入り口の部屋を起点とした、三方向。
使用するダイスは
<1D3>。
よかったら試してみてね。
初回だから次回はお休みだよ。
ゆっくり調整していくから、待っててね。
今回の行き先はこちら。
ダイスの目が1:http://file.knightfox.blog.shinobi.jp/b1fc8deb.txt
ダイスの目が2:http://file.knightfox.blog.shinobi.jp/4debcc0e.txt
ダイスの目が3:http://file.knightfox.blog.shinobi.jp/2b543bb2.txt