そりゃ、体のつくりだって違うしな。
女だって強い子供を産まねえと里が……
…

？
女しかいなくても増えるもんなのか？

お、いいのか。
頼む。

芋はあの…ヤドランカとかいう女のとこで焼いてるからよ、
ちょっとこっち来い。

んー……？読めるからだいじょうぶだと思うぞ？
まあ、びっくりさせるのは楽しいってよく聞くけど。

おー、そうだなー。

≫（レグルス＆カカ）さん

オヤ？ コンニチハ、カカさん。

…って、フラフラではナイですか！？ 大丈夫、ですか…？
竹を… ソロえて来て下さったんですか？

（ふらふらな彼の後に心配しつつもついていけば…）

おォ…！ 文句ナシのジュウブン量ですよ。
アリガトウございます。
スミマセンね… どうかムリをせず、ヤスんで下さい…。

ワタシは、ザイリョウをもとに設計でもハジめましょうか…！

レグルス？　レグルスさんって仰るの〜？
まあ　お星様の名前なのね〜！
うふふ、しし座のお星様ね〜
髪の毛もたてがみ色だし、ぴったりのお名前だわ〜

じゃあ、もう息もぴったり、なのかしら〜？
おふたりは、おんなじ種族じゃないわよね〜
なのにそんなに長い間ご一緒、って、ふふ、良いわね〜
ね、どちらで知り合われたの〜？

まあ！　鉱脈〜？
ということは、レグルスさんのおうちは山の中なの〜？
その燃料…？　も、そちらの〜？

…カカさんは、だいじょうぶ〜？
羽根、狭いところで引っかかっちゃったり、しない〜？
足元は、翼があるからだいじょうぶでしょうけれど…

あ、あら〜　いやだわ　おなか、鳴っちゃった〜
カカさん、おいも、そろそろ焼けたかしら〜？

ねえ、レイさんのおうちもそうだけど…
そういうところに最初に住もうと思われた方は、
どうしてそこを選んだのかしらね〜？

私のおうちも、嵐が来たら大変だけれど…
んん、地面はやわらかいから、足も痛くならないし、
それでかしら〜　って思っているのだけど…

……あっ、お魚が美味しいからかも知れないわ〜！

あら…　まあ〜！

うふふ、ありがとう、レイさん！
誰かに癒しの魔法をかけていただくって…
うふふ、めったにないから嬉しいわ〜！

あっ、ケチェさ〜ん！　おひさしぶり〜

砂浴びか……

王城の敷地内故、当然かもしれないが、砂地が少なくて不自由するな

ああ、ただいま。

………。

妙なことになっているな。

まあ、文字とかなくてもこれまでそこそこ意思の疎通はできてましたからね
もう少し明確に伝わる手段が増えた、その程度と言えばその程度の変化です

ピィ
(軽くうなずく)

まあそれはそれとして、上達した方が便利なことには違いないので
きちんと練習はしてもらうつもりではありますけどね

キィ！？
(慌てて首を横に振る)

微風さえ出ればいいような小物なら、小さい羽根だけで済むから…
一般家庭にもたまにあるような、ちょっとした魔法の道具と同じぐらいの価値ですかね

武器だと強い風を出すために、希少な部位の羽根を大量に使って割高になります
…使い方も荒くなって長持ちしないから、常用するのは村の人間ぐらいですけど

ピイー
(片方の翼を差し出す。羽毛は常に気流を発し、長い羽根の先端ほど薄緑に染まっている)

…ですね。信仰の度合いに個人差はあれ、大事な故郷であり生活基盤でもあり
僕もそのためにこの一揆に参加してるわけですからね、頑張らないと