No.1496 庭の片隅INDEX >>
[設立者] ENo.1496 ヤール

コミュニティイラスト
 過去の花咲く庭の片隅


 いまや扱うものもなく仕舞いこまれた、荘園にある物々(アイコン)をお貸し出しします。
 農具、古びたティーカップ、銀のスプーン、黒く咲く花……。
 かつては豊かだっただろう、大きな家と物置には、たくさんの品々が眠っています。

 それらを引っくり返す傍らに、お茶やお菓子などもいかがでしょう。
 用意するには、少々お手を借りねばならないでしょうけれども。

 参加者の方は、リンク先にある画像をIkki Fantasy内にてご自由にお使いください。

 もちろん、物や貸し出しに関わらないお喋りも歓迎いたします。
 我らが庭の片隅、どうぞごゆっくりお過ごしください。
 


 ※当コミュニティと違い、Cno.1495過去の咲く庭はPM専用コミュニティとなっております※
 ※ご注意ください※
 ※蛇足ながら、この場でのPL発言はご遠慮頂ければ幸いです※



参加者からのメッセージ

ヤール(1496) の応答 >>
 オルガの声に小さく笑う。

さて。
私に筋があるものかどうか、判ずるのは私でないからね。
お前がそう言うなら、まあ、そうかも知れないな。

フィガロか。
探せばどこかにはいるだろうがね。
どこへとなると、私にはいくらか難しいな……。

”恋”。

——それは、まったくそれぞれによるんじゃないか。
当人同士の気性やら、状況やら、なにやら……。
一概に言えやしないものだと思うがね。

イコ(668) からのメッセージ >>
 「おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」

だったかしら?
…なんだか、鏡のようね。

 一度眼を伏せて、戻した

ああ、いえ。貴女はヤールさんに本当の人のように接するのだなと、思って。
私は…彼を異様とも思えないから、きっと普通とは違う見え方になっちゃっているのかもしれないわね。

 さてと、と小さく呟いて女は席を立つ
 ちょっと長居しすぎちゃったわね、何て言葉を付け足しつつ…聞こえた質問に振り返った


その恋を燃え上がらせたのは、きっと騒乱の火だけでは無いでしょ?

オルガ(1495) の乾いた低い声。 >>
フィガロはいたりいなかったりするからな……
噂をしてたら出てくるかもしれねえが。

……鳥籠の世界と呼ばれはするが、
あいつはあいつで、けっこう自由勝手なところもあんだよな。

騒乱の中で、
起こった恋?

……そうだなァ。

……ものによるだろ。
冷めることもありゃあ、続くこともある。
続いたって、どっかで冷めることもある。
フツーな答えかね?

……恋ってのは、個別のものだ。
そのたびごとにただひとつ、ひとつきり、
それぞれの状況で生まれて、それぞれの状況で死ぬ。
なにが恋の致命傷になるかは、恋ごとに違う。
だから、自分の手元でその恋が死なないように、
一手一手、難しい手を、きわどいところで、薄氷を踏みながら、
進めていくのがいいんじゃねえのかな。

恋は脆いし、弱い。
そいつを生かすことはひどく難しい。
だが奇妙なことに、人類史ってやつは、
そのひどく難しい戦闘を、けっこうな数のやつが、どうにかこうにかこなして進んできたんだ。

あたしは……少なくともあたしは、守り通された親たちの恋から生まれた。

……人間は恋を生かしてやれる。
人間にはその力がある。
あたしはその、人間の力ってやつは、信じていいと思う。

フィガロ(1498) の華やかな香りがする >>
——パキン、と枝の折れる音。甘く涼やかな香り。ひかりが射す。

呼んだ? ヘクター
ゆらりと姿を現した。どこかで休んでいたのか、生気はかつてに比べ薄い。
イコンにも目を向け、僅かに微笑む。

ごめんなさい、お構いも出来ず
逡巡。他人事の様子で。
……目覚めたら、興味深い単語が聞こえたものだから。
聞いてみたくなった。そんな感情の揺れる結末を……



参加キャラクター : 9名