「おい、クソガキ。てめぇホントに今日はじめてそれをもったのか？」

「ああん？オレがいままでコツコツ練習するようなタイプにみえんのかよ？」

「見える、お前は根がクソ真面目だからな」

「はぁ！？オレが真面目！？どこに目玉つけてんだかこのクソオヤジは！」



「……手先は以外に不器用なんだな」

「うっせぇなぁ……細かいのは苦手なんだよ」

「盗賊より戦士のほうが適正がありそうなやつだな」

「嫌だよ、あんな脳筋みたいな生き方」

「じゃあ、さっさとできるようになるんだな」



「おい！見たかよ！！３リーグは離れてるのを一発だぜ？」

「その程度でテンションをあげてるようじゃ、まだまだだな」

「はん！いつもクールってよりはただ枯れてるだけだろうが！」

「オレなら１０リーグは余裕だな」

「…………見てろよ」








「……………………………」

（心なしか、ずーん、と落ち込んでいるように見える）

（なんか勝手に納得している！）

女は微動だにしない。避けようとする素振りもなかった。

隣で不安そうに少年が見守るなか、女は大きく息を吐いた。

言うが早く、女は片刀を持っていた少女の腕を思い切り蹴りあげた。動きは早い。

ジンギスカンの店のビラをひらひら揺らしつつ、女はそのまま路地を進んでいった。

なら……せめて……

人狩り……いくぜ……

手元から大きな銃を取り出し、構える。

冷たい眼光で見据えながら、その銃口を向けた。

プリマ は以下を装備！
【自由】 ゆっくりえねりwith異国の紋様（ 装飾 / 87 / 活力1 / 治癒1 / - ）