進攻 | エリア:[水辺]星屑の小川 |
CLV | 407 | 愛称 | シャイロン |
一揆 | 7 | 守護 | 聖人サンセットジーン
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MHP | 3822 | STR | 79 | INT | 134
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MSP | 355 | VIT | 79 | MND | 127
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PSP | 21 | TEC | 120 | AGI | 160
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CP | 72 | 料理 | Lv.1 | 作製 | Lv.1
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PS | 79 | 合成 | Lv.1 | 付加 | Lv.1
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【容姿】 奥まで透けるかのような空虚で透き通った金色の髪と眼をし、 子供のような顔で、背丈も小さい。 魔法の箒に座り、よくのんびりと空を飛んでいる。 存在感が低く、人に意識されにくい。
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【性格】 能天気で暢気。いつも何も考えていないような上の空の表情を浮かべている。実際にはどうでもいいことを考えている。 話している時や遊んでいる時には愉しそうに笑っている時もあるが、他の表情を出すことはない。 人目の付かない場所を好む。
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【能力】 フェアリーと契約した恩恵なのか、妖精のように空を飛べる。 自分は老いもせず死にもしない不老不死だ、という意識がある。原因は分からず、自分が本当に死なない存在なのかは分からない。試していないし、試そうとは思わない。ただ、長い年月が経っても自身の幼い容姿は変化しなかった。
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【来歴】 目覚めたら光苔がびっしりと生える洞窟の中に一糸纏わぬ姿でうつ伏せになって横たえていた。それより前の記憶は無い。記憶喪失だ。 自身の能力と名前をうすらと覚えているのみで、他のことは全く分からなかった。 なぜ自分がここにいたのか、なぜ自分はこのような存在なのか、なぜ何も覚えていないのか、いくら考えても全く分からず、いくら待っても何も来なかった。 周りには何も物は無く、光苔がぼんやりと地を照らすのみで、幾つか見える洞穴はいくら進んでも景色は変わらず、永遠にその深淵が続いているかのように思えた。 いくら時間が経っても腹は空かず、そのうち横になって寝た。 それからしばらく、起きては洞窟の中をふよふよと飛び彷徨い、眠くなったら寝てを繰り返す、空々寂々な世界を過ごしていた。
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最初に目覚めてからどれくらい経っただろうか、彼女の元にある旅人が訪れた。 黒でぼさぼさな短髪で平均的な身長と体型、長く着まわしたのか年季の入ったくたびれたマント、シャツ、ズボン、靴。落ち着きがありシワがちらほらと見える顔。歳は中年くらいのように見えた。 彼は世界中を訪れるのが夢の旅人だと語った。 彼に自らのことを話すと、共に旅に行かないかと誘われた。 彼女はその誘いに乗ることにした。その際、服を与えられ、外を歩いても恥ずかしくない格好にされた。 旅人と共に世界を巡り、様々な自然や文化を目にした。それは彼女にとって新鮮で愉しかった。 ある時、旅人はシャイロンがエンブリオと契約していることを知り、試しにとシャイロンに魔法を教えた。魔法適性は良く、エンブリオの恩恵を受けて旅人を助けた。 また、妖精らしいと魔法の箒を与えられた。この箒を使って魔法を駆使する。
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ある時、旅人は旅を終え、故郷の村に戻った。 不治の病を抱えたからだ。持って一年と、医師に通達された。 シャイロンは旅人の家に住み着いた。他に行く場所は無かった。旅人がこの世を去るまでの一年の間、彼に寄り添った。旅人が死んだ後は近隣の町や森を彷徨い、時たま家に戻って寝るという日々を過ごした。 村民からは不老不死の妖精のような子と不思議がられた。恐れる(畏れる)者もいたが、シャイロンの無邪気さを見るとそのような懸念は消え、旅人が連れ遺していった子供と思われた。 多くの者は彼女と接することは無く無関係だったが、一部の大人や子供には仲良く話したり、遊んだりする者もいた。 シャイロンはそのような、ずっと同じような日々に退屈しなかった。怒りや悔みや寂しさを抱えることは無く、その日常がこれから永遠に朽ちも輝きもせず、変わり無く続くように思えた。
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一揆の声は村にも届き、シャイロンの耳にも入った。 シャイロンは旅人との思い出である魔法を大事にしたいと思い、また新しい世界を見てみたいとも思い、一揆に加わることにした。 旅人から譲り受けた、魔法の箒を抱えて—————
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