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一揆参戦 7日目! - Diary |
<< 第6回 第8回 >> |
——— 意識だけが、嫌にはっきりとしてた。 雨。 深々と、深々と、一雨。 静寂。 深々と、深々と、沈黙。 平原、広庭。 いずれ王城に至る道程、立ち並ぶは、手入れの行き届いた草木の風姿。 日の光は遮られ暗く、雨粒は止め処なく流れ、大地は泥濘、雨溜りは散在。 それでも尚、王の意に沿うよう、寵愛を賜るよう、心血を注ぎ整えられたその庭は、 荘厳、雄大。豪華、絢爛。 故に、似つかわしくなく。 大地に、草木に、残された無残な爪痕、戦場の跡。 抉られた土の凹凸、踏み躙られた青草の臭い、焦げるような硝煙の名残。 倒れる、四体の人の像。 雨とともに流れる、深紅色の水。 ——— 意識だけが、嫌にはっきりとしてた。 oblivion anecdote 『あの時の ように』 痛くて、辛くて、苦しいのに。 それでも、まだ、私は、気さえも失うことも出来ない。 『ブランチマン』。 そう名乗った初老男性は、元・王宮騎士団副長だという。 年齢的な退役か、はたまた、能力的な降格か、今は、庭師をしているらしい。 正直なところ、侮っていた。 (嘘、でしょう・・・。なんで・・・同じ人間だと、いうのに・・・) 立ち上がれないほどの痛み、肉が軋み、骨が悲鳴を上げる。 血が、傷口から雨に溶け出し、地に吸い切れないほど、流れる。 (たった“一撃”・・・私は、たった“一撃”受けただけだ。・・・なのに!) ・・・人間同士の戦いで、こんなにも差がつくものなのか。 絶望にも近い落胆が、急速に失われいく『命』に、拍車をかけるように。 私の体は、雨の冷たさに凍え、微風の寒さに、冷たくなっていく。 ——— 意識だけが、嫌にはっきりとしてた。 皆は、無事だろうか。 うつ伏せに横たわる私の脇に、ロキが倒れているのが見える。 ・・・いや、彼の場合は、“落ちている”と言った方が適切かもしれない。 視界の端にある褐色の物は、シャルムの足だろうか。 首を動かす力すら残っていないので良く見えないが、状況的に、彼女も横たわっているのだろう。 ・・・指先一つ、ピクリとも、動きは、しない。 「弱い・・・・・弱すぎるぞ、若造よ。」 男声が、動かない私たちに投げかけられる。 私の死角だが、これは、『ブランチマン』の声だろう。 呟くように、囁くように。 憐れむように、哀しむように。 独り言のように。 弱い私達を、嘲るように。 彼は、言う。 ——— 意識だけが、嫌にはっきりとしてた。 (・・・勝てる、わけがない) 腕一本、満足に上げられない。 慢性的な痛みが、全身に回っている。 息を、吸うのも、精一杯だった。 ・・・私の面前には、愛用の『銃』が、ひしゃげて、落ちていた。 (・・・勝てる、わけがない) 失意、悲哀、卑屈、絶望、諦観。 投げ遣りにも似た、諦めの、陰鬱な、呪われた言葉が、口から出ずとも心中で紡がれる。 折れた銃身を、私の視界が捉えた、時に。 ・・・私の心も、折れて、砕けて、潰えた、気がする。 ——— 意識だけが、嫌にはっきりとしてた。 「貴様・・・」 再び、『ブランチマン』の声が、微かに辺りの大気を揺らす。 “誰か”に投げかけられた、粗暴な呼びかけ。・・・相手は、私ではない。 「一体、誰か・・・」などと、思案する間もなく。 数歩分の男の足音の後、か細い悲鳴が短く響いた。 雨音に、掻き消されそうなほど小さく、弱い悲鳴だった。 だが、確かに・・・間違いなく、“聞こえた”のだ。 リーネの、声だ。 「貴様、我の心を、吸おうとしたな?」 「一瞬だ・・・ほんの一瞬だったが、我に触れたな?」 「怒り・・・いや、負の感情か・・・心を吸うエンブリオとは、なんと珍しい」 衣擦れの音、息遣いの位置。・・・そして、幽かながら、継続的な彼女の苦痛の声。 どうやらブランチマンは、彼女の髪か何かを掴み、無理やり立ち上がらせているらしい。 そんな嗜虐的な行いとは裏腹に・・・彼の声は、まるで、宝物か何か見つけた子供のように、嬉々としていた。 「・・・気に入った。 貴様は、貰っていこう」 ——— 意識だけが、嫌にはっきりとしてた。 これでは、同じだ。 あの時と、同じだ。 『彼女』は、言ってくれたんだ。 《大丈夫》 《必ず、迎えに行く》 《待っていてくれ》 その言葉に、“あの時の私”は救われた。 「大丈夫だ」と、自分自身に言い聞かせられたんだ。 『彼女』が「助けてくれる」と、本気で信じていたんだ。 でも、『彼女』は、結局、来なかった。 あの時と、同じだ。 同じだけど、違うんだ。 ——— あの時、連れ去られたのは、私だ。 ——— 意識だけが、嫌に、はっきりとしてた。 「・・・・・・まだ、立つか」 振り向いたブランチマンの言葉を、一瞬、脳が咀嚼できずに理解を拒む。 気が付けば、私は、立ち上がっていた。 ・・・リーネの悲鳴が、僅か、ほんの僅か、大きくなったんだ。 きっとブランチマンが、掴んでいた髪か、腕を、捩じり上げて、彼女を持ち去ろうとしたんだ。 徐々に、歩幅の広い男の足音が、遠ざかろうと、した・・・ ——— 言ったんだ 痛くて。 つらくて。 苦しくて。 怖い。 勝てない。 逃げたい。 このまま、やり過ごしたい。 ——— 『彼女』が だが、小さな悲鳴に交じって、リーネの声が聞こえた。 それは、本当の声だったのか、それとも空耳だったのか。 そんな区別も、判断も、つかない程度の、ほんの幽かな声だったが 「いやだ」と、聞こえたんだ。 ——— 《必ず、助ける》って。 「・・・連れて行かないで下さいよ」 「私の、仲間、です」 「・・・渡すわけには、いかない」 言葉が、紡がれる。 いつの間にか、そう、口を衝いていた。 足は、がくがくと、嗤う。 背筋は、伸ばそうとすると、全身が軋む。 雨を吸った衣服は重く、冷や汗も交り、不快感は拭えない。 だが、まだ、立っている。 歩き出せる。 腕も上がる。 ・・・体は、動く。 ——— 意識だけは、嫌に、はっきりとしてた。 「若造・・・・・その意気や良しッ!!」 「・・・意気なんて、疾うに消沈してますがね?」 引き摺ろうとしたリーネを、男は離した。 もう一撃、私に、叩き込むために。 それを、私は知っている。 その一撃が、どんなものか。 しかし、私は笑うのだ。 にっこりと、笑って、軽口を叩くのだ。 いつものように。 “あの時の 『彼女の』 ように” |
Message |
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Main Action 1 |
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特にありません。 |
Battle!! |
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攻城戦を開始!
クロネコ は以下を装備!
【防具】 金属装甲裏打礼服( 鎧 / 20 / - / - / - ) 【装飾】 アメジストのペンダント( 装飾 / 20 / - / - / - ) 【特殊】 ラルフ人形( 特殊 / 30 / 復活1 / - / - ) ブランチマンの活力3! ブランチマンのMHPが 2778 上昇!HPが 2778 回復! ブランチマンの防御3! ブランチマンのVITが上昇! ブランチマンのMNDが上昇! クロネコのVITUP! クロネコのVITが増加! |
▼クロネコの行動!
銃身のへしゃげた銃を、大地に投げ捨てる。 ・・・代わりにその手に持っているのは、銃に付ける装備の一つ。
・・・『銃剣』だ。 2 行動の間、クロネコはSTR60%強化! ▼ブランチマンの行動!
2 行動の間、ブランチマンはSTR60%強化! ▼庭ガールの行動!
クロネコに 101 のダメージ! 庭ガールのHPが 81 回復! |
▼クロネコの行動![STR+60%:1]
上がらない右腕で、小刀程度のそれを、強く、握り締める。
握った拳を体側・・・腰に当て、重心を落とす。
——— 瞬間、ブランチマン目掛け、跳ぶとともに刃を突き出す! 『一矢報いる覚悟の剣』
Critical Hit!! ブランチマンに 370 のダメージ! ( クロネコのSTR+60%が消滅! ) ▼ブランチマンの行動![STR+60%:1]
クロネコに 4993 のダメージ!
( ブランチマンのSTR+60%が消滅! ) ▼庭ガールの行動!
クロネコに 106 のダメージ! 庭ガールのHPが 85 回復! クロネコの復活1! クロネコのHPが 1486 回復! クロネコのSPが 38 回復! クロネコの復活1が消滅! |
▼クロネコの行動!
瀕死の状態で立ち上がったシャルムが、妖術を振り絞る。 ブランチマンに 51 のダメージ! ブランチマンは麻痺に抵抗! ブランチマンは麻痺に抵抗! ▼ブランチマンの行動!
2 行動の間、ブランチマンはSTR60%強化! ▼庭ガールの行動!
クロネコに 100 のダメージ! 庭ガールのHPが 81 回復! |
▼クロネコの行動!
ブランチマンに 100 のダメージ! クロネコは狙われやすくなった! ▼クロネコの連続行動!
今にも崩れそうなボロボロの体で・・・そう、強く啖呵を切る。
1 行動の間、ブランチマンはAGI24%弱化! 1 行動の間、庭ガールはAGI24%弱化! ▼ブランチマンの行動![STR+60%:1][AGI-24%:1]
クロネコは攻撃を回避!
▼ブランチマンの連続行動!
ブランチマンのSTR60%強化が残り 3 行動に延長! ( ブランチマンのAGI-24%が消滅! ) ▼庭ガールの行動![AGI-24%:1]
クロネコに 98 のダメージ! 庭ガールのHPが 79 回復! ( 庭ガールのAGI-24%が消滅! ) |
▼クロネコの行動!
2 行動の間、クロネコはSTR60%強化! ▼ブランチマンの行動![STR+60%:2]
Critical Hit!! クロネコに 5447 のダメージ!
▼庭ガールの行動!
ブランチマンのHPが 1127 回復! ▼庭ガールの連続行動!
クロネコに 104 のダメージ! 庭ガールのHPが 84 回復!
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You can't advance... |
進攻に失敗した・・・・・ |
Main Action 2 |
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豚骨 を買おうとしましたが、財布にはPSではなく石が。
[物Lv.19]ゴレム を成長させました!(Lv.19→20、CP-19) [物Lv.5]キラーウルフ を成長させました!(Lv.5→6、CP-5) [物Lv.6]キラーウルフ を成長させました!(Lv.6→7、CP-6) [物Lv.7]キラーウルフ を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.7]キラーウルフ を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.20]ゴレム を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.20]ゴレム を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.20]ゴレム を成長させるにはCPが足りませんでした。 [物Lv.20]ゴレム を成長させるにはCPが足りませんでした。
作製 を鍛錬しようとしましたが、PSが足りませんでした。 ItemNo.3 アメジストのペンダント に ItemNo.6 美味しくない草 を付加しようとしましたが、Lv不足のため失敗しました。
特にありません。
紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 28 増加! |
Let's Ikki !! |
クロネコ(1625) は [森林]護りの森 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました!
城壁の周りを囲む深い森。 その険しさは城壁よりも強固な壁とも云われている。 ・・・危険な生き物が多く生息していそうだ。 |
Next Battle |
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Area Message !! |
Character Data |
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