あまりに天気がいいのでうとうとしていました。

わたしは

あるときは大空をとぶとりさんだったり
あるときは大地にさくおはなだったり
あるときは水中をたたずむおさかなだったり

目をとじれば
そんなこうけいがうかびます

でもーーーーーー

いつだってかわらないのは







わたしは決まって空を見上げているということ


そうしてわたしはまどろみから目覚めます。





そこにはいつだってーーーーーーがあるから。

わたしは１人じゃないからって今日もがんばります

相手を落ち着かせるような、優しく柔らかい口調で話し続ける。

—自分だけでなく、幼く儚い少女が一生懸命に一揆に参加しているんだ。
　 私も、もっと頑張らないとなあ。

近づいてきた女の子は、リボンがとっても印象的だった。

ぼくはフードを指さした。

ごめんなさいされて、あわて　る。

家族が作ってくれたフードの手触りは、ぼくはけっこう気に入ってる。

そう簡単に壊れる作りは、してないけど。
ぼくはフードのみみの根本を持ってどうぞ、って差し出した。

みみをひとと重ねるのは挨拶だから、自己紹介も添えて。