（中の人）前回チキレなんて無かった状態だったので、前回載せる分だった日記も一緒に置いておきますね(´・ω・`)つ





　頼まれたから行ってみれば、まさか試験があるなんてね。
　あっさりと合格して拍子抜け。もう少し苦労するものだと思っていたのだけど。

———ま、負けるわけないって信じてたけどね〜。

　さて、一先ずどこに行けばいいのかしら。
　とりあえずは城の方に向かえばいいのでしょうけど…。

———あんなオッサン、ねーちゃんの手にかかればちょちょいのちょいだってー。

「……さっきから、煩いわよ。あたしの独白に割り込まないでくれるかしら？」

　そう言い、右腰に下げている古びた杖を小突く。

———あいたっ！？　だってぇ〜、ずーっと黙ってるのもぉ〜、タイクツなんだも〜ん。

「貴方も大概良い性格になったわよね」

———やったぁー！　ねーちゃんに3ヶ月13日7時間32分ぶりにほーめーらーれーたー！！

「褒めてないし、細かいのよこの駄杖」

———やったぁー！　ねーちゃんに1日2時間11分ぶりにのーのーしーらーれーたー！！　もっとののし

「この場で捨てられるのと、バラバラにして土に還るのとどちらが好みかしら？」

———調子こいてすいまえんでした；；　目が本気とかマジ震えてきやがった…怖いです。

「……話を戻すわよ。ラルフとか言ったっけ？　あの男、相当の手錬よ」

———え、ボクにはねーちゃんが圧倒してたように見えたんだけど。

「手加減されてたに決まっているでしょう。第一、あれだけの攻撃を受けてケロりとしてる時点で、尋常な体力じゃないわよ」

———そーゆーもんなの？

「そういうものよ。
……そういえば、他の参加者とも同じことをやってる風なことを言っていたわね」

———他の参加者かぁー。どんだけいるんだろーねぇ〜？

「さてね。城を落とそうってんだから、そりゃあ相当いるんじゃないかしら」

　……しかし、たかだか城一つを落とすために、様々な世界から人員を募るなんて。
　あの人から頼まれた時から、厄介事なのはわかっていたけど……この城攻め、色々と複雑そうね。
　ま、あたしはただ、頼まれた依頼をこなすだけ。
　どんな複雑な事情があろうが、あたしには関係のないことよ……。

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（中の人）ここから今回の分です(´・ω・`)つ
何も無かったら、チキレ敗北者のやつめと嘲笑してやってください。








　喋る変な魚を倒して、とりあえず一息付く。
　こういった変な原生動物みたいなのを見ると、既視感を覚えるのだけれど……まあ、気のせいかしらね。

「ふぅ……。全く、骨の無い相手だったわね」

———うぅ〜、あんなの殴ったから身体がぬとぬとだよ〜。

「はいはい、後でそこの川で洗ってあげるわよ」

———やったぁ〜！！　そ、その…やさしく洗ってくれると嬉しいかなって///

「気持ち悪いから、くねくねしないでくれる？　放流するわよ」

———ジョーク、ジョークだからあっ！　そんな放置プレイはらめなのぉ〜！！

「そんなに怯えなくてもいいじゃない、あたしもジョークなのに」

———えっ。

「あたしもジョークよ」

———えっ、でも目が笑ってな

「ジョーク」

———アッハイ。





　……それにしても、奇麗で気持ちのいい場所だわ。

「もうちょっとここで、ゆっくりしていたいなぁ……なんて」

———ねーちゃん、何か言った？

「何でもないわ」

———……。

「何か言いたげね」

———それじゃ、ねーちゃん、この際だからはっきり言わせて貰うけど。

「な、何よ。急にそんな真剣な声出して」

———水浴びしないの！？

「………………はぁ？」

———いやだってこういう奇麗な小川と美少女という組み合わせがあってなぜ水浴びという発想に至らないのか全く理解できないわけでだってそうでしょ戦いで汗びっちょりになってうぅ気持ち悪いよぉじゃあ水浴びしなきゃねってなるのが凄く正常な考えであって、その考えに至らないねーちゃんはちょっとどうかなぁとボクは思うわけですよ大体こないだっｔ

「ねえ、ティー。次の目的地が決まったわ」

———もちろん、水浴びに行くんだよね、そうと決まったら早く脱ごう今すぐ脱ごう、はぁはぁ……！

「滝壷よ」

———やったぁ滝壺！　……えっ。

「そこからティーがダイブしてあたしを楽しませてくれるのよね、楽しみだわ……」

———ちょ、ちょっと待って、ナニソレボクキイテナイ。あ、でもそういうドＳな笑み浮かべてるねーちゃんも大好き！　ってちょっと待って、ほんとに滝壺の方向に歩いて………アーッ！！