結局、書きかけの日記を書いていたら寝過ごしてしまった。
このところ、新しいことは増える一方で過ぎてしまった事に手をつける暇がない。
それは、喜ぶべきことなのだろうか。


星屑の小川へと進行を開始した。
其処は、小さな段差が多く弾ける水が光を反射して煌めく様が確かに星屑であるかのようは場所であった。
先人も粋なことをするものである。

その小川には、幼児くらいの大きさもある魚——レモラと、
麗しい女性の下に魚の尾を持つ——マーメイドが潜んでいた。

レモラは人の言語を解する一方、遊び好きで人間に度々ちょっかいを出してはけが人を出している。
マーメイドにとってはそんなレモラが隣人なものだから、誰も彼もが乱暴なひとだ。
なので、結局話し合いが通じないことがおおいらしい......もったいないことだが。

その戦闘でびしょぬれになりながら、ご飯と魚を蒸しながらスケッチブックを手に取る。
こういうのは得意ではないのだが、何事も経験だ。
今回は忙しかったから軽いものになってしまったけれど
今度からは練習として風景画をかいていきたいと考えている。

鈴蘭が咲いていたので、模写も添える。
試験的なものゆえ、今回は映ってないかもしれないが。
　

......今日も出遅れることに定評のあるれいかなのでした。
学ぼう、ね？