不安定な足場の中で、なんとか魔物を撃退したミルフィーユ。
しかし対岸にたどり着くころにはすっかり濡れ鼠と化していた。

残念ながら着替えは持ってきていないため、休憩もかねて服を乾かさなければならない。
どこか人目のつかない、日当りのいい場所はないものか・・・
徐々に重たくなる足を引きずり歩き回ると、谷あいに具合のいい岩場を見つけた。
日光の当たる岩に服を当てれば乾くのも早いだろう———
ミルフィーユは上着を岩で干しながらしばし休憩することにした。

(last check・・・ 1D100 = 87 ( 87 ) ) Success!

ぽかぽかと気持ちの良い陽気の中、存分に日光浴を楽しむことができた。
服も体もずいぶんと軽くなり、冒険を続ける元気が湧いてくる。


・・・川の方から物音が聞こえてくる。魔物だろうか？
注意していると突然川辺から半裸の男が現れた。
川で泳いでいたのだろう、パンツ一丁で全身が濡れている。
小麦色の肉体が目にまぶしい。
隠れようとしたが、すぐにこちらに気が付き向こうから声をかけてきた。

「ンンーフッフウ！」
（両手を腰につけ、胸を張る）

「私の秘密の楽園に勝手に踏み入るとは」
（横向きになり軽く腕を組む。胸の厚みを強調する）

「イケナイ子猫ちゃんだア」
（くるりと背中を向けポージング。背面の筋肉群を強調する）

「その様子を見るに、さぞかし君もここが気に入ったのだろうナア・・・
日当たりもよく自主トレスポットにはうってつけ・・・だが今、ここは私の場所だ」
（後ろを向き体勢をキープしたまま）

「ゆえに奪い取るがいい・・・できるものなら！」
（首の後ろで手を組みながら振り返る。腹筋と脚部の筋肉を強調する）

(next check・・・ 1D100 = 100 ( 100 ) )

杖を一振りすると、ルリアンナ材は木彫りのクマへと姿を変える。