さっくりラルフさんからネクターを受け取って、ユナちゃんと合流した。
ユナちゃんも無事にやれたみたい。むしろ、今ならボクが思っていたよりもずっと強くなってた。
出会ったばかりの頃のことを気にしていたけど…ボクの気にしすぎなのかな。
でも、だからこそユナちゃんをこれからも支えていきたいな。



それと、ユナちゃんと合流するまでに、知り合いの外郎が家族連れで来ていたからせっかくだしと合流して一緒に行くことになった。
相変わらず外郎のところは仲良くていいよね、夫婦どこに行くにも一緒だし。
今回は跡取り娘の苺ちゃんを連れてきてるみたい。なかなか楽しそうな子だね。



ユナちゃんはユナちゃんで、何か不思議な妖精さんを連れてきてた。
グラスちゃんって言うその子は、懐かしい香りに包まれた子だった。
置き忘れられた思い出の結晶。なかなか風情があっていいね。



さぁ、これから先どうなっていくかな？

ふと、視線を感じた。

周囲を見渡せば、貴方の姿を眺めている少女の姿が見つけられるかもしれない。

白金の妖狐はじっと貴方を見つめている

妖精がくしゃみをしている。どうやら、羽毛に反応してしまったようである。

そばにいる子を見て