境内のお掃除してから、晩御飯の準備まで時間があって、川に居たら寝ちゃったんだけどね、

気づいたら知らないとこにいて、もうびっくりしちゃった。

水が、どっばぁー！って、出たんだよね！

これきっと、暑いときにいいよねー

外人さんって、初めて見たよ。

でも、日本語でお話できたの、何でだろうねー？

おいしいよねー。 甘くて！

？？ 違うの？

さっき色々貰ったけど、どれがネクターかなあ？

やあやあやあッ！
セルフォリーフぶりだねッゆうこ君とフィネ君はッ。
フィネ君はどこか少し印象が違うが。
だけれどしかし兎にもかくにも、
神の導きか再び出会えた事を喜びたいねッ！

王の正義と不正義！この革命の意義と是非！

……興味が無いわけではないが、
彼らの行動如何は、けっきょく彼らの世界の在り様にしか関わるまい。

私は私の意思に従うだけで、それはきっと君たちも同じなのだろうと思う。
私たちは別個だ。
でも、最終的に私は君たちを悪いようにはしないし、特別悪いようにされることも無い。
ともに歩もう。少なくともしばらくの間はね。

えっとね、おにぎり作ったんだけど、どうかなあって。 僕、こういうのしか出来ないし…

これが梅干でね、こっちが野沢菜で、っとこっちが山菜おにぎりで、

あ、山菜おにぎりね、きのこが入ってるから… 苦手だったら、これ、きのこないのだから…

勇凜くん、
宜しく頼むよ。

ここは《メルンテーゼ》さッ。分割世界のひとつだね。
王は一人しか居ないから、国に名前は不要だし、たぶん無いのだろう。
……ああ。
どうして君自身がここに来たかもわからない、ということなら、
《分割世界》という概念もわからないかな？
だったら、それもおいおい話そう——

ユーリン君だったかな？
ともに行くのはもちろん構わないよ、着いてきたまえ。
私たちは革命戦争の見学者だ。
君が何者であれ、面白い経験が出来ると思うねッ。

とりあえず、一緒に行くことになったみたいね
散歩になるか地獄の道連れになるかは分からないけど……よろしく

ヒトも道具も無価値なものはない。
総ては——女神の供物と成り得る！

これも、鍛錬ね

はーい！

にゃー？

にゃー？

にゃー？

にゃー？

——この場で全て否定され女神の胃袋へ消えるか。
或いはその《世界》の残滓だけでも、わたしと共に総てを否定しにゆくかだ。
選択権がある——わたしにな。

よーし、次のやつ！

次こっちかな…

「たぶん、有用なものだ。拾いたまえ」

「貴様が拾え。他に何も出来ないんだから」

「やれやれ……まあ良いかな」

みつけた！

言っておく事があるがね、ヨネア君——

分かってるさ。殺せばいいんだろう。

えっ君ってそういう次元なの？……バカかね？

はーい！

手合わせ、よろしゅーな！

マイカを肉壁として召喚…

あー、……終わりだ終わり。
幾らアタックを加えてもな、殺すどころか一つの害も加えられんよ。
きみの神が幾ら強かろうがね。戦士ひとりの権力じゃあ、
いち《分割世界》の法すら超えられんのさ、今はまだ。

よーし、次のやつ！

「……ほォ、あれは」

「待ちたまえヨネア君ッッ！慎重性も力のうちだよ。気をはやらせてはいけない！」

「貴様はわたしを狂犬か何かと思っているのか？殺すぞ」

もしもーし…

ふふ、来たか馬鹿どもめ・・・

ハッ！“本気”ならとっとと始めれば良いのに——

……欺瞞だ。《アンジニア》は怒っている。
貴様は否定される。この世界からなァ！

殺すのはやめろ、ヨネア君ッ！君の今後の為だぞッッ

部外者が水を差すんじゃないよッ！わたしはヤりてェんだからさァ！

え、そういうの、いいです…