ぬー…ねねさま達と会えたのは良いのじゃが…

…ルナが来ておらぬのは、怒っておるのかのぅ…

妖狐堂への転移符も落としてしまったしのぅ…
ねねさま達の分、使わせてもらえるじゃろか…

あうっ？

やっと追いついた、莫迦狐。

！……る、る、る…

…五月蝿いし暑苦しい。どれだけ探しまわったと思ってるの。ホントに、莫迦なんだから。

ほ、ほわァァァあ…そ、それにしたってゲンコツは無いのじゃぁッッ…

…ん〜

……なに？

…これだけの人数の中、ワシを見つけるの大変だったじゃろ？

…ケンカ売ってるの、ヒメ。

ちょちょちょちょっ、ち、違うのじゃーっっ！？！そんなつもりないのじゃよ！？

…ありがとう、なのじゃ。こんなに汗掻いてまで探してくれて、嬉しいのじゃよ。

だから、ルナは大好きなのじゃっっ♪

何やらこの世界は大変なことになっておるが…

…乗りかかった船なのじゃ。皆の手助けをしたいと思うておるが…
…ルナも、来てくれるかのぅ？

…そんなの言うまでも、無いでしょ。

…んっ。

頼りにしてるのじゃ。ルナっっ♪

おぉお！皆も来てくれたのじゃな！心強いのじゃー！！

…ルナの姿が見えぬが…怒っておるのかのぅ…

やーん、この子もふっかふかー！
何もー、ここ天国！？ 天国なの！？

あっと……こ、こんにちわ、ごめんねいきなり。
ちょっとテンションあがっちゃって……

私、ユナっていうの！
ねっ、あなたのお名前は？
それと、やっぱり狐さん？

（ったく、一揆ちゅうわりには大して戦場にはなっとらんのぉ。暇っちゅうか……お？）

（……黄色、いや、金色やな。……どこぞの子狐思い出すわ。……高く売れるかのぉ、なんてな）

おう、そこの金色和服の嬢ちゃん。ちょうええか？

　……　

おぉ、可愛い子が……ってなんでぇ、チミモーリョーの類じゃねぇか。
もう少し人間に近ぇ方が好みだなぁ俺様ぁよ。そう贅沢言わねぇけど。
でもまぁオトモダチご紹介いただくのも手ではあるか？　それもアリか！？
んーとりあえず声だけかけてみるか、そこの嬢ちゃん暇してっか？

　……　

あっ、ヒメちゃん！
私だよ、私私、ゆずりはっ。

こんな所で逢うなんて奇遇だね。ヒメちゃんは元気してた？
私も成り行きで一揆に参加する事になったんだけど、大変でもうへとへとかも……。

ヒメちゃんは、大丈夫？

さてと、行きましょうか。やれるだけをやる…いつも通りにね。

妖狐堂一番槍がアヤメ、推して参るのだーっ！！
どやっ！？かっこいい？ねぇかっこいい！？

か、観光に来ただけなのに…
どうしてこうなったのじゃー！？！

にゃー？

にゃー？

にゃー？

ふぅ…勝てたわね、とりあえずは。慢心せずに次へ行きましょう。

戦闘終了なのだっ！喉渇いたねぇー。ヒメー！ジュースジュース！

むぅ…イマイチ調子が出ぬのぅ…

…ルナが居ないせいじゃろか…

しんぐーん、かいしーっ！

れっつごー陰○師！どんどん先に行くのじゃー！！

ちゃられりーん！これはいいものだーっ！！

ほゃ。これは…何かに使えそうではないかぇー？

……あそこに誰かいるみたいだけど

敵艦見ゆっ！じゃなかった、そこにいるのは誰なのだ？

誰かいるのじゃー！話しかけてみるのじゃー？

ふふ、来たか馬鹿どもめ・・・

……面倒だけど、まぁいいわ…

えぇー！？ご飯のおかずにならない事はやりたくないのだっ！！

こ、これは…挑戦状というヤツかぇ！？